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KIMBERLY雑記帳

4年半の中国生活を終えて日本に戻ってきました。
あたし、浮いてないかしら?とやや挙動不審になりがちな日々。

ぶらり一人旅 平遥3

2012-04-07 11:56:47 | 旅行

無事に下界に降り立った。

城壁の上から見ていた通り、下界はなかなか味があって良いわねぇぇ~

さてさて、せっかく共通券を買ったのだから、片っ端から見学できるところを見て行ってみよう~と適当に歩き始める

一番最初に目についたのがこちら

”Hui武林博物館”。

入り口の前にだるそうに座っているおじちゃんにチケットを渡すと ぴ!っとした上にチケットに穴をパンチでパチ!っとあける。 

この ”ぴ!&ぱち!”はこの後、どの施設でも入場の際にされたけど、、ぴ!だけでいいんでないか??と思うあたしは”よそ者”かい??

中はこんな感じになっていて、正直、何の博物館かわからなかったけど、楽しんだので良しとしよう。

あたしを楽しませてくれたのはこちらだ

きゃっきゃ。こんな”ツボ”が描かれた絵がたっくさん貼ってある部屋があって、そこで一番楽しんでいたのはもちろんあたしだけ。他の人たちは素通りだった。

さてさて、次は~、ここに行きましょう!

”中国票号博物館(日升昌)”

平遥は票号という金融業が中国で初めて始まった地であり、ここは1823年に創業した中国最初の票号、、とのこと。

中に入ると、やはり、中庭を挟んで両側に部屋が並んでいるタイプで、それぞれの部屋が”お客様部屋”とか”商売の部屋”などとなっている模様。

ここで、”えぇぇ、、1円なーり、2円なーり、、”ってやっていたのかしら??

お??

田中淡しぇんしぇー!!!!

この田中淡先生は、この平遥の街を世界遺産に登録すべく奔走し回った方のようで、いろんなところに田中しぇんしぇーの書があった。

田中しぇんしぇー!

しぇんしぇーのおかげで、あたし、平遥を楽しんでまっす!ありがとうごじゃいまーす!

そして、外に出る。

はぁ~どこ見ても絵になるねぇえ。。。

ちょっとブラブラしていたら、トイレに行きたくなった。

どうしよっかな、どこかでお茶でも飲みながらそこでトイレ借りようかな、、と思いつつ歩いていたあたしの目の前に”公厠”という文字が。

あら、公衆トイレがあるのね。。と、その文字が書かれた方に行ってみると、なんだかとっても細い路地。

ここでやめときゃぁいいものを、”この先かしら?”と突き進んで行ったあたしの目の前にばあさん現る。

そして、”トイレ?”と聞いてきたので、”そうでーす”と答えると、”ここだよ”とある場所を指さした。

指さした先にはビニールシートがかかっている空間があるのみ。

お?やってしまったか?と自分の失敗に早くも気づいたが、ばあさんが”あたしが外にいてやるからさっさとやっちゃいな”みたいなことを言うので、あたくし、やってまいりました。。。

せっかくですから、写真撮りましたの。

お食事中の方、また、心臓の弱い方は、カーソルを一気に動かして先に進んじゃってくださいましよ。

さぁ、、トイレいきますわよぉぉ

じゃーん!

へぇ。この、板と板の間の溝に、、、というスタイルでございました。

反対側には”携帯落とさないように気をつけてね”みたいなこと書かれてましたわよ、奥さん。

落とさねえ、絶対に落とすわけにゃぁいかねぇぇ!!!と、緊張して用を足したので、出るとき、フラフラぁっとしましたわ。ほほほ

そして、外に出るとばあさんが。

”1元だよ”と言う。

ばあさん、、このトイレに1元ですか、、と思ったが、この辺りはトイレを貸して収入を得ている家も何件かあるみたい。

ある意味、貴重な経験をさせてもらったお礼として、1元払った。

”うち、宿もやってっけど、部屋見ていかない??”と誘われたが丁重にお断りした。

だって、このトイレ、、、あたし、トイレだけでもういっぱい、いっぱいですよ、ばあさーん!

