うんたま森のキジムナー

挨拶

狩又部落にさしかかると「部落内徐行」の
看板が目に入る。交通標識を意識して、速度を落とす
なんて経験は宮古島にくるまでなかったような。
小学校の前を児童が横断歩道を渡ろうと手を
あげていた。どんなに交通マナーの悪い人だって、
子供に見つめられて手をあげられたなら、
赤信号をより効果がある。誰だって止まるだろう。
「コンニチワ!」数メートルの道路を渡りきって
から「ありがとうございました」
(イヤイヤ、私は当然の行為をしたまでです。
お気遣いなさらないでください)
とまでは言わないが、挨拶をされて、御礼まで言われ
るとなんだかてれくさい。

と言う気持ちと後ろめたさ・・・?普段の行いや、
大人が起こす事件などが心をかすめる。
「知らない人から声をかけられたら、大声で助けを
求めてその場から走って逃げなさい」
どこの学校でも警察やボランティアが講習会を開いて、
子供たちを守ろうとしている。悪い大人が多いから、
大人が注意を呼びかける。変な話だ。
この部落では港で子供たちと出会うと、「こんにちは!」
と元気よく挨拶してくる。たとえ私のような怪しい
オジサンにも笑顔で「こんにちは!」と挨拶してくる。
犯罪なんて言葉とは無縁の場所だ。
育つ環境もさることながら、たった一言
「こんにちは」の挨拶で人の心も美しくみがかれる
ような気がするな。

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