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KIMBERLY雑記帳

4年半の中国生活を終えて日本に戻ってきました。
あたし、浮いてないかしら?とやや挙動不審になりがちな日々。

ぶらぶら北京 その1

2013-07-27 10:14:32 | 旅行

ペキン

ペキン

ペキン

ペキン

ペキン、ペキン、ペキン

ペキン、ペキン、ペキン はーるかな星が~ 郷里だ~ ウルトラー ペキン

大好きな北京に心もはずむっちゅうもんだわね、奥さん

うふちょこっと北京に行ってきていた。

夕方までハホちゃんとまったりとした素敵な時を過ごした後、ハホちゃんが寝ている隙を見計らって、空港に向かう。

久々の虹橋空港にはこんなモノができていた。

あら!、、、とか思ったものの、一体これが何なのかはわからないのが”昭和の女”の証拠。うふ。

搭乗口に向けてひたすら歩く、歩く

あの辺りかしらね??などと窓の外の飛行機を見ながら歩く、歩く。

そして、遅れる事無く飛行機は無事に北京に向けて飛び立ち、夜の9時過ぎに北京空港に到着~

ガラガラの空港エクスプレスに乗って、電車内を飛び回る蚊をずっと目で追っていたら、あっという間に”三元橋”駅に到着。

ここで地下鉄10号線に乗り換える

”青は進めだな”、、、などと、目の前にいる女性のまばゆいばかりのブルーの洋服を見ながら思う。

そして、ホテルのある駅に到着。

ホテルに向かってガラガラ、キャリーぱみゅぱみゅ キャリーケースを転がしながら歩いていく

北京の夜道は上海に比べて暗め。

暗いけど顔のボロボロ加減が気にならなくて美しい。そして、夜風が爽やかで気持ちよい。

いいなぁあ、、爽やかな夜風。。

今の上海なんて夜風も"不快指数5500、”。しばらく”爽やか”っていう言葉を耳にする事は無いと思われるわ。。。

ホテルに到着した後、喉が渇いたのでビールを購入

飲みながらホテルの日本語にウットリする

”お邪魔しないで”

”邪魔さしないてください”

はぁぁ~ ウットリ。

ウットリしながらシャワーを浴びて翌日に備えて就寝。

朝7時に出勤

え??”出勤”って、、、お仕事???

うふ。そうなの~

”おばちゃん業”が待ってるの~

、、、と愛しの甥っ子、姪っ子の待つ家へ。デレデレ、デレデレ。。

デレデレしているおばちゃんにコーヒーを入れてくれた甥っ子

おいしい、世界一美味しいわよ、甥っ子~!!と甥っ子コーヒーにデレデレ。

なんだか不思議なポージングで写真に収まる姪っ子にもおばちゃんデレデレ。

素敵よ、姪っ子。あんた、今、ポージングさせたら世界一だわよ、姪っ子~っと姪っ子にもデレデレ。

はぁ~ おばちゃん業はやめられない。。。

、、が、おばちゃん業はあっさりと終了。

朝8時過ぎから毎日”サマーキャンプ”と言う名の”お遊び教室”に行く姪っ子と、サッカー教室に行く甥っ子を送り出し、その後は姉と共にぶらぶら開始。

この日はとりあえず”紅橋市場”に向かう。

紅橋市場行きのシャトルバスに乗って。

うふん。きれいで快適、快適

車内もきれいでよろしい~

そして”紅橋市場”に到着

いらっしゃいましぃぃい~

”へへへ、またカモが来たぜ”、、と大きな真珠さんがお出迎え

ここは上海で言うところの”真珠城”。

”だまされちゃって、だまされちゃって、もうたーいへーん”な、なんとも楽しいワールド

いろんなものが売っている。目の前のイスは売り物じゃないけどさ。ぷぷぷ~

ここで、ちょっと買い物を楽しんだ後、すぐ後ろにある”おもちゃ市場”へ。

ジェットコースターと子供の顔が一緒じゃね?という素朴な気持ちになりながら中に入っていく

おもちゃや、文房具がいっぱい。

子供と一緒に来たら、母さん父さん大泣き、の場所と思われるのでここは”18禁”にしておくべきであろう。

なぜかこんなものを購入

これで”日ペンの美子ちゃん”を目指してみるとするか。。

ご丁寧に書き順まで載っている。ありがてえ、ありがてえ、とエセ美子ちゃんは思う。

市場を結構、楽しんでいたので気づけば12時を回っていた。

あら!じゃ、次の地へ急ぎましょうかね、、と姉と二人でいそいそと次の地へと向かうのであった

 