そして、歩き初めてほんの50m先に”本物の公衆トイレ”を発見した。

きれい。そして無料。。。

あぁぁ、、、もうちょっと我慢できなかった自分が悲しい。。。。

気を取り直して見学開始~

お次はこちら

”古衛署(平遥県衛)”

元代から清代まで平遥の政府所在地だった所。広大な敷地内には裁判を行った所や、牢屋などもある。

地図を見ても広いでごわっす。

あぁぁ、、なんだか”裁かれるぅぅ”という気分になってくる。。

あたし、何もしてましぇぇぇん!ほんっとに何もしてましぇぇぇん!

あぁぁ!!さばかれるぅぅぅ~

、、という気分になりながら、どんどん、じゃんじゃん中を見ていく

天井が可愛いので1枚。パチリ。

こういう造りはねぇ、夏は涼しくて冬はあったかいんですよぉ、奥さん、どうです?ご自宅におひとつ?

ふぅ、、敷地内は広い、広い。

ガイド付きのツアー客の後ろをついていかないと迷子になりそう~

ちょっと高い所に登れたので登って見た。うき!

この後、”牢屋を見たいなぁ”と思っていたのだけど、何回、敷地を回って見てもたどりつけない。

これは”見ない方が良いわよ”ってことかしらね?と思ったのであっさりとここを後にした。

ちょっと疲れたので近くにあった”SakuraCafe"でコーヒー休憩

ここも外国人に人気らしく、ほとんどが西洋人だった

コーヒーを飲み終え、見学開始!

次に行ったのはこちら

”中国鏢局博物館”

鏢局とは金品の護送を請け負う業者だった模様

へぇぇ、、護送ねぇぇ、、

で、、でか!!はんこ、デカ!!

そしてなぜか医務室発見。中は普通に治療室っぽくなっていた。

そ、、そして、ここでもあたしの心をワクワクさせてくれる絵を発見!

じゃーん!”なんとか師”みたいな名前がそれぞれについていたから、”風車の弥七”みたいな感じの方々かしら??

えーい!!!

とりゃぁぁ!!

おそれいったか!!ははー!

他にも”協同慶”とかいうところを見に行って、、、

中はこんな感じ

ねがいましてーは、1円なーり、2円なーり、、

ここは何だっけ??わからなくなってきた。。

あ!日本語の解説がある!と読んで行ってみるが、、

“現在10項の背景をここに放置して、協同慶の大きい事件を紹介に突き出ます”

この日本語を放置しておこう。。。

お金、来い、来い、いらっしゃーい!って感じのドア

はぁ、、見どころたっくさんだねぇぇ~

 

 

 


ぶらり一人旅 平遥2

2012-04-05 09:10:34 | 旅行

チケットを手にしたあたしの目の前にドーン!とそびえ立つ物ありけり。

それはまさしく ”城壁” なり。

え?城壁ぃ?あんた、西安で上に登ったじゃーん!自転車にも乗ってたじゃーん!それなのに、またぁ??

ええ、そうですけど? また登っちゃいますが、何か???

うっしっしっし、城壁、城壁、ルンルンルーン

ちょうど、あたしは今、西門にいるからぁ、、ここから上がれるんでない??

、、と門の周りに行ってみるも、登り口が無い。

すると、周りに待機していた電動カートのおじちゃんがササー!と寄ってきて、”いろいろ案内してやろっか?”みたいなことを言ってくる。

いえ、いえ、おじちゃま、結構ですのよ。あたし、ただ城壁の上に登りたいだけですから、、と断ると、”おめぇ、上に登るんだったらここは無理だっぺさ”と言う。

へ??西門からは登れないの??

おじちゃん曰く、西門は登れないから、おじちゃんがちゃーんと登れる場所までカートで連れて行ってあげるよ。10元~

、、、と言う。

怪しい、、、あーやーしーい

、、と思いつつも、その場でああや、こうやとおじちゃんと話し続ける方が面倒くさいな、と思った適当人間のあたしは”じゃ、連れて行ってもらいまーす、7元”と言って、おじちゃんのOKが出たので登れる場所までカートに乗せてもらうことにした。

電動カートは早い。でも、あたしはやっぱりトゥクトゥクが好きだわ、、と確信した。電動カートはゴルフ場だけで活躍していればいいじゃないか、、と思う。”世界遺産にはトゥクトゥクを!”に1票投じたい。。。

怪しい~と思ったけど、電動カートはちゃんと北門まで連れて行ってくれた

おぉぉ!!確かにここから登れるぞ!

