まずは、この私の過去記事をご覧下さい。
ちょうど一年くらい前の記事ですね。
この記事は、簡単に言うと、「制服リユースが進むと制服というシステムそのものが破綻するぞ?」という内容です。
続いて、こちらのニュース記事をご覧下さい。
“お金がかからない” 学校づくり進む 教材レンタルも
制服 無料で譲り受けも
また中学校になると男女ともにおよそ3万円前後の制服の購入費がかかりますが、負担を減らそうと卒業生から制服を譲ってもらう取り組みを10年以上進めていて、教育委員会の廊下には、専用のコーナーが設けられ、常時100着以上の制服が並べられています。サイズが合えば無料で譲り受けることができます。
教材などの購入費用は、10万円以上する子どもの発達を学ぶための模型や、10万円近くした妊婦の体験セットなど、これまで各学校ごとに購入していたものを見直し、学校間でレンタルする方式に変えるなど、むだな支出がないか徹底して検証することで捻出しました。
古賀市では小学校入学時にかかる教材費の保護者負担は10年前に比べて4千円ほど減ったということです。
小学校に子どもが入学するという母親は「机やランドセル、体操着など買わなくてはならない物が多くあり4月は節約して過ごしていました。取り組みは非常にありがたく、使わずに済んだお金は、子どもの将来のために使ってあげたい」と話していました。
古賀市教育委員会の長谷川清孝教育長は「経済的に厳しい世帯がまだまだ多いのが実情だ。お金を気にせず安心して学べるようサポートしていきたい」と話していました。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190421/k10011890921000.html?utm_int=news_contents_news-main_007より一部抜粋。是非リンク先にて全文お読み下さい。)
過去記事でも書いたとおり、制服リユースは制服というシステムそのものを破綻させます。
それなのに、ついに行政・教育委員会が制服リユースを積極的にやりはじめるだと……?
ってのが私の感想です。
だったら、もう制服という制度そのものをやめましょうよ。
服装の統一により生徒の気持ちを1つさせて学校の秩序を保とうとする制服システムと、個性の伸長や多様性の認め合いをうたう現在の学校教育の間には、もはや整合性はありません。
また、何度も言いますが、制服リユースは制服というシステムをそもそも破綻させますので、できの悪い対処療法でしか無いです。
だったら、破綻する前に自分たちから上手にやめた方が良いです。
ここから先は、本題とはそれて、雑感みたいな感じになるのですけれども
そんなに家庭の経済力って落ちてるんですかね?
行政は、本当に困窮している家庭には就学援助費出します。
(こちらの過去記事もご参照下さい。)
さて、ここで気になるのは
・行政が考える「本当の困窮ライン」(=就学援助をもらえるライン)が実態にそぐわない説
・家庭の経済力は実は変わってないのだけど親の中で子どもの学用品に出すお金の優先順位が下がっただけ説
どっちなんでしょう?
もちろん、学校サイドの無駄を減らす努力も必要です。
でも、前者が正しいなら、こんな細々とした涙ぐましい努力で解決を図るよりも
就学援助受給ラインを見直せば一発で解決する問題だと考えますし
後者が正しいなら、それはもはや家庭の問題じゃないのかって気もするし……。
記事中で気になったのは
「新たに教材を購入する場合も、10社程度から見積もりを取って比べる工夫」
簡単に言ってくれちゃって……。
これ、民間だったら当たり前かもですが、学校現場でそれやるのはかなり大変なんですけどね。
それやれっていうなら学校の人手増やして、ですよ。
てかもうそんなこと言うなら一斉に「公立小中学校は副教材の使用禁止、学校長集金も禁止」ってしてくれた方がもう良いんじゃ無いかと私は思いました。
ちょうど一年くらい前の記事ですね。
この記事は、簡単に言うと、「制服リユースが進むと制服というシステムそのものが破綻するぞ?」という内容です。
続いて、こちらのニュース記事をご覧下さい。
“お金がかからない” 学校づくり進む 教材レンタルも
制服 無料で譲り受けも
また中学校になると男女ともにおよそ3万円前後の制服の購入費がかかりますが、負担を減らそうと卒業生から制服を譲ってもらう取り組みを10年以上進めていて、教育委員会の廊下には、専用のコーナーが設けられ、常時100着以上の制服が並べられています。サイズが合えば無料で譲り受けることができます。
教材などの購入費用は、10万円以上する子どもの発達を学ぶための模型や、10万円近くした妊婦の体験セットなど、これまで各学校ごとに購入していたものを見直し、学校間でレンタルする方式に変えるなど、むだな支出がないか徹底して検証することで捻出しました。
古賀市では小学校入学時にかかる教材費の保護者負担は10年前に比べて4千円ほど減ったということです。
小学校に子どもが入学するという母親は「机やランドセル、体操着など買わなくてはならない物が多くあり4月は節約して過ごしていました。取り組みは非常にありがたく、使わずに済んだお金は、子どもの将来のために使ってあげたい」と話していました。
古賀市教育委員会の長谷川清孝教育長は「経済的に厳しい世帯がまだまだ多いのが実情だ。お金を気にせず安心して学べるようサポートしていきたい」と話していました。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190421/k10011890921000.html?utm_int=news_contents_news-main_007より一部抜粋。是非リンク先にて全文お読み下さい。)
過去記事でも書いたとおり、制服リユースは制服というシステムそのものを破綻させます。
それなのに、ついに行政・教育委員会が制服リユースを積極的にやりはじめるだと……?
ってのが私の感想です。
だったら、もう制服という制度そのものをやめましょうよ。
服装の統一により生徒の気持ちを1つさせて学校の秩序を保とうとする制服システムと、個性の伸長や多様性の認め合いをうたう現在の学校教育の間には、もはや整合性はありません。
また、何度も言いますが、制服リユースは制服というシステムをそもそも破綻させますので、できの悪い対処療法でしか無いです。
だったら、破綻する前に自分たちから上手にやめた方が良いです。
ここから先は、本題とはそれて、雑感みたいな感じになるのですけれども
そんなに家庭の経済力って落ちてるんですかね?
行政は、本当に困窮している家庭には就学援助費出します。
(こちらの過去記事もご参照下さい。)
さて、ここで気になるのは
・行政が考える「本当の困窮ライン」(=就学援助をもらえるライン)が実態にそぐわない説
・家庭の経済力は実は変わってないのだけど親の中で子どもの学用品に出すお金の優先順位が下がっただけ説
どっちなんでしょう?
もちろん、学校サイドの無駄を減らす努力も必要です。
でも、前者が正しいなら、こんな細々とした涙ぐましい努力で解決を図るよりも
就学援助受給ラインを見直せば一発で解決する問題だと考えますし
後者が正しいなら、それはもはや家庭の問題じゃないのかって気もするし……。
記事中で気になったのは
「新たに教材を購入する場合も、10社程度から見積もりを取って比べる工夫」
簡単に言ってくれちゃって……。
これ、民間だったら当たり前かもですが、学校現場でそれやるのはかなり大変なんですけどね。
それやれっていうなら学校の人手増やして、ですよ。
てかもうそんなこと言うなら一斉に「公立小中学校は副教材の使用禁止、学校長集金も禁止」ってしてくれた方がもう良いんじゃ無いかと私は思いました。