 

 

 

 

 


ぶらり一人旅 重慶その2

2013-07-16 11:25:10 | 旅行

少しずつ観光客っぽい人たちが増えてきた道をもう少し先の方まで歩いていってみる

お?こっちには何があるんでしょうか、お父さん?

、、とついて行った先に出てきたのは

う~ら~め~し~や~

なんでしょう、ここは?”おばけ屋敷”??という怪しいお店。

入口には生首がかかっているし、2階の窓からなんとも言えない物体が覗いている。

きゃ。こーわーうぃぃい!って怖がってあげたほうが良いのかな?と彼らに気を遣う。作り物感満載のお化けさん達。今日もご苦労様です。

ざーんねん、開店してたら入ってみたんだけどな、、と心にも無いことを口走りながらこの場を立ち去る。

この町には”カゴ”がよく似合うなあ、、と思う。次に来ることがあったら、リュックやめてカゴで来よう、と、またしても心に無いことを口走る。

やだやだ。疲れた朝は雑念だらけ。心にも無いことがどんどん、じゃんじゃん口から出てきちゃうわ。

きゃと銅像に駆け寄ると思ったそこのあなた!

ぶぶぅぅう~!!間違いです。

私が駆け寄ったのは左にそっと逃げていくわんちゃん。

かわいい~と、カメラを構えて近づいたらピューっと逃げられちゃった。

わんちゃんは善良な人が好き。こんな雑念だらけの女からは逃げたいのね、ぐっすん。

わんちゃんに逃げられちゃった先に見えてきたのは波止場

わ~い!

きったねぇぇぇ~ 

昨日まで目にしていた湖や川がきれいすぎたので、この河がとてつもなく汚く感じてしまう。

どんなに強風が吹いてきても、絶対、ここに落ちたくない、、と両の足に力が入る。

力のこもった両の足でふんばりながら撮った渾身の(?)一枚。ブルーシートが迫力満点で、もしかしたら今年の”ピューリッツァー賞に輝いてしまうんじゃぁ?”と思う。

まったく関係ないけど、どの街でも必ずあるなぁ、と思うのが

”兄弟”と名のつく食堂。この街にももちろんあった。

せっかくなので、、、

”妹”も探してみたの。うふ。

だんだん蒸し暑くなってきて自分が非常に汗臭くなってきたので、そろそろホテルに戻ってシャワー浴びようかな、、という気になってきた。

さっき降りた階段をエッチラ、ホッチラ、と上り、元来た道を歩いていく

あら?

かーわいぃぃぃ~

店の中から母猫がチロリと外を覗いていて、外には子猫ちゃんが”いーれーてー”と言わんばかりにミャァミャァ鳴いていた。かわいい。。。あぁぁ、、さっきのカゴがあれば、そっと、、、、、、

少しずつお店も開店し始めたので、ちょこちょこ覗いて行きつつ、この店にすぅぅぅっと吸い寄せられた

”張飛牛肉”って書いてある。

”張飛”って、三国志のあの”張飛”だわね??と吸い寄せられてしまったのだ。ちなみに私は関羽のファンなんだけど、まぁ、張飛は兄弟分ってことで、、、、へへへへ。。。

へへへへ。。と笑っていたら、お店のおばちゃんが”どれでもおいしいよ、ちょっと買ってみない?”と言うので”おみやげにちょっとだけ買おうかな、、、”と少しずつカゴに入れてみた。

おばちゃんが”どんなのが欲しいの?”と言うので”辛いのを、、”と言うと、”これも辛い、これも辛い、これも、これも、あっちのあれも、、、”と、どんどん、じゃんじゃんカゴに入れだした。

あーれー!と思ったけど、ま、おみやげだし、いっか。とおばちゃんを放置。適当に入れてもらう。

適当な量になったので”おばちゃん、その位でいいです”と言い、お会計をしてもらったら、な、、、なんと

280元だったぁぁああああああああああああ!!!!!!!!!!