入り口で共通券をピ!っとやってもらい、城壁に登っていく

お?上にはすでに先客が。

そっか、やはり城壁はどこでも人気なのだな。西安のようにみんな城壁の上をエンジョイするのだな。

上に登ってみた

ガラーン

誰もいねえ。。。誰もいねえよ、はっつぁん!

、、と、はっつぁんに訴えてみるも、当のはっつぁんすらいねえ。。。

しょうがねえ。。おら、一人で散策すっぺ。

城壁は幅が3~6m、高さ10m、1周約6km、、とのこと。

西安で城壁をエンジョイしたので、ここでは少しだけでいいや、、と思いながらとりあえず歩いて行ってみた。

上からの景色でも楽しみながら歩いて行くとしよう。

九ちゃんの歌に反してしまうが、”下を向いて歩こう”だ。

下をむーいて、あーるこうぉうぉうぉ。。

こーわーいぃぃぃ!崩れてるぅぅぅ!!

しかも、城壁側とちがって、こちら側はひざ下くらいまでの高さしか無いから、途中でふらぁぁあっとしたら危険だ、、、、

平遥城壁、、なかなか手ごわいじゃぁないか。。

めげずに歩き続ける

ソーラーパネルが大流行。

ドーン! ドーン!

それにしても人がいない。。相変わらず上にいるのはあたしのみだ。。。出会ったのはさきほどの2名とおばちゃん1名のみ。

どれ、あたしが降りるまで何人の人に出会うか数えながら行くこととしよう。

だめ?だめかしら??

これは、カウントできないね。ちぇっ。

お!どうやら西門まで歩いてきたみたい。きゃっきゃ。

どうしようかなぁ~ここで降りようかなぁ、、、と思ったが、まだ歩き始めて30分くらいだし、もうちょっと歩こうかな。次の南門で降りることにしよう~っと。

西門から城壁内を見るとこんな風景が広がっている。わぁ~時代劇のセットそのものだねぇぇ~はっつぁぁぁん!

ちなみに城壁の外側はこんな感じ

はっつぁん、右下に”成人用品”って店が見えるよ。はっつぁん、城壁の外側は大人の世界だねぇぇぇ。おいら、怖くて行けねえや。

外から侵入してきた敵をここで待ち伏せしたのかな?

”まちぶせ”。。きゃ、その言葉の響きに”きゃ”っとなるのはあたしだけか??

どこを見ても良い感じだねぇぇ~壁や屋根のボロさ加減がとっても好き。

お?わんちゃん発見!

おーい!あたしと遊ばないかーい??

それにしても人がいないなぁぁぁ、、、、

と思っていたら後ろから足音が

おぉぉ!!若者たちがジョギングしとるではないか!

ふっふっふ、、ここで8人は追加じゃ。しめて今のところ10名なり。

南門に向かって歩いて行くも、意外と距離があって疲れてきた。

城壁の上には何も売っていなければ、トイレも無い。

朝は寒かったのに徐々に気温が上がって暑くなってきたし、そろそろ降りたいな、、と、心が折れかけてきた。

大丈夫さ、南門まではがんばれるわさ、、と自分を励ましつつ歩く。

お?この辺りの城壁はクネクネと曲がってる!おもしろーい。

わーい、わーい。機嫌が直る。

、、と、遠くに南門らしきものが見えてきた。さっきの若者たちもここをゴールにした模様。

わーい、わーい!南門に到着ぅぅ

おぉぉ!外もいい感じじゃぁないか。。

じゃ、ここで降りて城壁内を散策しよう~

、、、と、階段に行ってみると、、

がーん!

南門からは入場は出来るが、降りてはいけません!とのこと。

そして、ここで、ふと手に持っていた地図を見てみた。

宿のママさんが記入してくれた”上、下、上、下”の意味がようやくわかった。ママさんは城壁に上がれる門と降りれる門を教えてくれていたのだ。

南門には大きく ”上” と書かれていた。

ううう、、、あたしったらおばかさん。。。。。

じゃ、次の ”下” ポイントまで歩くしかないじゃぁないか。。。。。トボトボ、、歩き始める

おーい!バカだぞぉ!バカが来たぞぉぉ!!

