損得勘定が早い」と噂される。最初の方は
間違っているけれど、後ろの方は否定できない
ところもある。
ちょっと難しい話をひとつ。最近何かと税金の
無駄遣いが問題視されている。
島の友人が、「大神島に生徒数一人学校がある。
その為に3人の先生が大神島に船で通わなくては
ならない。生徒を宮古島本島の学校へ通わせたほうが、
よほど得だし、税金の無駄遣いだとは思わないか?」
と聞いてきた。これが本土の人なら、
「よそ者が口出しすることではないやろ」と言うが
彼の家元は大神島だ。
「どっちが得でどっちが損と思うか?」と追い討ちを
かけて聞いてくる。「わからん・・・」と答えると
「なんで?こんな簡単な計算がどうして
わからないのか?」と言う。簡単・・・?
心の内では、「生徒一人のおかげで学校の存続が
かかわるなら、先生3人分の給料なんて安い
もんやろ」一度無くしてしまえば、もう二度と
戻ってこないかも知れない。
喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。私はよそ者で、
彼は大神島が家元だから。
学校が無くなることが島に住む人の気持ちを考えると、
損か得か?そんな簡単な問題ではないだろう。
それに彼が税金を払っているとはとても思えない
からなぁ
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