食べ物の中では「練り物」が苦手。コレといった味がついているわけでも
ないのに、食べず嫌い。練り物の中でも衝撃的だったのが
「ちくわぶ」
おそらく関西ではちくわぶを知らない人のほうが圧倒的に多いだろう。
宮古島の居酒屋で鍋を頼んではじめて知った。
以後、ちくわぶ抜きにしてもらっている。
練り物といえば「かまぼこ」
九州のさつま揚げにはサメの肉が欠かせないそうだ。
宮古、八重山も名産品の一つがカマボコ。
隣同士の島であるのに、宮古島では宮古カマボコ、石垣島では八重山カマボコ。
宮古カマボコは薄く平たい形をしているのに対して、八重山カマボコは
ソーセージのように丸く細長い形をしている。
昔はサメの肉で作っていたそうだが、今は白身魚で作っている。
カマボコ嫌いを自称していたが、オバァが作ってくれるカマボコは別物だった。
沖縄の県魚であるグルクンやフエフキダイで作ってくれるカマボコは絶品である。
カマボコだけでご飯がいただけるほど美味しい。
昔はどこの家でもカマボコは自家製だったそうだ。
食べられなくなると、食べたくなる。
こんなことなら作り方を聞いておけばよかった。