ちっ。

上からの景色もそろそろ飽きてきたなぁぁ~相変わらずひとりぼっちだしさぁぁ。。。

どれ、わしが一句詠もう。

しずかさやぁ~、岩にしみ入るバカの声ぇぇぇ

きぃぃぃ~!!!筆折ったるぅぅ!!!

あの人さ、降りる場所知らなかったんだってさ。プハー

バッカだよね。ばっかバカだよね。プハー

きぃぃぃぃ!!!!

誰かあたしをなぐさめてぇぇぇ!!

、、と外に目をやると、

パカ、ポコ、パカ、ポコ、

あたしロバ。汲み取り式のトイレからくちゃい物を運んできてるの。あんた、城壁の上が嫌だったらあたし代わってあげようか?パカ、ポコ、パカ、ポコ。。

ううん、遠慮しとくわ、あたし、しばらく城壁を楽しむことにするわね。

そう?じゃ、あたし行くわね。パカ、ポコ、パカ、ポコ

ロバさんの登場で気持ちが救われた気がする。

次の東門までがんばろう~

壁一面に書かれたスローガンも、なかなか絵になるわねぇぇ~

あら、ケンカはいけなくってよ!

トボトボ、、と歩きながらようやく東門に到着した模様。きゃ!階段があるじゃぁなーい

げ!門が閉まっている!

ひぃぃ、、ここじゃぁないのかしら??

あぁぁ、、あんな近くに下界が見えているのにぃぃ

、、とウロウロすると、近くに怪しい”出口”と書かれた看板を発見。

本当にここなのか??と疑ってしまうような階段を下りていく

、、と無事に外に出れた~

やったぁぁ!! ばんざーい、ばんざーい!下界、ばんざーい!!

バカなあたしは結局、北門から東門までという城壁の3分の2を歩くハメになった。

朝の9時前に登って、この時すでに11時。。

2時間近くも城壁をさまようなんて、、、、バッカだねぇぇ~

 


