【特集記事】 ニュース記者が見るキム・テヒ第１弾！(モデルデビュー当時の動画あり！)

『完璧な女性』キム・テヒのソウル大コンプレックス -彼女が『ソウル大』から脱することができない理由-
と書かれた記事が韓国のニュースサイト【Break News】に掲載されていた。
キム・テヒのデビューから今までが載っていたのでご紹介します。
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2000年代初めに「ファン・シンヘの目、キム・ヒソンの鼻、イ・ヨンエの唇」と部分的に『完壁』を話題にしたりしたが、これらを合わせて部分的な『外形の物』に人々は満足できなくなった。

これは完璧な女性の象徴になってしまった人気タレントキム・テヒを通じてよく分かる。最近彼女はタレントチェ・スジョンと一緒に2期名誉検事に委嘱されて多様な活動を見せてくれた。

1期名誉検事は映画俳優アン・ソンギとアナウンサーキム・ウネ。女性アナウンサーに対して思われている淑やかで、知的なイメージの役目をキム・テヒが受け継ぐようになったのだ。

綺麗で知的な美しさを兼ね揃えたソウル大出身の女優キム・テヒ。彼女のもう一つのコンプレックスとされている。外形的な美貌と学歴に代弁される知性を兼ね揃えた『完璧な女性像』としての表現がそうである。


▲ソウル大生モデルで有名だったキム・テヒ

勉強がよく出来た新人 CFスターキム・テヒ

1980年3月蔚山(ウルサン)で生まれたキム・テヒは2001年イ・ヨンエ、イ・ジョンジェ主演の映画『贈り物』でデビューしながら学業と芸能活動を両立する駆け出しのスターとして成長し始めた。

当時引き受けた役は子供服専門店を経営しながら病気で余命いくばくも無い人生を暮す妻パク・ジョンヨン(イ・ヨンエ)の中等時代の役。「私実は김초롱(キム・チョロン)です。ダイエットしたの」彼女が投げたこの一言せりふは人々に何の印象も残す事ができずに記憶の中で静かに姿を消した。

ここでドラマ<秋の童話>でソン・ヘギョの小さい頃を演じたムン・クンヨンの場合を比べて考えてみると、彼女は<明成皇后>でもイ・ミヨンの小さい頃に出演した。

ムン・クンヨンにおいては「誰かの子供時代を演じた」と言われる背景が『国民の妹』と言う代名詞が付く。しかしイ・ヨンエなら当時の最高の女優なのに、キム・テヒはどうしてムン・クンヨンのような効果を受けることができなかったのだろう？

これは今までのキム・テヒを見たとき『完璧な女性』として取り揃えなければいけないことを全て取り揃えていた、主役クラスでなければならない俳優のために、どう見ればよいのか分からなくて、これによってキム・テヒは当初から主役クラスを目標にしていたので『主役女優の子供時代役』という代名詞を付けられるのは、もしかしてむしろ負担だったかも知れない。

以後文章に紹介されている彼女のデビュー作品は主役として出演した短編映画 <新都市人>だ。<新都市人>でキム・テヒは女性主人公『지수(ジス)』に出演して都会人の利己的な女性の生活を演じて見せた。

そして彼女がTV ドラマでデビューしたのは2002年 SBS 青春シチュエーション・コメディー 『レッツゴー』を通じてだ。衣装学の2年生に在学中の概念ない女性、アン・ヨノンの友達ながら男子学生たちの関心をたくさん受けるがリ・ソンジンが好きな綺麗な女子大生テヒ役だ。

実際でもソウル大学校衣類学科に通って演技のために休学中だったキム・テヒはシチュエーション・コメディーでも自分と同じような科に通う女子大生役を引き受けたわけだ。

ソウル大キム・テヒ嬢は2,000人が越えるファンクラブを持った新世代CFスターである。まだ本格的な演技活動がなくて人々には不慣れだがもうユハンキンバリー(CFデビュー)、太平洋、三星電子、ロッテ製菓、SKファッション、コカコーラなど数々のCF数十本に出演した。最近には SBS 青春シチュエーション・コメディー 『レッツゴー』に出演するなど活動領域を広げている。

ソウル大内では知らない人がいないほどとても熱い人気であるテヒ嬢だが彼女の学校生活は他の大学生たちのように平凡だ。大学生活の象徴である合コン(韓国の合コンは普通の飲み会です)は掛け持ちだけで２～３つ回っていたし、MTはまだ一度も行けなかった。毎回他の用事が生じて機会を逃しているが学年が上がれば初めから行く機会さえできなくなると寂しがっていた。

