カサブランカは大輪の百合
蕾が次第に伸びて大きくなり
まずちょっと捻じれた細身の三枚花弁が開く
次に大きな花弁三枚が開き
六片の花弁となる
全体が大きく反り返る
赤茶色の雄蕊が6本
雌蕊が1本
一つの幹からいくつも咲くので見事この上なしだ
上野へ寒牡丹を見に行ったことがある
藁傘を被してもらって風雪を避けていた
花色は鮮やか、葉は夏の牡丹より少ない
寒さから身を守るために多く茂れないのだ
どうしてこんな厳寒に鮮やかな色の牡丹が咲くのか
全く不思議と言う外ない
あちらこちらで水仙の白い(薄黄色)花が咲きだした
水仙は花が好い,匂いも好い
水仙は寒中の花だ、冬だからまだ虫も出てこない
寒中の花は虫には会わないが寒さには耐えねばならない
葉が韮と似ていて間違って食べると中毒を起こす、要注意だ
秋も深まって早くも晩秋だ
つい最近まで心地よい日差しを
楽しんでいた
竜胆もそんな日和の中で咲いていた
小紫の竜胆であった
花は蕾で終わることが多い
この竜胆は咲いていた
秋の七草のひとつ、竜胆が咲き終わると
いよいよ秋も終わりになる
秋には秋を彩る紅葉がある
その前に本格的に赤い花を咲かせる花がある
百日紅の赤よりも紅い花
彼岸花の紅い花がいい勝負だろう
それは鶏頭だ
鶏のトサカに似ているので鶏頭というのだそうな
炎という語源もある
黄色や桃色の花もあるがやはり鶏頭は紅が好い
しみじみ見ると本当にそこに鶏がいるような気分になる
結構背も高くなる