きらきらひかる

その時々、思ったこと、考えたこと、感じたこと・・・

ロマンチックのかけら。

2005-11-27 | 本のこと
ほえ~、ロマンチックのかけらも感じられないよ…と思って数日。
昨日で少し光が見えてきたかも、というかわかってきたかも?と思っている今。

ふと思い立ってシェークスピアの『ロミオとジュリエット』を本棚から引っ張り出す。
あれれ??あっという間に読み終えちゃったよ、こんなものだっけ?
よくよく考えてみてその原因がわかりました。
情景描写が書かれていないのです。ほぼ登場人物の会話だけ。
自分で想像をめぐらせていないと、淡々とストーリーは進んでいって終わってしまう。
だから、何も考えないでただ文字だけを追っていると
ロマンチックさも切なさも、悲しみも感じられない。
視覚的、聴覚的なものってすごくウエートが大きいのだなぁと改めて思いました。

視覚的なものでは表現できないとき、
どうすればストーリーや情景が思い浮かぶようなものにできるのか。

ロメジュリってすごい。
チャイコフスキーだけでなくて、グノーやプロコフィエフも作っているし、
映画もあるし、日本人のソプラノ歌手(名前失念。)も歌ってるし。
ロメジュリ関連を探すとまだまだ出てきそう!
いろいろな人が惹かれる「何か」があるのでしょうね。
その「何か」がまだ私にはわからないけど…。はぁ。


最後の解説を読んで初めて知ったのですが、
シェークスピアについては、手紙も日記も残ってないんですね。
いまでもロメジュリをはじめシェークスピアの作品はたくさん残されているのに
シェークスピアの存在そのものからして疑われている説もあるとか。
へぇ…。

文学史もいろいろ知っていると面白いんだろうなぁ。
と思っているのはただの現実逃避だということはわかっていますとも。やれやれ。

*シェイクスピア、中野好夫訳『ロミオとジュリエット』新潮文庫

新記録♪

2005-11-26 | 自分のこと
うっかり図書館の本の返却期限を忘れて延滞してしまったので
今日、改めて借りに行ってきました。
今日は学士・編入学試験の日だったようです。
実は受験する人、かなり多いのですね。驚きました。

そしてかなり久々に化粧品売り場に行ってきました。
女性としてどうなの!?と悲しくなりますが、化粧品売り場、苦手です。
できれば行きたくないし、行かなくてはなときもできるだけ滞在時間が短くしたいと思う。

ですが・・・

今日は意を決して行ってきました。
カウンターに1時間ほど居座りました。
初めてリキッドを使う私にバイヤーのお姉さんがフルメイクをしてくれたのです。
やはりプロはすごいです!!
鏡で自分の顔を見るのはかなり恥ずかしいですがちょっぴり幸せな気分に浸ってしまいました。
きちっとお化粧をしてもらうと自然としゃきっとするから不思議。
背筋を伸ばしてちょっとオトナな気分で過ごせました。
といっても自分では再現できないところが切ない

持つべきものは・・・

2005-11-25 | 日常のひとこま
やっぱり一緒にいて癒されるお友達、先生ですね。
今日は、大学でいろんな人と会っておしゃべりできました。
心から安心できるお友達との他愛のないおしゃべりほど元気になれることはありません。
O先生は本当に面白い、というかかわいいです。
淡々とお話される先生なのですが、とある話題になると目が輝くのです^^
見てるだけで面白いです。(ってこれは失礼なことかも
そしてかわいいかわいいYちゃんも。
今日はYちゃんの大好きなパン屋さん、トーホーベーカリー(?)さんのパンをいただいちゃいました。
くるみパンがものすご~くこうばしくておいしかったです
どうもありがとう!!
私の卒論が無事提出できたら、パンツアーに行きましょう。

そして久々にクラ吹きサマと一緒に帰ってきました。
オケに行くのではないのに一緒に電車で帰るのって、実は初めてだよね。
外見的には元気そうだったので安心しました。

今日は人のぬくもりというか、安心しておしゃべりできる友人たちとたくさんおしゃべりできて、本当に幸せな気分です。

これからも仲良くしてくださいませ
なんだか充たされた一日でした。

センセイの鞄

2005-11-24 | 本のこと
卒論がやばいのに読んでしまいました。
最近は、読書は電車の中だけ!って決めてたのですが
もうなんていうか読むしかない!!という強迫観念で読んでしまいました…。
私って意思が弱い、楽なほうに身を任せてしまう傾向がある。
だから、流されないように一度立ち止まらなくちゃいけません。
そして冷静に考えないと…。
酔っ払ったり、テンションが高いと、
後先考えなくなってしまうのです、気をつけないと…。

川上弘美さんの作品はこれが初めてではない。
『おめでとう』『神様』を以前に読んだ。
この2冊は、なんだかよくわからなくて、
というか私には馴染まない気がして疎遠になってました。
でも、この『センセイの鞄』は好きだなと思った。
というより、本当に同じ作家さんなのか!?と名前を確認しましたよ
ストーリーというよりセンセイやサトルさんが好き。
センセイの使う言葉がとても丁寧で、そしてとても正しくて。
乱れた言葉の中で生きている私にはなんとも心温まる思いがしたのです。

自分の気持ちに素直になることって案外難しい…のは私だけかもしれないけど。
素直になるためには、自分の気持ちがはっきりわかっていなければ素直にもなれない。
でも、今の私は、自分の気持ちがよくわかってない。
22にもなってなんだか情けなくなってしまう今日この頃。