＜ソウル大生キム・テヒ嬢、 『勉強がよく出来る CFお嬢さん』＞という題目のスポーツTODAY 2002年 3月 28日付け記事の内容だ。 一部関係者に聞いて「スキー部部長を引き受けているほどに学校内でもスポーティーだ」というキム・テヒの学校生活が公開されて、何度も新人タレントキム・テヒを『ソウル大出身の CFスター』という言葉で紹介した。

彼女はもう顔を知られてから学校生活と係わる私生活を公開したのだ。しかし、いまだに一般の人にはソウル大生キム・テヒはまだ知名度が低い存在だった。

たいていCFスターたちがそのようにキム・テヒもあんまり知られていない、神秘なイメージが彼女の最高武器だったからだ。そのように彼女はどれひとつを強調して出るにはあまりにも小さな新人だった。

「今度の作品を最後に平凡な学生に戻ります」そうしたキム・テヒが2002年6月、 『レッツゴー』の放送終了を控えて突然引退を宣言した。

所属事務所が明らかにしたところでは様々な映画キャスティング渉外だけではなく、有名歌手たちのミュージックビデオ出演交渉もさしおいて下した決定だった。熱心に演技をすると新人CFスターが青少年たちが羨む職業の一つである芸能人の席を蹴って学業を選択したのだ。

「大学へ行きたい心はあるが、韓国と日本を行き交いながら活動してみると学業がとても大変だという気がして、大学に入学しないことにした。 柄だけ大学生になることがしらじらしいのに, 大学卒業証書だけ受けることは意味がなさそう。」

ワールドスターBoAが最近マスコミを通じて明らかにした大学入学に対する意見である。もう高1の時大学入学試験検定考試に合格した彼女は自身がしたい事とすべきことを明確に分けていた。

平凡な学生だったら大学へ行かなければならない年齢である歌手だ。しかし彼女は日本と韓国で同時に愛されている歌手でもある。だからこそ、彼女は大学へ行くことができる十分な条件を持っているにも関わらず、敢然とあきらめるプロとしての姿勢を見せてくれた。

ところがこの時までにしてもキム・テヒは『芸能人なのできれいだ』というよりは『大学内で人気があって綺麗だから芸能人になった』という平凡な大学生のイメージを持っていた。大衆はそんなキム・テヒを理解してくれた。

芸能人という職業くらい捨てにくいところがソウル大である。むしろもう一人のソウル大出身芸能人である歌手UNのメンバーキム・ジョンフンが過度な芸能活動によって単位を落として学校を退学したことを理解することができないだけだ。


▲新人時代からマスコミの注目を引いてきたキム・テヒ

相変らずソウル大出身演技者 『キム・テヒ』

「今度の作品を通して少しずつ自信を持つことが出来ました。心配も多いですが一生演技者で生き残ることを心に決めて一つずつ学んでいきながら実力を積み重ねていきます。」

ただ通り過ぎるシンインインズルだけ分かったキム・テヒが2003年 5月、SBS ドラマ＜スクリーン＞を通じて再び芸能界に帰って来た。芸能活動と学業の間で葛藤をした彼女が学生に戻ってから約1年ぶりの消息だった。

どうしてもソウル大出身の『誰』という呼称が少なくない負担を背負ってくれたようだ。ところで何か固い決意をして戻ってきたようだったキム・テヒは相変らずソウル大出身CFスターだった。

ただ、シチュエーション・コメディー『レッツゴー』での概念ない女”テヒ”役は彼女が最後に見せてくれた意外なキャラクターになってしまった。当時放送社では＜スクリーン＞の主人公キム・テヒをこんなに紹介した。

テレビ劇場に新しい主役が現われた。 彼女をキャスティングしたという消息を聞いてから二度驚いた。初めは誰だか分からない不慣れな名前で皆いぶかしがった。分かってみれば化粧品CFで綺麗で新鮮なイメージで人目を引いたもう顔なじみの顔だった。

二番目は驚くべきことに彼女がソウル大学を休学していることだ。催涙弾を避けて早く走りやすいジーパンと運動靴が浮び上がるキャンパスにこんな天女もあったな!

