棋院海外室Go日記

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コングレスで

2011-09-01 12:50:32 | 日記
ご無沙汰しています。
この夏、皆様はいかがお過ごしでしたか?

小生は7月末から8月初旬にかけてヨーロッパ碁コングレス、
その後、大阪での世界囲碁選手権富士通杯と忙しい毎日でした。そのあと少し体調を壊してしまいまして・・・
ようやく、ブログ更新となりました

ヨーロッパとアメリカ碁コングレスの模様は、
9月20日発売予定の『碁ワールド10月号』と来週発売の『週刊碁』の中でお伝えする予定ですが、
ヨーロッパのコングレスに参加して、強く印象に残ったことは、
少年たちの「院生」への強い憧れでした


2週間にわたるトーナメントの対局室(上位グループ)の様子。

「ヒカルの碁」によって、世界中の囲碁ファンの間に広く「院生」が認知され,
たくさんの欧州の若者が「院生」に憧れています。
コングレスでは、「院生になるための条件は?」「院生研修では、実際どんなことをするの?」
といった質問を若者から毎日のように受けました。


チャリティー指導碁の様子。

こうした海外の若者の純粋な夢を少しでも叶えてあげたいし、またこの「院生ブランド」が続いている今こそ、
日本の碁の真髄と世界に誇る日本の碁の伝統、格式、文化を伝える絶好機となるのです!
そして、院生経験の後、日本の囲碁の素晴らしさを世界に伝えてほしいと願っています。


豪華講師陣によるマスターコースの様子。詳しくは9月5日発売の週刊碁と碁ワールド10月号にて。

ところで、藤沢秀行先生の碁が一番好きというフィンランド人の学生が、この秋からの院生研修の為来日します。
相当な覚悟とモチベーションがなければ、北欧からわざわざ遥か遠い日本には来ないことでしょう。
海外室としても、これまで以上に海外からの院生をしっかりサポートしていきたいと思っています
コメント
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