デイゴの花が例年になく綺麗に咲くと大型の台風がくる。
毎年、デイゴの咲く時期になるとよく聞く話。
いつもよりもデイゴの花が多いときは、台風が多く発生する。
これもよく聞く話であるが、実際には科学的根拠もなく証明されて
いるわけではない。
デイゴの木の茂りが深いときは、その年は大風が吹く。
デイゴの花が咲くのは台風の季節の前で、赤く色づくデイゴの花を見て
占ったのだろう。
現在では天気予報が正確になってリアルタイムで予報が出る。
以前は電話で確認していた時代があった。
知りたい地方の市外局番の後に「177」をダイヤルすると気象情報が流れる。
おそらく今でも聞けると思うが手っ取り早くスマホで確認できる。
空に筋状の雲が現れたら、台風の前兆、電話やラジオの気象情報聞いていた。
身近なまわりの景色の変化から台風の発生や接近を知ることができる。
少し前、夕暮れ時に鮮やかな夕焼けが見られた。
海も穏やかだけど空は真っ赤か、空気中の水蒸気が多いほど
波長の短い青色光が散乱し、波長の長い赤色は散乱されずに目に届くため、
夕日が赤く見える。その赤い光が上空に広がる雲を下から照らすことで雲が赤く輝き、
綺麗な夕日となって見える。
オジィはよく夕焼けを見て「台風さぁ」とつぶやいていた。
鮮やかな夕焼けは台風のサイン。覚えておいてください。