ドラマ＜スクリーン＞の放映とともに各種インターネットサイトでは『ドラマ＜スクリーン＞に出る俳優の中でソウル大に通うという女優は誰か？』という問い合わせが殺到した。この間までにしても顔が, あるいは体つきが断然最高と思われれば認められた女優なのに、これから賢い女優が現われたなんて知りたいのか。

そのお陰でキム・テヒは早期終映説が出回るほど不振な視聴率にもかかわらず、顔がたくさん知られた準スター級主演俳優だったパク・ジョンチョル、コン・ユ、オ・スンヒョンよりもっと大きい注目を引いた。

顔だけ知られていた新人女優がドラマの看板役をやりこなしたのだ。以後大衆にキム・テヒは利口で、気丈なキャラクターの似合う女優になっていた。


▲ソウル大出身のキム・テヒ。 いつのまにかソウル大出身は彼女のトレードマークになってしまった。

神秘感を捨てた親切なテヒさんの『知的な美しさ』

特に女優なら自分の私生活の公開を憚る芸能界の風土内で、キム・テヒは神秘主義戦略をあきらめて、学業においては見せてくれることを拒否しない積極的な姿勢を取る。

各種マスコミとドラマを通じて見えるキム・テヒはまさに完壁そのもの。

＜スクリーン＞がキム・テヒを知らせるのにあたって重要な役目をしたドラマだったとすれば、彼女の代表作になったのはチェ・ジウとクォン・サンウの仲を邪魔する鋭い目で悪女演技を広げた＜天国の階段＞とキム・テヒ自身が最高の配役だったと自負する＜ラブストーリー・イン・ハーバード＞だ。

＜天国の階段＞に出演する時は、直前に始めた連続ドラマ＜フンブ家の家運が開けたね＞と竝行する熱誠も見せてくれた。

＜フンブ家の家運が開けたね＞以後、すぐに彼女が出演した作品は九尾狐族と人間との闘争を扱ったKBSドラマ＜九尾狐外伝＞だった. 人間世界で自然史博物館キュレーターで働くキム・テヒが引き受けた『シヨン』は『千年狐』で九尾狐族と人間との闘いの歴史を解消する鍵を握っている救援者のキャラクターだ。

2004年7月1日東亜日報インタビューで＜九尾狐外伝＞演出担当のキム・ヒョンイルは「シヨンは魅力的で強靭な女性キャラクター」と言いながら「キム・テヒは素敵ながらもクール(cool)の片面があってキャスティングした」と明らかにした。記事の要旨はソウル大生という修飾語のため芸能界で彼女はマイノリティーであるしかないというのだった。

しかしこれ『マイノリティー』は次第に『稀少性』の戦略として移行し始めた。 学生時代の証明写真をインターネットで公開して成形手術疑惑を阻止させるかと言えば、大学入学後受けてきた単位が円満で芸能活動をしても差し支えを与えないというなどの学業関連記事が大衆に安堵感を抱かれてくれたりしたのだ。

また、人気裏に放映された＜天国の階段＞では国民大出身の弟イ・ワンが一緒に出演して「もしかしたらあのように姉弟が全く同じか」と思う話題を生んだりした。これら姉と弟で芸能人になるまで背景にあったのはそれぞれソウル大と国民大である。

どこでもない”学校”という学習空間で最高の人気を享受した人々が大衆に「真面目だ」というイメージをうえつけることは当たり前の事だ。綺麗でハンサムでまじめな姉と弟が一緒にスイスで画譜撮影をして、特別な姉と弟を誇示して羨ましさを受けることもキム・テヒが『完璧な女優』になるしかない理由の一つだ。

ソウル大衣類学と99学番であるキム・テヒは2年休学をした。忙しいスケジュールのため休学をしたが、3月開講と同時に4年生で復校する。幸いに普段単位管理をしておいたおかげで芸能活動と平行しながら勉強することができる。

キム・テヒは「新入生の時とても遊んでしまった。図書館も行かなくて勉強を熱心にしなくて評点が2点台にとどまった」とほのめかしながら「そのために2年生に上がってからは真剣に勉強して3点台を維持することができた。卒業する時は良い成績を受けたい」と笑っていた。

2004年2月＜フンブ家の家運が開けたね＞の撮影現場で会ったキム・テヒが3月に復校するという内容のグッドデー記事だ。同じ時期 ETN TVを含んだ多くの放送メディアではこれに似ている内容のインタビューを扱った。

このようにキム・テヒが既存に見せてくれた学業に対する熱意と大衆が持っている『ソウル大出身芸能人キム・テヒ』に対する関心は『素敵だ』という一つのイメージを誕生させる。

