地方球団で、それでなくとも消えるのではないかと言われている地味なチームが、まるで覇気がない。その昔はリーグのお荷物球団と言われた、それが一転奮起で優勝までするようになった、ところが、また昔の連戦連敗が懐かしいのか、観客の多さに満足するだけで、相手の引き立て役ばっかり引き受けて、翌日の記事は必ず、相手の主役を際立たせているだけである。一番悪いのは外人監督の温情采配、ドライに割り切るのかと思ったが、前任監督と全く一緒、打てないのに何時までも打たす、ガンガン打たれているのに替えない、聞けば、普段一生懸命練習をしている姿を見れば、出してやりたくなるのだそうである。これでは勝てる訳がない、見逃しの三振といえば打者にとって一番屈辱的な行為であるのに、誰も彼も、平気でダッグアウトに帰ってくる、罰金を取ってボランティアに使うとか、次の打席は行かせないとか、すれば、少しは緊張感も出てきてバットを振ってくるのだが、それもない。観に行ったフアンはいいツラの皮で、貴重なゼニを時間と一緒にドブに捨てたようなものである。個々の選手の名前を挙げる事はないが、ベテランが若手の足を引っ張って、悪い見本を見せているのだから意気が上がるわけがない。何遍、開幕前後から捕手にメールを送った事か、体力、実力で劣るなら、せめて、やる気でガッツのあるプレーを見せろ言ったのに、それもない、同じ選手に3ランと2ランだそうである、常々、野球は捕手で決まりと思っている、だから捕手にメールなのである。打たれて俯いて帰る姿は見たくない。負けたゲームの話も聞きたくない。フラストレーションが溜まる一方である。内角に投げさせておけば打たれる事もないのに、阿部からゼニを貰っているんじゃないかと思いたくもなるのである。観に行けば、バカヤロー!と怒鳴りたくなるが、近頃は女性客が随分増えたので、そうそう汚いヤジは飛ばせなくなった、だから、ハナから行かないのである。韋駄天広瀬が言ってた、カープは問題があり過ぎると、確かにそうだ、社長も個人所有でもないのにオーナーと名乗り、名称も東洋を入れて個人財産のつもりで居る。止めるように言っても全く聞かない、いっそ球団を身売りしたらすっきりすると、本気で思っている。こんなボロ球団なら広島には要らない、こっちまで気分が滅入ってしまう。「また負けた、遠くに霞む、プレーオフ」 「外角で、今日も大敗、ノンプロか」 「ダメ監で、どこまで負ける、指定席」 「2千本、拘るブラウン、また負けた」 同じゼニを使うならロトを買う方にする、こっちの方が納得できる。それにしても、情けない。 怒れる67歳。