どんだけ張飛牛肉ぅぅぅううう どんだけぇぇえ~ 背負い投げぇぇ~ (IKKOさんラブ

お友達の皆さん、またしても”身体に悪いおみやげ”です。もらってやってください。一緒に身体壊しましょう、とそっと心の中から皆にショートメールを送っておく。

お会計を済ませてお財布を見ると、あーれー!あと40元しかない!ひぃぃぃ!!!

竜宮城から一気に現実の世界へと戻った瞬間。

寂しいお財布と共に歩き続ける。

きゃ。素敵なお店~

いっぱい唐辛子製品が売っている。重慶だしね、辛いしね~っと、うずうず”買いたい病”を発症する。

お店のお兄さんがいろいろと薦めてくれるが、お兄さんは私の財布の中身を知らない。

兄さん、あっし、40元しか持っていないんすよ。へへへ。

でも、どうしても買ってみたいので目を凝らしてよぉぉぉく見てみると、”重慶ラー椒”という七味唐辛子みたいなのが一袋15元で売っていた。うき!

一袋購入。

お友達の皆さん、またしても身体に悪いものですが、あっしとシェアしてみましょうや、と再度、心の中からショートメールを送る。

残金25元なり。喉が渇いたのでお水を購入、3元だったので、残金22元。

もうホテルに帰るだけですからね、、没問題ですよ、へへへ、、と歩き出す

この道は~いつか来た道~

来てない、来てなかったわ!とすぐに気づく。だって、、

こんな可愛いわんちゃん見てないもの~

わんちゃん、いたずらをしてお父さんに怒られている、、の図。

怒られている時のわんちゃんの表情ってのはたまらなく可愛い。目がおどおどしてる。可愛い~

それにしても、、お腹すいたなぁ、、、

残金22元で何か食べたい。

この店に決定

うふ。メニューを見て心温まる。だって、ほとんどが6元~残金22元でも食べられる~

酸ラー粉を食べる。6元。

これが、すごく、すごく美味しい~!!!!!

お、、、お代わりしちゃおうかな、、もう一杯食べちゃうかな、、、とお財布と相談する。

で、、でも、帰り道の電車代もキープしておかないとだし、、、他にも何かあったら困るから、、とぐっと我慢する。

残金16元の女の我慢する姿は清清しいものであったに違いない。キラリーン

帰ろう、帰ろう~。お金無いし、帰ろう~

あ!!!

”店内洗手間”が開店~!!!雑貨やさんだったんだね。何か買ってみたいけど、残金16元。さようなら店内洗手間。。。

階段を上がってぇ、、

来た道を歩いてぇ、

気になるけど、残金16元の女には手が出せなくてぇ、

この街を後にする。

地下鉄の”磁器口駅”までは市場を通ると近道だったことが判明

ここでも残金16元の女は何も買えないから素通りしてぇ、

駅に到着~

4元で切符を買って、残金12元の女、となってホテルに戻る

ホテル周辺の道路。

横断歩道がほとんど無く、歩道橋が多い。上海みたいに”ちょっとあっち側に行こうかね、、”と道路を横切るのには勇気が必要なくらい車も多いので、素直に歩道橋を渡っていく

