津軽弁でジャズ
先日、ロイヤルホースに伊藤君子さんのライブを聞きに行ってきた。
大御所・君子様のステージで、衝撃的だったのはこの曲。そして、生年月日をみてびっくり。いつまでもお美しい。
あの客席でこの歌の意味が全部理解できたのは、たぶん私だけだと思う。ここは、大阪。私は、八戸市生まれだが、父が津軽出身でよく遊びに行ったので、聞き取りはできる。
言葉と言うのは、使わないと忘れるもので、故郷の言葉、南部弁は、最近まったくしゃべっていない。以前いた香港で覚えた広東語も忘却の彼方。英語は、ジャズとサークルのお陰で何とか維持・・・。
でも、昔話していた言葉は、聞くと思い出す。
君子さんの津軽弁のジャズ、英語の時とは、違う雰囲気のやさしさや懐かしい匂いがした。ライブでは、その後4拍子の、軽快なリズムに変わりその対比が実に素晴らしかった。(ちなみに君子さんは、青森の方ではありません。)
そして、ひとつ言っておきたい。青森弁は、ひとつではありません。いなかっぺいや吉幾三の言葉は、津軽弁。私は、南部藩のほうで、南部弁。その辺のことは、又ライブでお話します。松山ケンイチや田中よしたけの使っている言葉です。
何だか懐かしくなり、昨日母に電話した。