ぶらり一人旅 平遥1

2012-04-04 15:10:21 | 旅行

ガタガタと車輪からの振動をモロに受けながらも、朝からの移動で疲れていたせいか、目を閉じたらあっという間に眠りについた。

平遥には朝の7時過ぎに到着予定なので5時半に目覚ましをセットしておいた。

中国の人たちは早起きなので、洗面所が混む前に身支度を整えておきたいな、、という”乙女”な気持ちから。。。ぷぷぷ

そして、きちんと5時半に起床。旅はあたしを”早起きのニワトリ”に変えてくれる。

案の定、洗面所には誰もいなかった。

ふっふっふ。。にらんだ通りだったぜ。

一緒に平遥に行くオーストラリア君も6時には起床。そして身支度を整え、二人でまったりとベッドに腰掛けながら到着を待つ。

昨日、いっぱいお話ししたおじちゃん達は爆睡中のため、起こさない様にヒソヒソと話しながら。

そうこうする内に車掌さんがチケットを交換にやってきたので、昨日の夜にもらったカードを返却すると同時に自分の電車のチケットを返してもらう。

そして、予定通り平遥駅に到着~

楽しかった寝台車両ともお別れ~

出口に向かってホームを歩いていたら、昨日のおじちゃんたちが中から手を振ってくれていた。ありがとう、おじちゃんたち~

さてさて、ここで”平遥”の簡単な説明を。。

”平遥”は明代の城壁がほぼ完全な形で保存されている中国唯一の街であり、世界文化遺産の一つである。

ほほぉ、、そうですか、そうですか。世界遺産ですか。

、、、ということなので、当たり前だが、駅前には朝早くからカモ 観光客を狙った輪タクがたーくさん待ち構えているぅ

白タクやら、電動カートやらトゥクトゥクやら。。。

あたしは最初からトゥクトゥク狙いなので、白タクや電動カートのお誘いはバッサバッサと切って行く。

オーストラリア君は”歩いて行く”というので、ここでお別れ。まーたーね~

トゥクトゥクのおじちゃんと値段交渉中に城壁内の地図を売りに別のおじちゃんがやってきた。

ちらりと見てみたら意外と良さそう~ なので購入。4元なり~

そしてトゥクトゥクに乗車。城壁内までレッツらゴォォオ

この時の気温は2度。さ、、、寒かったわ。トゥクトゥク。。。あたし、ペンギンになるかと思ったわ。。

きゃ。遠くに城壁っぽいものが見えて来たぁ。わーい。

そして、城壁内に入るとさらにワクワクしてきたぁ

わーい、わーい。城壁内だ、わーい!

朝早いのでとてもテンションが高い自分がいる。。。

おじちゃんは”俺の所は宿も経営してるが、今晩泊まらないか?”と聞いて来た。

あぁぁ、、おじちゃん、ごめんね。宿はもう予約してあるんだよ。

今回、平遥に来るにあたって、”客桟”に泊まる!という事も楽しみの一つにしてきたので、早々にネットで予約して来てあったのだ。

”客桟”とは???

昔の邸宅を若干、改装して作られた宿で、四合院造りになっている。だいたい、中庭を挟んで両側に部屋を配置してある。また、入り口にはレストランを併設している客桟も多い。らしいわ。

あたしが今日、泊まるのはここだーい

じゃーん!一得客桟!

ここにたどり着くまでの道はこんな感じでとっても雰囲気たっぷりぃ

7時半過ぎに宿に着いてしまった。

チェックインは無理かもしれないけど、荷物だけ置けるかな?と思い、宿のオーナーに聞いてみると、8時過ぎにはチェックインできるという。

きゃ。ラッキー!

じゃ、8時頃まで時間つぶしてようかなぁ、、と考えていたら、”隣でコーヒーでも飲んでれば?”というので、そうすることにした。

こちらが宿に併設されたカフェ兼レストラン。

とっても雰囲気も良いので、夜もここで食べちゃおうかなぁ~と、すでに夕飯の事を考えているあたしもどうなんだ、一体??

そしてコーヒーを飲み、部屋の準備が整ったというので部屋に案内される。

ロビーの建物の隣にいくつか部屋があるらしい

隣の敷地へ向かう為、この入り口を通ると、、

じゃーん!

中はこんな感じの造りになっている。すってきぃぃ~

ちなみに、この日あたしがお世話になったのはテーブルの奥にドアがある部屋。

ここでーす!きゃ。入り口もかわいい~

さてさて、部屋はどんなんかしらぁ??

こんな感じ。シングルルームとは言え、ベッドはセミダブルでゆったり。テレビもきれいに映るし、快適、快適ぃ

ベッドがちょっと高いので上り下りの際はちょっと苦労したけどさ。へへへ

こちらはお手洗い兼シャワー。バスタブがないので、シャワーサンダルをはいて、シャワーを浴びましょう!スタイル。お湯の出もバッチリ!

ふふん、快適、快適。これで1泊たしか4千円しなかった。うき!

ちなみに、こちらはシングルの部屋が並んでいたけれど、一歩奥に進むと

ツインのお部屋が並んでいた。この日は全室、満員の模様。ここはほとんどが西洋人のお客さんだった。オーナーが英語できるからかな。

軽くシャワーを浴びてさっぱりとしてから行動開始~

まずは、城壁内の建物を見学するときに必要な共通券をどこで買えるのか、オーナーに聞いてからにしよう~

(平遥城壁内は100年以上も昔の伝統的建築物がいくつも残っており観光客向けに解放されている。これらの建物に入るのには共通券の購入が必要になる。いちおう城壁やらその他、21カ所の建物の見物が可能。ただし、ひとつの建物には1回しか入れないので注意が必要)

オーナーにチケットはどこで買えますか?と聞きながら地図を見せると、”宿はここでしょう、、チケットはねぇ、ここで買えるわよ”と言って印をつけてくれた。

そして、そのときに何か言いながら”上、下、上、下”と記入してくれていたのだが、このとき、オーナーの話をちゃんと聞いていなかったのを後で後悔する事となる。。。

そして、オーナーが教えてくれた通りに西門あたりまで行くとチケット売り場を発見。無事にチケットを手にした。150元なり。また、この時に身分証明書を提出しなければいけなかったので、とりあえずパスポートを提出。番号を控えたらすぐ返してくれた。