ホテルに戻って、シャワーを浴び、さっぱりとした身体で空港に向かう。

空港までも地下鉄で行けるので、またしても地下鉄。

今度は3号線。

最初に乗ったのが”重慶北駅”止まりだったので、重慶北駅で次の電車に乗り換える

空港までは6元なり。残金6元の女、となる。

3号線は結構、人が乗っていた。でも、きれいで快適、快適~

なんだかんだと1時間弱で江北空港駅に到着~

改札口を出て、空港のチェックインカウンター目指すも、実はこの駅は空港のいっちばん端っこにあるので果てしなくカウンターまで歩いて行かねばならないことが判明。

駅から上がってきた辺りは”Eカウンター”。私の目指す”Bカウンター”までえっちら、ほっちら歩いていく

なんとかカウンターに到着。

14:20発の飛行機に乗るべく、搭乗口へ。

、、が、しかし、この日の空は荒れていたので、飛行機はほとんどが遅延。

だらだらと座って待つ。そして、当たり前だけど、ひっそりと搭乗口も変わっている。

中国国内線で遅延したときは搭乗口が変わるのはお約束なんだろうか??飛行機が遅れたときは注意、注意。

きれいなロビーの搭乗口から暗く寂しい1階ロビーの搭乗口に代わり、そこでトイレに行く。

あら?ここはパラダーイスなのね?

トイレに入った瞬間、大量の蚊が壁に張り付いているのを目にして凍りつく。

そこは”蚊パラダーイス”であった。

ね、、、狙われている、、、私は今、狙われている。。。。

露出を最小限にしつつ、やつらに気づかれないようにそっと用を足して、その場を後にする。

1階のトイレは要注意、蚊取り線香持参が望ましい、、ということも旅の記録に記しておこう。

残金6元の女、最後の最後に”蚊パラダーイス”に遭遇しながらも揺れに揺れる飛行機で無事に上海の家にたどり着いたのであった。

 

 

 


ぶらり一人旅 重慶その1

2013-07-13 20:01:01 | 旅行

黄龍空港を遅れて飛び立った飛行機は約1時間のフライトの後、無事に重慶に到着した。

外に出た瞬間、もあぁぁぁぁ~っと暑い。

、、ので、タクシーで一気にホテルまで移動するべく、タクシー乗り場に並ぶ。

タクシー乗り場には係のお兄さんが立っていて、テキパキと”はい、あなたはあれ、あなたはこれ”とどんどんさばいていってくれるのであっという間にタクシーに乗ることができる。

、、が、しかし、見ていたら、一旦乗った乗客がしばらくして降りてくることがある。どうやら乗車拒否されている模様。上海ではほとんど無いけれど、北京や重慶あたりだと、まだまだ乗車拒否に遭う可能性が高いんだなぁぁ、、と実感。

自分も拒否されたらどうしよう。この暑いのに面倒くさいじゃない、そんなの。。。

機内で一気に食べた”香茶牛肉”が口の周りについているせいで拒否られることもあるかもしれない、と思い、口の周りをティッシュできれいにふきとっておく。

一緒に口紅もとれてしまい、疲れきったお顔のできあがり。

ダラーっとした姿勢で立っているせいで拒否られることもあるんじゃぁ?

両の足を軽く肩幅程度に広げて立ち、腹筋に力を込め、あごを若干、引き気味にして立っておく。完璧

お蔭様で”姿勢は良いが、疲れきったお顔の私”は乗車拒否されることなく、ホテルまで連れて行ってもらえた。

ホテルまではタクシーで40分ほど。50元であった。

チェックインをして、荷物を置き、外に出る。

うふ夕食食べに行く気力は残ってなかったけど、目の前に”便利店”があったからビールだけ買ってきたの~

”山城ビール”ってのはここら辺のビールの主流なのかな?そして、隣は久々の”パイナップルビール”

いえい、イエーイ!

グビグビグビ、、、ぷは~

久々に飲むビールはおいしい~!!酸素もいっぱいあるし、飲んではしゃいだって没問題~ガオシャンビンに怯えることのない生活っていいわねぇ~

ビールを満喫し、シャワーを浴びて、次の日に供えるべく就寝

そして朝5:30に起床。

この日の午後の便で上海に戻る。いろいろと逆算をしてみると、12:00にホテルをチェックアウトしてのんびりと空港に向かっても余裕がある。

、、、ので、朝のうちにちょっとだけ重慶の散策に出ることにする。

シャワーを浴びて、荷物をまとめるだけまとめておいて7時前に出発~

ホテルから徒歩5分の地下鉄の駅”両路口”に向かう

そして、目指す”磁器口”までおいくら万円かチェック

4元なりぃ~。4元のチケットを購入して乗り場へ

重慶の地下鉄は新しいのかな?ホームもとてもきれい。

そして、やってきた1号線に乗車。

 

