棋院海外室Go日記

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平田選手の凄さ

2011-06-08 12:14:20 | 日記
第32回世界アマチュア選手権戦島根大会が閉幕して早くも1週間が経ちました。

海外室は準備と本番で燃焼し尽くしました
無事終了することができましたが、事後処理と次回開催(2013年日本開催予定)に向けて反省会などまだまだ続きます。

さて見どころ満載の大会でしたが、なんと言っても日本代表として出場した平田さん(84歳:世界アマ代表最高齢記録)の頑張りが凄かった。

1日2局、4日連続で計8局も打たなければならないので、体力や体調が一番懸念されていましたが、
全8局すべて打ち終え、最終順位も5位とその頑張りは見事としか言いようがありません。


(個人的には平田さん得意の「黒番」で中国選手との最終戦が見たかった・・・)


大会実行委員長の小林千寿五段の閉会式の挨拶の中で平田さんについて話されていたのがとても印象に残っています
平田さんの頑張りの凄さを代表選手たちに熱く語っていました。

「皆さんが84歳になった時、果たして世界アマの代表選手になり、そしてこのような好成績(5位)を上げることができるでしょうか。
これがいかに凄いことか、想像してみてください。」
その瞬間会場の空気が変わったのを感じました。代表選手たちはその時初めて平田さんの凄さに気がついたのかもしれません。


島根県や松江市の皆様には本当にお世話になりました。
3月の大震災、津波、原発問題の中世界アマが開催出来、
そして無事に終了することができたのはまさに地元の方々の力強いご協力があったからこそです
本当にありがとうございました。


第32回世界アマチュア囲碁選手権戦島根大会についてはこちらから
⇒ http://www.nihonkiin.or.jp/amakisen/worldama/32/index.html 

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次号の週刊碁や碁ワールド8月号の中で世界アマについて詳しく取り上げられます。
また、今週日曜放送のNHK「囲碁・将棋フォーカス」の番組の中でも紹介されるそうです。
どうぞお楽しみに
コメント
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