キム・テヒを知りたいのは決して『見かけによらず大ざっぱだ』、『心が弱い』などとする性格ではない、高3受験生が競争相手友達にも気になるほどの成績、『単位』に対するのだったということを確認するようにする部分だ。

このように集中的な『成績計算』は学業成就に敏感な中高生層のみならず、その学生父兄にまで影響を及ぼし始める。一例で中学校に通うお子さんを持った父兄申さんは「キム・テヒをどう思うのか」という質問に「キム・テヒは好まないが他の芸能人よりちょっと出たように見える」と答えた。

その理由となると、キム・テヒは目鼻立ちが明らかに綺麗で、決定的に利口だから他の女性芸能人たちとは違うように感じられるというのだ。引き継いで「父兄の立場ではお子さんがキム・テヒと似ていたらいいだろう」と言う言葉を付け加えた。

元々熱心にして、賢い人が綺麗に見えるということ。父兄が思うキム・テヒに対する決定的なイメージは仕方なく、我が国で特に強く作用している top of the top、『ソウル大』にあった。

ソウル大が与えたイメージ力はキム・テヒが最近最後に出演した＜ラブストーリー・イン・ハーバード＞を通じてもっと確実に現われる。彼女はハーバードメディカルスクール(医学部)3年生で、独立心と生活力を身に付けた気丈で利口な『スイン』役を引き受けて、マスコミが要求する『ソウル大学とハーバード大学の差』に対する返事までしなければならなかった。

最近LG電子で発表したLG-LP5200は記憶力と集中力増進に役に立つ『学習メロディー』機能が内蔵した携帯電話で、名前が『スマートなキム・テヒフォン』だ。

「広告モデルであるキム・テヒさんのように高級で知的なイメージのデザインで、芸能人模倣心理が高い若い女性層に選好度が高い」と言うのがアドバタイザーの説明。キム・テヒはいつのまにか『試験で間違いしない芸能人 1位』、『芸能人が支持する最高の理想型』、『最高の花嫁に』になってしまったのだ。


▲キム・テヒをスター級にあげた天国の階段

キム・テヒ、『役者』としてのイメージ構築可能か？

今夏、キム・テヒが遂に大学を6年ぶりに卒業して初めて長編映画の主人公を引き受けた。

その間大衆に終始一貫ソウル大イメージで残っていた彼女には、この映画が既存の『指標』イメージを脱皮して、少しは役者としてのイメージをうえつけてくれることができる突破口になってくれることでしょう。

だから卒業とともにドラマではない映画としてイメージ転換を試みようと思う彼女が努力しなければならない部分が決して少なくない。

映画＜中天＞は死んだ魂が49日間とどまる空間である中天世界に吸い込まれた刺客が悪の群れと一人きり対立する話の時代劇ファンタジーものである。キム・テヒはこの映画でチョン・ウソンの相手役である『ソファ』役を引き受けた。彼女が時代劇ものをするようになったのはドラマ＜九尾狐外電＞以後二回目だ。

「幼い頃から香港時代劇が好きでテコンドーまで学びました。『天女幽魂』、『東方不敗』のように武芸が上手な女性主人公の出る映画たちは飛ばさなくてすべて見たんです。ひととき私が一番好きな俳優も王朝県だったんです。」

＜九尾狐外伝＞当時のインタビューを見ても今度の映画もキム・テヒ本人がしたかった役目であり、あるいは自信ある分野ではないかと思われる。今や『セクシー+清純』は絶対美人の条件ではなくなっている。

その間持っていた外見に対するコンプレックスは『頭も良く綺麗な芸能人、キム・テヒ』という新たな『キム・テヒコンプレックス』に変化した。

映画＜中天＞でスクリーン初主演俳優デビューするキム・テヒが映画という重圧を乗り越えて果たして『演技者キム・テヒ』のイメージを作って行く事が出来るのか！人々が記憶に残る『完璧な女性』キム・テヒを少しは放してやらなければならない時であり、キム・テヒもやっぱり『完璧な女性』の堅いイメージを少しずつ解いていかなければならない時である。

≪ドラマデビュー前≫
◇秘蔵映像　※画像をクリックしてください。

▲写真は大学時代の証明用といわれているものです。

≪テヒの若い頃≫

▲贈り物でイ・ヨンエの中学生時代を演じたキム・テヒ







≪その他≫
◇キム・テヒの出身地は釜山となってます。