うんたま森のキジムナー

鮮度

回りを海に囲まれているから、いつでも新鮮な魚が食べられる。
と、思うのは間違い。魚をメインにしている寿司屋などは、
本土から魚を取り寄せている。
天候に合わせて商売は出来ないということ。

流通がよくなった今は、良い魚はより値段が高く売れる
本土に出荷する。しかしやはり本土には目利きが鮮度を
確かめるので送料を考えれば、本土のセリに出すよりも
安く島で売ったほうがよいときもある。

鮮度をよくするために色々な方法が試行錯誤されている。
エラで呼吸する魚を水なしで輸送する方法や野菜や果物で
利用されていた「氷温輸送」氷温とは、0度から物が氷始めるまでの
温度で、この温度では魚はエラの動きをほとんど止め、
冬眠のような状態に入る。
この状態で仮眠から30時間後に生き返される方法。
まだ本格的には実用されていないが、後数年でこのような輸送方法が
開始されると言われている。

いい魚が本土に出荷されることが増えれば、島には残った
魚だけというジレンマもある。
魚を買うとき鮮度を確かめるときは、目を見るよりエラを見る。
目は薬を使ってよく見せる方法があるが、エラだけはごまかせない。


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