何回かある。おそらく最初の分岐点は、縄文時代から
弥生時代に移ったそのときだろう。
縄文時代を教科書で習うとき、縄の模様がついた土器を
使っていた・・・・そんなことよりも、狩猟生活から
農耕の時代に移ったとき。
沖縄では、琉球王国という国家が誕生するまで、人々の多くが
狩猟生活をしていた。今から6600年~900年まえくらいまで。
日本では平安時代頃かな。
農耕が始まると搾取する側と搾取される立場がうまれる。
何よりも、農耕は非常に手間がかかる作業で、1年を通じ
田畑と水を管理し、人々が組織的に働かなければならない。
沖縄の人はこの時代から弥生人と交流があったことが
わかっている。穀物の栽培を知らないわけではなかった。
しかし、あえて狩猟生活を続けていた。
サンゴ礁の穏やかな内海で、貝や魚を捕り、湧水の近くで
生活していた後がある。
つまりあえて農耕をしなくても、1年を通して豊かな生活が
出来たからだろう。
沖縄は本土の北国と違って、閉ざされる時期がない。
そのなごりなのか、沖縄(宮古島)にはホームレスなどいない。
最悪、働かなくても、食べていくことは出来る。
時間にルーズな性格もこのような歴史があるからだろう。
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