WILD FANCY ALLIANCE

まともじゃねえ…あんたらまともじゃねえ…

2010年の読書をふりかえって

2011-01-07 00:49:05 | にっき
2010年の1年間の読書は、ソーシャル・ライブラリーによると184冊/1.9日に1冊ペースでした。

去年の1月日記で、
「2009年の読了冊数は147冊。2.5日に1冊ペース。
これを3~4日に1冊ペースにして、まとめて読まずに「寝る前に2時間」とかにしたい。」
と書いてたくせに増やしてどうする。
とはいえ去年は買ったマンガ(借りたのは除外)や図書館で借りた絵本も登録しはじめたので
そのせいだと思う。そう思いたい。
私にとって読書=現実逃避の場合が多いのでのう…

面白かった本をいくつか。
哲学・宗教
『信仰が人を殺すとき - 過激な宗教は何を生み出してきたのか』
『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』

数学関連の本も、サイモン・シンという書き手に出会えて良書に恵まれる。
『フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで』
『暗号解読(上)』(←ハードカバー本は1冊に収まっています。私は文庫版読書中)

長いこと探していた本も取り寄せてもらった。絶版になっているのが勿体ない。
『ルリヤ 偉大な記憶力の物語―ある記憶術者の精神生活』

その他生態系についての『捕食者なき世界』も読み物としても大変面白く出来ている。
社会学『母は娘の人生を支配する―なぜ「母殺し」は難しいのか』もよかった。
でも今年は情報社会学の本があまり読めなかったなー。

巷で人気の本もなるべく読むつもりで頑張ったが、『IQ84』は相変わらずの村上ワールドで
安心といえば安心、読む甲斐がないといえば甲斐がない…。
某人気作家達の本も合わず。唯一面白かったのが『風が強く吹いている』。
これ読んだら箱根駅伝が格段におもしろくなりました。
海外文学ではラテン文学特集で、マヌエル・プイグ、バルガス=リョサなどもよかったのですが
その以上にガツンときたのはミランダ・ジュライの『ここにいちばん似合う人』。
映画監督でもあると知って納得の短編集。恐ろしい才能だなー。
そしてタイ好きである私が偏見で選ぶ小説部門ベストはラッタウット・ラープチャルーンサップの
『観光』であります。

さて、全ジャンル通しての2010年ナンバーワンは…ダラダラダラ(ドラムロール)
友人A氏にオススメしてもらった
『BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族』!
犬よりも馬よりも、実は人間こそが「走る」ために進化した生物だったという説が目から鱗。
http://www.amazon.co.jp/dp/4140814144/

今年もよい本に沢山めぐり合いたいものです。
でも読みすぎ注意でな…


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