さて、さて、チケットも手に入れたし、どこから攻めましょうかねぇぇ???ウキウキ、ウキウキ


ぶらり一人旅 西安4

2012-04-02 19:39:14 | 旅行

お腹がすきすぎてフラフラ、フラフラ。

フラフラと適当に歩いて行ったらイスラム街に到着した。あら、素敵

フラフラしながらも目はしっかりとおいしいものをとらえていく。

両側においしそうなものがたーくさん並んでいて迷う。

どーれーにしよーかなぁぁ

お?あれは何??

柿子餅???なんじゃ、そりゃ??

わーい、わーい、食べてみよう~

1個1元也。

柿子餅とは、こんなものさ。

柿をうすーく切って小麦粉と混ぜたものの中にあんこやら、くるみやら、、を入れたものを油で揚げてできあがりぃぃ

とりあえず”あんこ”の入ったのを食べてみた。

おーいしぃぃ!!!

お腹ペコペコだったせいもあって、すごくおいしく感じる~

わーい、わーい、柿子餅、ばんざーい!

モグモグ食べながら次の獲物を探す。

ん???

うん???あれは何??

あの漢字は何かしら?何て読むのかしらぁぁ??

大きくしてみたわ。

何なの?この漢字は??

ちょっと欲張りすぎじゃないかしら?画数、多すぎじゃない??

気になるので食べることにした。

お店に入ると、いきなり”大?それとも小?”と聞かれたので、とりあえず”小”を注文。

待っている間に、もちろん喉を潤す

そして、待つこと数分。来たわよ、来たわよぉぉ~

じゃーん!!

これぞ、”ビャンビャン面”なりぃぃい!!!あの漢字はビャンビャン面って読むらしいわ。

必要無いまでに平たくて大きな面だったわ。味は至って普通。1回食べたら満足、、という感じ。

それにしても西安は食べ物が安い!

ビールと冷菜とビャンビャン面でしめて28元なりぃぃ~

はぁ~ようやくお腹いっぱいで満足、満足~

お腹もいっぱいになったので、しばしイスラム街をぶらぶらと散策

この通りには羊肉串やら、いろいろとおいしい物の屋台があって楽しい~

あぁあ、、もっと何か食べたい、、と思ったけど我慢、我慢。。

 きゃ。魅力的な商店街だわ~。。と吸い込まれていく。こういう所も楽しぃい~

しばらくイスラム街を満喫。

あっという間に大分、暗くなってきた

どれ、暗くなってきたし、そろそろ本日のお宿に向かわなければね。。ということで、西安駅に向かう

そして、預けていた荷物を受け取って駅構内へ。

え??なぜ、駅構内なの???

ふふん。。今日のあたしのお宿は~

寝台列車なのですぅぅうう~

やっほーい!!!!!

次の目的地、”平遥”をめざして寝台列車に9時間ほど揺られていくのさ。うっきぃいぃ~

西安から平遥までの1等寝台車の乗車券は206元。

2等寝台だともっと安いけど、2等寝台車はオープンスペースに3段ベッドが置かれているような構造の為、あまりセキュリティ上よろしくないかも、、と思い、4人1部屋のコンパートメントになっている1等寝台車に乗ることに。

まずは西安駅の待合所へ。

1等座席になると待合所も別の部屋が用意されているので、快適に過ごせる。

(写真で見ると”どこが快適なの??”と思うだろうが、2等の待合所は大変な混雑なのである。座る席を探すのも大変、トイレだってたーいへん、という感じ。1等用の待合所は2等とは別にトイレもあるし、改札口も別なのでゆったりと過ごすことができる)

