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携帯電話でおきてます。簿記小説のように

2007-10-11 14:00:52 | Weblog
携帯電話でおきてます。簿記小説のように
テーマ:アメブロの新機能、クチコミ番付

2007年10月11日 posted by katsunori
クチコミネタ:朝は、音楽×○○!



本文はここから




朝は、音楽×○○!つながり

こんにちは。
最近、朝が寒くなってきて、なかなか起きられない
クチコミ番付運営局ダニーです。

そんなダニー、朝は携帯のアラームで頑張って起きてます
目覚まし時計じゃなくて、携帯のアラームで起きてる人って、結構多いのでは

自分の好きな曲をアラームとしてセットできるから、
気分によって変えたりするのは便利ですよね

最近のダニーは、確実に起きるためにauのLISMO でDJ OZMAの
「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」をダウンロード

この「目覚まし曲」は、どんなに寝不足でも、 ハイテンションな気分で起こしてくれます

そして目覚めた後は、やっぱり熱いシャワー!
すっきり系のシャンプーを使えば、一日中爽やかに過ごせます

そんなわけで、
「アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士」×「熱いシャワー」が、
最近のダニーの「朝」なんです

みんなの朝は「音楽」×「○○」で表すとどんな感じですか
自分流「目覚まし曲」と「朝の必須アイテム」を教えてください


さらにこのネタ、面白い記事は雑誌 12月号(11月13日発売)に載っちゃうら しい
ブログを飛び出して、雑誌界にも殴り込みしちゃってください

[関連リンク]

