異なる。最低賃金の安さは、青森、
岩手、秋田そして沖縄県だそうだ。
たとえば、青森県の19歳の女性が
一ヶ月働いて十万九千四百円。
沖縄県の20歳の男性が十二万二千五百円。
この二人がたとえ知り合うことが会っても
運命の糸はとても届かないのが現状だ。
一回会うのに電車、飛行機、バスを乗り継ぐと
どちらか一方の給料は吹っ飛んでしまうことになる。
他府県の方と出会うことが多い離島の旅。一時期の
愛だけではどうにもならないことがある。開放感に
揺さぶられないように注意するのも必要かも知れない。
全国でも指折りの最低賃金なのに、最近宮古島では
ペット（犬）を買う人が増えている。食用の犬で
なく、マルチーズやプードル、ミニュチュア
ダックスフンドなどお金持ちが飼いそうな犬を
散歩させている人が多くなった。
街中を歩いていると首輪をつけたマルチーズがいた。
その犬の横を通りすぎるまで一分もかからなかった
が、数人の人が「サム、サム」と呼んでは通りすぎる。
てっきりそのマルチーズの名前なのかと思って
いたけれど、しばらく歩くと又違うマルチーズがいた。
やはり先ほどと同じように通り過ぎる人が
「サム、サム」と名前を呼ぶ。飼い主のいない
マルチーズはすべて「サム」と呼ばれる現象が
起きている。
それもそのはず、新聞の求人欄にかなり大きく
「探しています」というのが出ていた。
どこかのマルチーズがいなくなったそうで名前が
「サム」それだけなら「サム現象」はおきなかった
ろうが、なんと見つけてくれた方に十万円の謝礼付。
仕事をしていない人で朝から「サム探し」をしている
人もいるそうだ。沖縄では、ほぼ一ヶ月の給料に
あたいする金額だもんなぁ～
↑これはうちのギュー。ただ今、家出中・・・。