一番上に出ているのがあたしの乗る電車。きゃっきゃ。早く乗りたいなぁぁ~

、、と、22時を少し過ぎたころにようやく乗車開始。

 わーい、わーい、電車だ、電車だ。

 1等寝台車はこんな感じ。このように4人一部屋のコンパートメントが1車両につき10部屋位ある。

写真に写っているのは隣の部屋だったアメリカ人。奥さんと二人で平遥まで行くらしく、とても楽しそうに車内で撮影大会していた。

あたしはこの時に思った。

もし、あたしと同室の人がちょっとイヤそうな感じの人たちだったら車掌さんに言って、このアメリカ人夫婦の部屋の人と交換してもらおう~と。。

1等寝台列車は快適なんだけどコンパートメントの為、見知らぬ男性達と同室、さらにドアを閉めてしまうのが女性として怖い、、、というような時は、車掌さんに言うと、他の部屋と交換してくれるらしい。車掌さんは皆、女性なのでそのあたりはいちおう気を配ってくれるらしいので安心、安心。(混雑状態にもよるみたいだけど。。)

さてさて、隣のあたしの部屋はどうかしらぁぁ?

お!だーれもいない、ラッキー!!もしかして一人占めかしらぁ??

そんなわけは無くってよぉぉ~

数分したら中国人のおじちゃん二人が入ってきた。

うーむ、、微妙。。

ちょっとお話してイヤな感じだったら変えてもらおうかなぁ

ニーハオ、、から始めてみると意外と優しいおじちゃん達。

”カバン、上にあげてあげようか?”と言い、手を貸してくれたり、あたしの下手くそな中国語を辛抱強く聞いてくれる。

優しいし、楽しいおじちゃんたち。

この人たちなら大丈夫そう。このまま、この部屋で行くことにした。

そうこうしていると車掌さんがやってきて、チケットを交換すると言う。

何だろう?と思いながらチケットを渡すと控えのカードをくれた。

これで、どの席の乗客がどこの駅で降りるかを把握しておいて到着前に起こしに来てくれるらしい。

へぇぇ~。寝過ごさないんだね。楽ちーん

ちなみに、あたしは下段。おじちゃんたちは上段。

、、ということは、あたしの隣の下段にまだ誰か来るのよね??と思いながら、おじちゃん達と下段に座っておしゃべりしていると、

ニーハオ!と若いかわいい外国の男の子がやってきた。

話をしてみると、彼はオーストラリアから遊びに来ていて、中国語はニーハオ、と謝謝しか知らないと言う。

すごいなぁぁ、、その二言だけでひとりで中国を横断しているらしい。

なんだかとっても楽しい部屋になってきた。

おじちゃんたちが他の部屋にいる友人に”俺たちの部屋は外人が二人もいるんだぞぉぉ!”と報告に行ったため、おじちゃんたちの友人たちまであたしたちの部屋にやってきて、4人部屋なのに6,7人で狭い中、ギュウギュウに詰めて座りながらいろんなおしゃべりをした。

それにしても、おじちゃんたちはよくしゃべる。

0時近くまで皆、部屋に居座るので、いい加減、眠くなってきた。

あたしもオーストラリア君も目が半分しか開いていない。。

、、と、ひとりのおじちゃんがようやく気づいてくれて、”じゃ、おやすみぃぃ”と、やっと解散。

洗面所に顔を洗いに行き、さっぱりとして、眠りに就く。

ベッドは固さもちょうど良いし、シーツもきれいだし、満足、満足~

下段の為、車輪が線路のガタガタ部分を通る際は振動が直に伝わってくるけど、それも楽しい~

うきうきしながら目をつぶっていたらあっという間に眠りに落ちた。

 


ぶらり一人旅 西安3

2012-04-01 08:37:27 | 旅行

306バスに乗り市内に向かいつつ、”はぁ~お腹減ったなぁぁ”と思う。

考えてみたら朝、飛行機の中で機内食を食べただけじゃぁないか。

この時、時間はすでに3時を回っていた。そりゃぁ、お腹もすくわけだわよねぇえ~

、、が、しかし、あたしには時間が無い。

とりあえず次のミッションを終えるまで食事はお預けだな、、と思う。

お腹がぐぅぐぅ鳴っている。前の座席に座っていた男性の頭が”まんじゅう”の様に見えてくる。。あぁぁ、、、ひもじい。。。

306番バスは4時頃に無事、西安駅前に到着~

さぁさぁ、次のミッションに向けてパキパキと動かなければ。。。

次の目的地に向かうため、市内バスに乗る。

駅前からはいろんなバスが出ているので、目的地まで行きそうなものを選んで乗ってみる

バス代は1元也。車内は上海とまったく一緒の感じ。でも、運転は上海よりも優しい~、あんぜーん

約10分ほどで目的地である”南門”というバス停に到着。

ふっふっふ。

あたしの次のミッション、それは、、、

”自転車で城壁の上を1周すること~”

城壁は1周が約14km。レンタサイクルは100分で40元らしいので、えーっと、えーっと、、計算すると大体1km7分ペースで走れば良いんでない?