車内もきれい、きれい。

、、、と、次の駅でドヤドヤと若者が乗ってきた。

たくさんの新聞と共に。

どうやら新聞配達(?)の青年達らしく、途中の駅まで運ぶ模様。

この高く積み上げられた新聞をドアが開くと同時にホームめがけて一斉にドサ!!っと倒す。すると、こんなに大量の新聞を電車内から一気にホームに移動させる事ができる、、という大胆な荒業に見入ってしまった。

そして、車内ではもう一つ感激した出来事が。

新聞配達の青年の一人に向かって、ひとりのおばちゃんが”あんたのハイズ(孩子)はきったないねえ。”と声をかけた。

”このハイズ(孩子)はもういらないやつだから、、”みたいな事を返事する青年

 

こ、、、子供が汚い???

そして、子供が汚いからもう捨てちゃう、、、ですと???

思い出した!

昔、四川出身の先生が”私の田舎では”靴”のことを”孩子”と言います。決して”子供”の事をいってるのではないんですけど、知らない人が聞くとびっくりしますよねえ”と言っていたことがあった。

きゃ。本当だったわ、先生。みんな、靴を見ながら”ハイズ、ハイズ”言ってる~ うききぃ

そんなこんなしている内に”磁器口駅”に到着~

電車を降りて歩いていたら背後で5歳くらいの子供が”お母さん、僕のハイズがビチャビチャになっちゃったよぉ”と訴えていた。

5歳くらいの子供が”僕の子供が、、”って。。。と、ぷぷぷ~と笑いそうになる。

うずうず、うずうず、、私も言ってみたい。ハイズ使ってみたい。

”あなた~私、今のハイズもう飽きちゃったから新しいの買ってよ~”

”いいよ。新しいハイズを買いに百貨店に行こうか~”

、、、みたいに。

上海でこんな会話したらみんな”こ、、子供飽きちゃっただと??百貨店に買いに行くだとぉぉ??”ってなるかしら?ぷぷぷ~

、、と歩きながらニヤニヤ、ニヤニヤ

目指す場所は駅を出てニヤニヤと歩いて3分くらい。(ニヤニヤしなければ2分くらい)

道の真ん中に立てられた立派な門のおかげですぐに見つけることができた。

タコのように干されているブルーシートの横に入口を発見

じゃじゃーん!門の名前が読めないけど、まぁ、いいじゃぁないか、、と中に入っていく

じゃーん!

良い感じじゃあーりませんか。ウキウキしてきた。

”磁器口”は昔、この辺りで盛んに作られていた磁器をこの先にある港から中国国内の到る所へと出荷されていた事から”磁器を出荷する口=磁器口”と名づけられたのだという。

両脇に古い建物が並び、雨で濡れた石畳がとても趣がある。

朝早いので人も少なくて散歩にはピッタリ。うきうき、うきうき。。。気づけばまたしても顔がニヤけている。

奥さん、ハイズ(靴)貸して~

はーい、どうぞぉ、、みたいな世界。

古めかしい建物が並んでいるのがとても良い感じなんだけど、どうやらちょっと”古すぎる”らしく、よぉく見てみると、建物のいろんな所に”取り壊し”マークが書かれている

もったいないなぁぁ、、と思いながら歩いていく。

この界隈のおじちゃん、おばちゃんは買いもの用に”カゴ”を背負って行く模様。何人ものおじちゃん、おばちゃんがカゴを背負って野菜とか買っているのを見て、自分もこの”買い物カゴ”が欲しくなった。このカゴにハホちゃんを乗せて歩きたいの、私。

古いけど、家の前などはきれいに整頓されている。

ミッキーでーす!