・LISMOスペシャルサイト



携帯電話でおきてます。簿記小説のように



「朝ですよ、起きてください、朝ですよ。」と

携帯電話が鳴る。便利な世の中になった。

携帯電話が目覚まし代わりだ。

百合枝は眠たい目を擦りながら、起きた。

昨日の試験合格発表のお祝いで、

びわこ大学(架空)のみんなと一緒に飲んでいたからだ。

この試験における合格では最年少だ。すごいことだ。

地元のびわこ新聞(架空)の地域版に写真入りで載っていた。

百合枝は4月2日に生まれた19歳でびわこ大学の1年生になっていた。

今は親元を離れ、びわこ大学の琵琶湖湖畔の木村寮にいる。

昔は男子寮であったが最近立て替えられ、

女子の入学者の増加で女子寮になった。

寮は綺麗で住み心地がよく、

あわせガラスのため、

夏は冷房がよく効き、冬は暖かい。

しかも、かなり家賃も安い。

百合枝が中学生1年のときだった。

百合枝の父は20年間勤めた会社を辞め、

自分で会社を起こした。

父の経営に対する思いは、なみなみならぬものであった。

父は家族のために朝も夜も働いた。

しかし、バブル崩壊後の日本経済は、

景気低迷のなか最初から苦労の連続だった。

父は歯をくいしばった。

毎日、がんばった。

母もパートに出て一生懸命働いていた。

百合枝は家族旅行も行けなかったが、

一生懸命がんばる両親が好きだった。

お金はなかったが、

父の背中にいろんなことを教えてもらった。

百合枝は幸せだった。

百合枝は父の言葉を思い出す。

「起業家はチャレンジや。」

「何もないところからあたらし息吹をおこさな~あかん。」

「少しぐらい失敗しても、明日を信じるんや。」

「俺は活き生きと仕事してるで~。百合枝。」

「みとけや。」

「百合枝、起業家は一生、チャレンジや。」

父の言葉が百合枝の心に残っていた。

そんな両親を見て育った百合枝は、

手に職をつけたくて

ちょうど英語検定の勉強をしていたときにアドバイスをもらった

高校の森元広 太郎先生に相談した。

森元広 太郎先生は大学時代に京都の大学で

アメリカンフットボールをしていて、

背も高く、がっしりしていた。

百合枝は他の先生と違って

歳の離れていない森元広 太郎先生に兄のような

気持ちで接していた。

森元広 太郎先生は、

百合枝の通う高校横に併設された

二階建ての職員寮に住んでいた。

山が校舎の後ろに立ち並ぶ、

のどかな風景がそこにはあった。

百合枝の通う高校の横には運動場に面して

二つの大きな池のある。

一つの池はゴルフ場打ちっぱなしに

あるぐらい大きな池だった。

森元広 太郎先生は、家庭的な事情等で

大学受験ができない学生を呼んでは、

廃材で机を作り、勉強を教えていた。

それを百合枝は知っていたので、

森元広 太郎先生を信頼していた。

高校の森元広 太郎先生から紹介してもらった

「木村勝則の独学簿記3級講座」

というメールマガジンを購読していた。

このメールマガジンを読み、独学で簿記を勉強していた。

このおかげで簿記のセンスを養っていった。

将来は父親のような起業家になりたいという思いからだ。

大学に入学後、百合枝はすぐに国家試験に合格できた。

いうまでもないが大学の授業のおかげでもある。

幸運なことに名前はわからないが、

卒業した先輩方が同窓会を通じてびわこ大学の図書館に

多くの最新の受験書を寄贈していただいたお蔭でもある。

百合枝は高校時代、

多くの起業家を輩出しているびわこ大学に憧れていた。

びわこ大学は、入試も簿記で受験ができた。

実業界の第一線で活躍している先輩を排出している伝統のある大学だ。

びわこ大学卒業生は、滋賀県内で起業し、

活躍していた先輩が多くいた。

現代版の近江商人だ。

びわこ大学に入学できて本当に良かったと思っている。

大学が人生のひとつの起点になったと思っている。

親に無理を言って進学して本当に良かった。

自分も将来は父のような起業家になりたいと考えていた。

びわこ大学は彦根駅から駅前の大どおりを琵琶湖に向かって歩く。

小高い山の上に勇壮な城、国宝彦根城が見えてくる。

城下町ならではの茶店が並び、

石垣の堀の淵には、均等に桜の木が植えられている。

門をくぐり、国宝彦根城の堀を通って、

びわこ大学に向かう。

入学式には堀の通りに桜が咲き乱れ、

これでもかといわんばかりに桜たちが百合枝の心に

「おめでとう。」

「おめでとう。」

「おめでとう。」

「おめでとう。」

「おめでとう。」

と声を掛けて祝福してくれる。

彦根城の堀に沿って、

歩く。

石垣を、

くぐりぬけると、

びわこ大学の正門がある。

門が学風をかもし出す。

講堂が、見える。

百合枝は

この講堂が、大好きだ。

素敵な、しゃれた雰囲気をかもし出している。

ここで、卒業式が行われると聞いている。

楽しみだ。

正門を過ぎ、

まっすぐ、いくと

右手側に蔵、土蔵を三つ重ねた

江戸時代の建物のような

雰囲気をかもし出す

近江商人博物館が見えてくる。

そして、

正面には

地域、滋賀県内の

企業と連携し、

新しい産業を創造する

びわこ大学産業創造チャレンジセンターと

びわこ大学の同窓会館があらわれてくる。

この建物も明治時代にオランダから

きた有名な建築家によって立てられた

国宝級の文化財だ。

この建物は、

同窓会のために宿泊施設も備えている。

右に曲がると、

すぐに左手に図書館がある。

2階には、最新の資格受験雑誌がたくさんある。

図書館を過ぎると、

校舎が立ち並ぶ、

ケヤキ並木をくぐりぬけると、

体育館がある。

体育館の横には、食堂、学食である。

食堂の窓から彦根城が見れる。

食堂の横の体育館の裏には、

プール。

そして、

広大な運動場がある。

運動場は彦根城内へとつながり。

琵琶湖の湖畔へとつながる。

ボート部の練習場がある。

これがびわこ大学だ。

木村寮(架空施設)

はそんなびわこ大学から少し南に面し、

美しい琵琶湖の湖畔にある。

湖畔から見る景色は爽快である。

すがすがしい朝だ。

その日は1時限目から大学で会計学の授業だ。

愛車の自転車に乗り、大学に向かう。

しかし、私の後ろをだれかが、

大声で何かをいいながら自転車で追いかけてくる。

「中年のオッサン。」

と思わずいってしまう。

百合枝は怖くなって猛スピードで大学にいく。

しかし、後方の自転車が横転するのが見えた。

思わず、百合枝は、苦笑いしてしまう。

そのままにして、大学に向かう。

大学の西門にたどり着いた。

1時間目は、木村田先生の会計学の授業だ。

百合枝が教室に行くと、明子と口田竹さんがいた。

明子は百合枝と中学、高校からの同級生だ。

明子の横に座ると、明子が言った。

「昨日、お疲れ。」

百合枝

「お祝いしてくれてありがとう。」

口田竹

「百合枝、先週のノート見せて」

百合枝

「いいよ」

口田竹は三浪して、びわこ大学に入学をした。

口田竹は調子のいいところがある。

会計学の授業担当の木村田先生が教室に入ってくる。

携帯をマナーモードにしょうとする。

口田竹がしゃべりかけてくる。

気をとられる。

木村田先生の会計学の授業が始まる。

胸騒ぎがする。

何か聞こえる。

授業中に携帯にメールが鳴った。

木村田先生が黙ったままで百合枝を見る。

授業を受けている全員がこちらを向く。

百合枝はすぐに携帯を取り出した。

「先生、すみません。」

携帯がマナーモードになっていなかったのだろうか。

百合枝は木村田先生にいう。

「携帯マナーモードにしときます。」

携帯を確かめるために、

カバンに手を入れる。

携帯をかばんから取り出そうとする。

嫌な予感がした。

体と手が震えた。

携帯が右手からすり落ちる。

スローモーションのように携帯が落ちてゆく。

机の下のコンクリートの角に携帯があたる。

リチウムイオン電池が携帯から飛び出る。

百合枝は、

携帯と電池を拾い上げて、

電池を直ぐに取り付ける。

落ちた携帯の画面をみると、

携帯をマナーモードのままだ。

携帯をみる。

携帯の画面に「着信あり」とある。

母からだ。

嫌な予感がした。

また、体が震えた。

なにか押しつぶされそうな感じがする。

メールも届いている。

机の下で木村田先生に見えないように、

おそるおそる見る。

携帯がおかしくなっている。

メールの文字も壊れている。

携帯を見る。

「会社倒産、父・・・・連絡・・。」

とメールのタイトルにある。それも母からである。

母に連絡を取りたかった。

百合枝はいてもたってもいられず。

たまらず教室を走りながら出る。

明子が叫ぶ。

「百合枝」

明子の声が響く。

百合枝は振り向かずに走った。

ドアを開けた。

教室を出た。

左手に携帯を持ち

右手で携帯をかける。

「かからへん。」

「かからへん。」

「あ~・・・・・・」

いらだつ。

長く感じる。

「壊れてる」とつぶやく。

百合枝は

落ち着け、

落ち着け、

落ち着け、


つづき



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