天皇陵
11月27、28日に、天皇皇后両陛下が「即位の礼」と「大嘗祭」を終えた報告に京都にある孝明天皇陵と明治天皇陵を参拝するために京都を訪れた。京都にいるとあちらこちらで天皇陵に遭遇するが、意識して訪れたことがないので、両天皇陵を参拝することにした。
孝明天皇陵
孝明天皇は明治天皇の前の天皇である。東大路通から泉涌寺道へ入り泉涌寺の総門をくぐってしばらく行くと、道が三つに分かれている。右が泉涌寺の大門、左が今熊野観音寺への道であり、中央が孝明天皇陵への参道である。
明治天皇陵
明治天皇陵は伏見に秀吉が築いた桃山城本丸跡地にある。参道には伏見城石垣に使われていた石が置かれている。
京都に墓所が営まれたのは明治天皇の遺言によるものという。大正天皇以降は東京の武蔵陵墓地に埋葬されている。
墳丘は古式に範を採った上円下方墳で、下段の方形壇の一辺は約60mあるという大きなものである。
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