”さぼてんミッキー”現る。略して”さぼッキー”。この夏、大流行の兆し。

あら、なんだか下り階段。

下ってみよう、下ってみよう~

下っていくと、ここがメインの道なのかな?というくらい、両側にお土産やさんや、食べ物やさんがいっぱい並んでいる。

お店が全部、開店する頃にはこの道も人でいっぱいになるのかな?

お父さん、朝ごはん中

お父さん、右側のイスのほうが座り心地が良さそうに思うのだが、、、、と、ほっそいイスに座るお父さんの背後にそっと問いかけてみる。

こ、、、これは、店の名前なんだろうか??

”店内洗手間”

、、と書かれた看板を前に、その答えが知りたくてウズウズするも、まだ開店しないので答えがわからず残念。

とりあえず、先に進んでみる。

今年の夏はうちの夫婦はこれでキメ!きらりーん

この店もまだ開店前。

どれどれ。人の少ない道を港に向けてもうちょっと歩いていってみましょうかね~


ぶらり一人旅 黄龍その3

2013-07-11 09:51:07 | 旅行

あなた、ガオシャンビンにやられちまったのですか?と言うくらいにグッタリとした佇まいのマネキンさんと共にめだかちゃんを待つ

めだかちゃんから電話が来て、”あとちょっとで出口付近に着くけど、君はどの辺りにいるの?”と聞かれる。”マネキンのすぐ横にいます”と答えたかったのだが、はて?”マネキン”は中国語で何て言うのかしら?

わからないので”マーネキン、マーネキン”と怪しい英語風に言ってみたものの、めだかちゃんに通じるわけはなく、、、仕方ないので、めだかちゃんがわかりやすいような場所まで歩いていく。

歩いていたらめだカーがやってきた。

めだかちゃーん!大きく手を振って駆け寄っていく

この旅行中に何度と繰り返したこの仕草とももうお別れ。これが最後の”めだかちゃーん!”だ。

当ったり前のように助手席に乗り込む。

”遅くなってごめんなさーい”と言うと、めだかちゃん”あーた、何言っちゃってんの?全然、遅くないよ。僕、お茶飲んでテレビ見てのーんびり待ってたから、もーっとゆっくり見てきてもよかったくらいだよ”と言われる。

めだかちゃん、、最後まで優しいええお人や。じいぃぃん。

”、、、で、酸素缶は役にたったの?”

え???酸素缶??

大きくふくらんでいる私のリュックの中には未使用の酸素缶がそのまんま放置されていた。

すっかり忘れ去られていた酸素缶。。私、なんでこれ買ったんでしたっけ??

魅惑の酸素バーにとりつかれていたせいですっかり忘れていたよ、酸素缶のこと。。。

まぁ、これから空港までの道中にでも必要になるかもしれないからね、あーっはっは、、と笑ってごまかす。

そう。

人生ごまかしてなんぼ だ。

そのまま空港に向けてめだカーは走っていく。黄龍から空港までは1時間くらいの予定。

朝は雨ザァザァだったので周りの景色が見えなかったけど、改めて周囲を見てみると本当にきれいな景色の中のドライブだ。

横にいるのがめだかちゃんじゃなかったら、、、

やっくん達も行動開始していた

やっくん以外にも牛、馬、、、といろいろ出てきて楽しい道路。さながらサファリパーク草食動物編、、って感じ。

あれ?

ハホちゃん?あんた、ハホちゃんなの??

ボサボサ感が非常に似ている気がする。ハホちゃんはやっくんの血が入ったわんちゃんだったんだな、、と18年目にしてようやく確信する。

途中でめだかちゃんが”見晴らし台から標高5,000m級の山々が見えるからちょっと寄ってあげるね”と言って、寄ってくれた。

あぁぁ、、雲がなかったらよかったのに。。。

ゴミ箱の上にそっと灰皿があるけれど、ここでタバコ吸うような、そんなワイルドな人いるんだろうか?

だって、この見晴らし台は標高4,007m。”いらっしゃいませガオシャンビンワールドへ”だ。

ご丁寧に4,007と書かれている石碑をパチリと撮っておく。

コンドル(?)は飛んでいく。

サイモーン!ガーファンクルー!