*川上弘美『センセイの鞄』文春文庫

好きな眺め。

2005-11-21 | めざしていること
土曜日の、人がほとんどいない大学が好きです。
午後から研究会に参加させてもらうことになっていたのでちょっと早めに大学へ。
大学でいちばん新しい建物の1Fから、この景色をぼーっと眺めるのが好き。
そんな好きな場所のひとつ。
のんびりコーヒーを飲んでました。
やっぱり緑がたくさん混在している空間は癒されます。

土曜の研究会では、また憧れのというか目標にしたい方を見つけました。
その方は、現職を6年間経験してから大学院で勉強してきた方です。
なんていうか私がなんとなく感じてきたことを見事に実現させようとしてるんです。
とにかく共感できるお話が多く、まだまだその方の足元にも及ばないけれど
今後のヒントをいただいた気がします。
伝えたいことがある、考えて欲しいことがある、
それをどう指導案におとしていけばいいのかが大切だという当たり前だけど、
ややもすると忘れがちな視点をしっかり押さえられていてすごいなぁと思います。

修論が完成したらぜひ読ませていただきたい

大人への一歩?

2005-11-19 | 日常のひとこま
苦手だと思っていた赤ワインもおいしく感じる私を発見しました。
今日飲んだのはボジョレー??
っていうかボジョレーって何??赤ワインのひとつ??

がんばって!

2005-11-17 | 日常のひとこま
がんばらなきゃ、がんばらなきゃと呪文のようにつぶいている今日この頃。
がんばらなきゃって思えば思うほど
悪循環の輪にはまっている気がするのは気のせいじゃないと思う。
泣きたい、絶望的な気持ちになる。
そう感じてしまっているのに
誰かに「がんばって!」とはあまり言いたくない、少なくとも今は。
でも、普段ならがんばってと言うところをがんばってと言えないとなると
何て言えばいいのだろう…と途方にくれてしまう。

「がんばって」って実は厄介な言葉だなとしみじみと思う。
そして自分のボキャブラリーの貧弱さに落ち込む。
私、何のためにいろんな本読んでいるのかしら…

要は、卒論が遅遅として進まないのです

所要時間・・・

2005-11-15 | 日常のひとこま
今日は朝、起きた時からパスタが食べたいと強く強く思ったので久々にパスタを夕ごはんのメニューに
今日は和風スパゲッティ♪

パスタは大好きなのですが…
我が家のキッチンは性能のよくない(←ポイント!!)電気コンロがひとつあるだけ。
だからパスタを茹でるためのお湯をわかすのにすごく時間がかかるのです
おかげで1時間以上かかります、テーブルにたどり着くまでに…。
次のお部屋はキッチンの機能性と収納性だけは譲らないで探そうと思います!!!
でもどっちにしよう…。
このまま?(もちろん部屋は替えるけど)横浜?
贅沢な悩みですが決められな~い

まぁ妹からのお土産の白ワインと共においしくいただきました。
飲んでから「おひとりさま」への階段を歩んでしまったことに気づくのでした

でもよい気分転換になりました



現実逃避に

2005-11-13 | 本のこと
ちょっぴり休憩と称して本を読む。
江國さんの『泣かない子供』
エッセイものはあまり好きじゃないと言っておきながら
実はいろいろ持ってることに気づいて苦笑。

私の苦手なもののひとつ、それは「美容院」。
だから本当に行くのは十分な心の準備が必要。
そもそも呼び方からして困る。
一応、美容院と呼んでみるけれどなんか「院」て大げさだし…。
とにかくあの空間そのものが全て苦手!
カットしている間中、大きな鏡の前に座っていなきゃいけないことからして苦痛。
どうして2時間近くも自分を見ていなきゃいけないの?
なんて思う私は女としてどうなの?という思いもよぎるけど、
苦手なものは苦手なのだから仕方ないと開き直ってみる。

と思っていたら江國さんも美容室にまつわることを書いていた。
「いつもの鏡 いつもの鋏」というタイトルで。
そうなの、そうなのと思った。
そしてどんなに苦手でも必要であることも、そうなの!

私は一人暮らしを始めても
帰省する時に高校生のころから切ってもらっているところに通っていた。
でも、担当していてくれたお姉さんが辞めてしまって…
さてどうしようと思っていたところに
友達の友達が美容師さんでカットモデルを頼まれてその方に切ってもらうようになった。
その方も、腰を痛めて今は休職中…。
そろそろいい加減切らないと…と思うもたくさんありすぎてわからないし。
かといって思いつきでも選べない…

これを読んで思い立った。
三鷹に住んでいる友達が髪を切るときに便乗しちゃえ!!
そしていそいそとメールを送って、現実逃避は終了。

*江國香織『泣かない子供』角川文庫

色づく。

2005-11-12 | 日常のひとこま
いつの間にかイチョウの葉の色が変わっていました。
なんで気がつかなかったんでしょ?
色づきに気づくこともできなかったなんてそんなに余裕のない状態でいたのだろうか、私。
キャンパスの風景をみて、あぁ秋なんだなぁとしみじみと思ってみたり。
コーヒーでも飲んでたそがれたい衝動にかられたけれど
風邪をひきそうな体調なので断念して部室へ行く…

これぞ「秋」の景色と思って携帯を変えてから初写メを撮る。
最新の携帯じゃないけど、前のよりは綺麗に撮れてるかなぁ??
でも逆光で(?)イチョウの黄色、わからない
うーん。。やっぱり正面に持ってこれないし、画像も小さいまま…。
どうやったら大きく載せられるの?>みー様