している人がいた。
たまたまガイドしているところに
出くわしたことがある。
観光客の女の子に
「宮古島では、南十字星を見ることができるんです。
ちょうど水平線のあのあたりに。」
北を指さしていた。
こういう怪しいガイドがいるという話を
聞いたことがあるが、本当にいた。
南十字星は赤緯がマイナス60度と低いため、
本州からは水平線の下になるので
みることはできない。
ギリギリ見られるのは南西諸島だろう。
北を知るには、北斗七星から北極星を探せばいい。
それが真北となる。
星の並びは、当時の航海者達に注目されていたようだ。
南十字座の長い方の辺を、約4.5倍延長した
ところが天の南極になる。
北半球には北を示す北極星があるが、
南半球には南極星というものはない。
南十字星が作り出す十字架が神の加護のように
見えていたことだろう。
宮古島では、いつでも南十字星が
見られるわけではない。
次に見られるのを順番に書いていこう。
2月9日 早朝 4時
5月17日 夜の9時半
5月25日 夜の9時
6月2日、夜の8時30分。
南の水平線ギリギリに見えるがクリアに
見えることは少ない。
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