タルチョーさんたち。

4,007m地点をひっそりと楽しんだ後、空港へ。

1時間ほどで空港に到着~。

ここで、めだかちゃんとお別れ。そして、忘れていた酸素缶が邪魔なのでめだかちゃんに贈呈する。めだかちゃんに”次の旅行者用にキープしておくといいよ”、と言ったけど、たぶん、売りさばいてしまうと思われる。ぷぷぷ

チェックインを済ませて中に入る

空港も標高が高い(標高3,447m)ので、ここでもじぃいぃぃっとおとなしく過ごさなければならない。

あら?”酸素バー”なる看板を見つけたのでいそいそと行ってみた

 、、が、鍵がかかっていた。ガックシ。 ざーんねん!

、、と、その横にラウンジを発見。

どうやらビジネスクラス、ファーストクラス以外の客でもお金を払えば使用できるらしい。

うふ。使用してみる~

”不治の病、贅沢病”に侵されているので、あっさりと150元払ってビジネスクラス用のラウンジへ

ゆったりソファと飲み物があるだけ、、だが、ここで横になって本を読む幸せよ。ほーほっほっほ。

隣にいたおじさんはガオシャンビンを発症したらしく、空港内の売店で売っていたガオシャンビンの薬”紅景天”を2本一気飲みして、そのままバタリとソファに横になっていた。

快適空間なので、具合の悪い人はここで休憩するのも良いかもしれない。

ここで1時間以上休憩した後、トイレに向かうべく外に出る

搭乗口付近もガーラガラ。

150元払ってソファに座る必要なかったんじゃあ???

言わないでぇぇえ~ いーわーなーいーでー

ちなみに搭乗口付近のトイレはドアもあって、ちゃんと鍵もかかる。安心、安心

搭乗口に行ってみたが、あら?飛行機来てなかったわ。どうやらお約束の”遅延”。ぷぷぷ~

30分ほどの遅延でようやく飛行機に乗り込む。

この日、利用したのは19:20発重慶行きの”四川航空”。うふ。最近、こういうしぶーい飛行機に乗ってみるのがマイブーム。

重慶までは約1時間のフライト。

ご丁寧にスナックと水が配られる

この”香茶牛肉”が思いのほか美味しくて、一気に食べてしまった。

窓の外のきれいな景色に別れを告げつつ、機内でもお菓子三昧で重慶を目指すのであった~

 

 

 

 

 

 

 


ぶらり一人旅 黄龍その2

2013-07-10 13:13:04 | 旅行

運命の分かれ道を右に進んでしばらく行くと、きれいな池が見えてきた

この辺りは確か”争艶池”(標高3,400m)とか言う所。

五彩池と同じく水の色がきれい。バスクリン投入疑惑もあるほどの綺麗さにウットリ~

そして、その後に出てくるのはこんな感じの道。周辺の山々もきれいに見えてきて、すっかりガオシャンビンの事など考えなくなってくる頃。

ずーっと見ていると、なんだか温泉のように見えてくるのは私だけだろうか?

あぁぁ、、きれいな温泉に行きたい、行きたい、うずうず、うずうず、、台湾が私を呼んでいる~

お風呂(?)の深さもちょうど良いじゃないか。ここで湯に浸かりながらお酒をきゅ~っと、、、

すっかりガオシャンビンを忘れている。

お前はそんなやつだったのか?

さっきまであんなにガオシャンビン、ガオシャンビン言っていたくせに、そんなに簡単にガオシャンビンの事を忘れちまう薄情なやつだったのか??

