基本的に西武鉄道

などと書きながら、詳しくないです。
文字より写真多め

出張の歴史

2023年09月16日 | life
新しい仕事は、出張がない。
正確には、1都3県だと思われるので、ここに今までの出張を記す
*大半が助手としての参加





・北海道
三菱自動車の案件、新車。
ロケハン段階から同行
支笏湖、トマム、ニッカウヰスキー 余市蒸溜所
スエーデンハウスの住宅街=スエーデンヒルズ
この時代は、実際に車を現地に持っていって置いて撮影
新車なので、視界内に一般人いたら、ボディカバー外せず




・沖縄
オペルの案件
もちろん撮影車も、特機も輸送
A4カタログの見開きカット用に、
8 x 10判カメラでの撮影
つまり、フィルムサイズは、20 x 25cm
一般的大判カメラでは最大サイズ
(この上に、11x14inchというのがある)
レンズも巨大だし
風も強いし
今でも覚えている、、







・宮崎
これは、、フェリーの仕事
神戸から宮崎へのフェリーに乗船して
移動しながらの撮影
宿泊地と撮影地が同じ
船酔いが心配だったが、ほとんど揺れず
帰りは、写真家は飛行機
我々アシスタントは、機材車あったので帰りもフェリー
貴重な体験だった




・京都、大阪、鳥取、岡山、姫路
鉄道製造会社の案件
想定運行ルートに沿って、線路がある風景を撮る仕事
これはかなり特殊な撮影だった
通常の案件ならば、ロケーションコーディネーターの情報を元に
営業とかディレクターが撮影地を決定するのだが、
この案件は、、京都、大阪、鳥取、岡山、姫路という地名と
昼とか日の出とかシチュエーションが決まっているだけで、
どこで撮るかは指定なし
机上でロケハンして撮影地決定、切符とか宿も自分で手配
鉄道好きじゃないとできない案件でした。




・仙台、都内、名古屋、大阪、福岡
とあるハイブランドの店舗撮影
新規店舗及び内装リニューアル時に、記録撮影
これはレギュラーだったので、毎年数カ所行ってました
プライベートでは全く無縁のブランドだけど
4桁万円買わないと利用できない店内トイレとか
あらゆる空間に入室
階段の手すりが皮張りで、触り心地がよかった記憶



あとは、、、



伊豆半島山中の宗教施設の駐車場
きれいなアスファルトで、しかも、山中なので新車撮影に都合良し


伊豆半島の公道を封鎖して、カメラカーからの走行写真
カメラカーに身を乗り出して撮影するカメラマンに背後から手を伸ばして、絞りをバラしてた、、
過酷な撮影でした。



スタジオで印象に残っているのは、、



スタジオエビス
単なる、ホリゾント(白い空間)だけど、
当時としては運営含め最新
ここは、毎週のように行っていたし
ロケアシも頼んでいたので、ある時期
転職しようかと思ってた、、


六本木のAXISの向かいを入ったスタジオ
名前忘れたけど、常連しか使えないとこ
大物タレントとかの撮影で使っていた




フォトム

南町田駅だったか、周辺にあった車専用のドームスタジオ
車は、表面が光沢なので直接ライトを打てないので、
手前だけが空いているドーム状の白いスタジオの天井とか壁に反射させて打つ
その特殊なスタジオ
デジタルになったことで、閉鎖して今は、グランベリーパーク?
車のカタログ用写真って、1日に1カットくらいしか撮れず
朝、カメラマンが、車とカメラの位置を決めたら、あとは照明チームの仕事
彼らが照明している間、カメラマンと助手(私)はすることがない
で、昼前にライティング完了して、細部調整してシュート
そんな撮影を1週間とか連続してやっていた




今では、車も背景も3DCGが主流になったので、ロケの醍醐味というか苦労はない
もちろん、それなりの苦労はあるが、、

ロケは天候とか電源とか不確定要素が多くて大変なのだが
緊張感あるし、決めた時の達成感はスゴい
なにより色々なとこ行けたのが楽しかった


が、フィルム時代は、4x5判だと、シートフィルムなので、暗室じゃないと装填ができないので、
毎晩トイレを目貼りしてフィルム装填してた、、

ロケだと機材選んで効率的に車に積んで、道調べて運転して、、経験積んだなー




で、海外ロケ
そんなに行ってない



初めては、、サイパン
湾岸戦争勃発で、海外ロケ中止連発な時にサイパンロケ
帰って来られないかも、っていう緊張感


ロッテを食べてロッテワールドに行こう
の案件でロッテワールド行ったり、、



アメリカは、、




・シアトル、ミネアポリス、デトロイト、ニューヨーク
ノースウエストエアーでアメリカを観光しよう、という案件
なので、観光地行きました。
ミシシーピー川下りとか、エジソンの博物館とか、飛行場滑走路すぐ脇で撮影とか
ニューヨークでクライスラービル見て感動
ワールドトレードセンター最上階での食事とか、、



・サンタモニカ
自動車メーカー案件
街とハイウエイを丸ごと、3DCGで作成する為の写真資料
車の左右後は固定カメラでインターバル
前方は助手席から私が撮る
エリアを効率的に走れるように、出発前にコマ図を作成
撮影は順調だったが、私が車酔いで途中リタイヤ、、
苦しかった記憶




ヨーロッパ


・パリ、スペイン
カネボウCM案件
パリでレンタル予約できたストロボが、バルカーのお弁当箱
当時としても旧式でよく爆発していたので
スタジオエビスで、操作を教えてもらってから出発

ホテルはスペインマラガ
ロケ地は、ジブラルタルが見える海岸とロンダ
これもかなり貴重な体験でした、、
往路は、エールフランスのビジネスクラス
復路は、アンカレジ経由イベリア航空のエコノミー


そして、最も印象的なのが、
・デンマーク
私、撮影。しかも会社からは私ひとり
同行者は、前日会った1名と当日会った3名

行くことが決まったのは成田出発の20時間前
いきなり打ち合わせに呼ばれて決定
そこから機材レンタルして、成田エクスプレス予約して
翌朝成田へ
3泊5日のロケ
デンマーク水族館の前で日の出をパノラマ撮影
しかも、写真使われず、、
貴重な出張であった。




最初の事務所での5年間は、毎日がロケで
バブル期だったので、めちゃくちゃ忙しかった
この時の体験が以降の働き方に影響を与えているのだと思う
つまり、どんだけ忙しくても平気
というか、忙しく無いと不安
自分の仕事が増えるのを苦と思わない精神

撮影とか画像処理が専門なのに
情報セキュリテイとかEラーニングとか全く関係のないことも
楽しめたのだろう。

ということを考えると、経験を生かして働いてきた。
と言える。
満足である。



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