ふっふっふ。。。余裕だわさ。

若かりし頃、韓国で”自転車”の授業をとっていたあたしの素晴らしい自転車操作術を見るが良し。

(注:今はわからないけど、以前、韓国では自転車に乗れない女性が多かったため、学校の授業で”自転車”という選択科目があったのである。ここで”A”をとっておきたいあたしは迷わずに”自転車”の授業を選択していたというわけさ。ぷぷぷ)

ふっふっふ。待ってろよぉ、城壁ぃぃ

城壁は確か6時までだったから、今から行けば1時間半はあるわね。うっしっし。美しいわ~

さぁさぁ、急いで、急いでぇぇ~

、、とバス停から南門を目指して行くが、そこに行くまでの路がロータリーとなっていて、なかなか渡っていくのが難しい。。

あーれー!あたしには時間が無いのよ~渡らせておくれぇぇ!と全身でアピールしつつ、でも、車にぶつかったら痛そうなので他の人を盾にしつつ、ようやく南門までやってきた

急いで城壁の入場券を購入。40元也。

入り口にはこんな人たちが。。雑談中。

さぁ、急いでぇぇ~

そして城壁の上に上がる

幅は12~14mあるらしく広々としている。よし、よし。走りやすそうだわね。

南門から上に上がってすぐの所にレンタサイクルがあったので早速、借りに走る。

、、と、ここで誤算が。。。

”5時半までに返してね。”

えぇぇぇ!!!6時までじゃないのぉぉ???

5時半までとすると、もう1時間を切っている。

韓国時代、”マッハのような技”と言わしめたあたしの自転車技を持ってしても、1時間で14kmはきっついじゃぁないか。。しかも、何が楽しくて、そんな激走しないといけないんだい??

あきらめた。1周はやめておこう。

のんびりと景色を楽しみながら自転車技を披露しよう~

レンタサイクルは100分で40元。プラス保証金として200元。もちろん、この200元は自転車を返却した時に戻ってくる。

じゃじゃーん。本日のあたしの相棒なり。よ!!パチパチパチぃ

さ、行くわよぉぉ~レッツらGo!!!

走り始めてすぐに”1周しなくてよかった”と思う。

道が結構、デコボコしてて、こんなところをマッハのごとく激走してたら確実に転んでたわさ。よかった、よかった。

では、城壁からの風景をお楽しみくだされぇぇ

じゃーん、城壁の外側

内側

うーん、、趣があって良いですわねぇえ~

でも、内側に寄りすぎたらちょっと怖いですわねぇぇ~

可愛い子が下から登ってきたのでパチリ

とりあえず西の角まで走ってみた

角なり。

そして、元来た路を戻りつつ、またしても景色を堪能

お??

さっすが中国。卓球大会なり。

上から見たロータリー。

ここ、もっと観光客が渡りやすいように信号付けた方がいいと思うんだけどなぁぁあ~

城壁は結構高い。高さは約12mあるらしい。昔の人はよくこんなもんを作ったわねぇ。。。

そして、現代の人の作ったものはこちら

センスが無いざぁます。全然イケてないざぁますわね。

しばらく城壁の上を楽しむ

覗き見感覚。

城壁の上にはトイレも数か所あるので、安心、安心。(比較的きれいだった。ドアも鍵もついてて満足)

そして5時半ピッタリまで自転車を楽しみ、返却。楽しかったぁぁ~

さっすがにお腹が空いたなぁ~

さ、じゃぁ、何か食べに行こうかな~。何、食べようかなぁ~、、、とうきうきしながら城壁を降りて行った。