山々に怒られちゃったわ

そう、そう。まだまだ3,300mはある地帯。ガオシャンビンの事を忘れちゃいけなくってね。

少しずつ晴れ間が広がって、暑くなってきたのでこの辺りで着ていたパーカーを郷ひろみバリにささっと脱いでTシャツ1枚になる。座るとお腹の界隈のにぎやかさが目立つので、パーカーを腰に巻いてごまかす。

人生ごまかしてなんぼ

ごまかしながら先を進む

この辺りから道を聞かれることが多くなってきた。

道を聞く、、というよりも”ここからどれくらいで一番上の五彩池まで行けますか?”という質問ばかりだ。

皆、入口から徒歩で歩いてきた人達。だいぶ疲れが出てきているし呼吸の浅い人もいたので、気休めを言ってガオシャンビンにかからせては可哀想。

正直に”私は上からここまでゆーっくりゆーっくり歩いて2時間はかかってますねえ”と答えると、皆、ひえええ!!という顔をする。

お菓子休憩や酸素バー休憩も入れての2時間なんだけどさ。 Byお亀

びびらせてごめんね。でも、ゆーっくりゆーっくり行かないとガオシャンビンになっちゃうよ、と他人様のガオシャンビンにも注意する。

実際、ここまでに数人、道端で座り込んでいる人を見かけた。とても辛そうに頭を押さえていたり、ぎゅーっと目を閉じて座っていたり、、、

うう、、わかる、、わかるよ、、その辛さ。。頭の中でマーチングバンドがジャンジャン演奏してる感じでしょう??シンバルぅぅ!ちょっと静かにしろ、シンバルゥウゥ!!って感じに頭の中でガンガン来ているのよね?

やだ。。ちょっぴり自分も辛くなってきた気がしちゃうじゃなぁい

、ので、気分を紛らわすためにきれいな池を眺める

あなたも?あなたも紛らわしてるの?と写真の彼女に問いかけたい。

ここは確か”金沙舗池”とかいう辺り。この辺りでもまだまだ標高3,280m。まだまだガオシャンビンの魔の手が伸びてきまっせ、旦那。

でも、ありがたい事に程よい距離に次々と見所が出てきてくれるので気分はウキウキ

さっきの”金沙舗池”を下りていくと、こんな滝になっている。そんなに水しぶきはかかってこないのでここでは”自然の7:3分け”にならず。

奥さん、目の前で待っていても7:3分けにはならないわよ。

上からのんびりと階段を下りてきて、こんな景色が見えているので本当に気持ちが良い。

目の前にはきれいな山々、左手には温泉天国

、、、と、私にはお風呂にしか見えなくなってきたこの頃。

もちろん、あのへりに座ってお菓子休憩だわよね~と、数メートル前から座る場所の目星をつけておくのが優秀なトラベラーというもの。

ピンクの洋服のおばちゃんの隣にツバつーけた!と念力を送りながら、ゆっくりゆっくりと階段を下りていき、お菓子休憩。

目の前に広がるお風呂たち。

一番手前がジャグジーで、その右横が塩風呂、その左隣は電気ビリビリ風呂で、その横の小さいのは水風呂、それから、その奥の大き目のは”マリンブルー(本日の入浴剤)のお風呂”、、、

、、、と、スーパー銭湯を思い起こさせる景色にウットリ

これは小さめだから”ハホちゃん専用”にしよう、と最後の見所である”迎賓彩池”(標高3,199m)まで頭の中はお風呂でいっぱい。

この赤いお姉さんもきっと私と同じ事、考えていたと思うわ。

朝、ロープウエイに乗って上まで行ってから、ゆーっくりゆーっくりと”お亀走行”で歩いて景色を堪能しつつ下りてきてようやく出口にたどり着いた

この時点で16:30.

、、、ってことは、、、ひえええぇぇぇ!!5時間半もかかっとるで!

ゆっくりしすぎたかなぁ?本日の”お亀走行王者”いっただきました~!、、、だな。

でも、ゆーっくり歩いたおかげでガオシャンビンにならずにここまで降りてこれた。うき!

そして、めだかちゃんに”出口に着きましたコール”。

めだカーが来るまで写真を撮りながら待つ

おばちゃん、ちょっと足を開きすぎでは??と、おばちゃんの写真のポーズに気になりながらも世界遺産マークをパチリ。

遠くにきれいな雪山が見えてきて、ウットリしながらめだカーを待つひと時。あと少しでこのきれいな景色とお別れなので、めだかちゃんが来るまで景色を楽しんでおきましょうかね。

もちろんお菓子食べながら。。。ぷぷぷ~

お亀の幸せ