砂漠の月…「没後10年 森通展」 （8月7日まで）

「鹹湖(かんこ)の月Ⅰ」1988年
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はるか天空に浮かぶ月が夜の砂漠に光を落とし、湖面をきらめかせています。
青い世界の中、水面に大きく伸びる鮮やかな黄色。日常を超えた幻想的な情景です。
「鹹湖（かんこ）」って、あんまり聞かない言葉ですが、「塩湖」といえばおわかりいただけるでしょうか。塩分を含んだ湖のことなんです。
「塩湖」で有名なものでは、中央アジアと東ヨーロッパの境界にある「カスピ海」や、アラビア半島北西部の「死海」などがあります。

この作品、森さんの作品の中でも特に人気の高い一点なんです。
第５６回独立展に出品された１５０号の大作。幅は２ｍを超えます。
今回は、鮮やかな赤が印象的な「赤い大地」とともに、会場の正面に展示していますよ。

ご好評いただいています「森通展」も、残り一週間になりました。
この機会にぜひご覧ください。
８月１日(月)と３日(水)は休館ですので、ご注意くださいね。


【とき】

　　７月１日(金)－８月７日(日)　入場無料
　　午前１０時－午後６時
　　（入場は午後５時３０分まで）

【休館日】

　　８月１日(月)・３日(水)

【ところ】

　　唐津市近代図書館 美術ホール（１階）

【出展作品】

　　油彩画・水彩画　３５点
　　写真、日記、書籍など関連資料

【主催】

　　唐津市近代図書館



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