辞めろ！辞めろ！野村！と外野席右翼側の大合唱、無策が愚策だから当然である。正直、疲れる。

　同じような考えを持っているんだ、と始めて思った。何時も負けてばかりなのに、それでも２万人のファンが見に来ていた。これだけ来るのは、勝ち負けではなく、お祭り騒ぎを楽しむために家族同伴で来る、近頃のファン気質を表しているのではないかと思った。

　ゲームの後半戦に入った頃から、点が取れないと辞めろコールである。選手の動きもイマイチどこか鈍い。特に打席に立った時の元気さが伝わって来ないのが気になった。フルスイングをする者が居ない、当てるだけのバッティング、それにファーストストライクを悠然と見逃す、絶好球なのに振るそぶりも見せない。

　外野席から双眼鏡で見ていると良く判る。これが弱小球団の選手の特徴である。力の無い選手は打席の一番先に立って、死球でも出てやろう、打つなら変化をする前に打ってやろうと工夫をしたものであるが、近頃はケガが怖くて打席の前には立たない、かくて外角は手が届かない、内角は差し込まれるの悪循環である。

　無死１,２塁でラン＆ヒットやバスター＆ランが無い。久しぶりにヒット＆ランを見たが見事失敗してファールだった、何時もやっていないからこんな事で、昔々の機動力は全く見る事が無かった、あったのは単独盗塁だけ、長打の無いチームで、これでどうやって勝つのか、野球は１点でも多く取ると勝てるゲームだ、座して勝てるはずはない。

　とうとうお気に入り選手が減ってしまったが、それに外人選手が打てないのに相変わらず先頭バッターである、若手の有望なのが居るのに何故、使わないか、日本人選手と同じようのファーストストライクが振れない、当てるのがやっという無様さを最後まで晒している。

　勝ちに行く意識が無いのがＮＯ～村である。恐らくハゲ茶瓶と同じ考えだろう、勝たなくても良い、観客が入りさえすればそれで良い、だから社長になって一度もＡクラスに為った事が無い。それでオーナーと名乗っているんだから癪に障るのである。
　
　カープのオーナーは県民一人ひとりがオーナーであり、全国のカープファンがオーナーである。松田の私有物ではない。万年Ｂクラスの責任を取って辞めるべきである。

　　怒り心頭の７３歳。