BSの北野映画特集でやってた『Dolls』見ました。
色彩が美しいというのは聞いてましたが、四季折々の色が本当にきれい。
西島さんと菅野ちゃんはお人形が人になったみたい。
社会の中にいる間はきれいだった車が社会から外れて暮らすと
どんどん汚くなってくる。
無駄な情緒が無い分、怖さと悲しさが原液のまま伝わる。
これは人によって感じるものが分かれる映画じゃないかな。
社会的に安定した人は安全圏から見てるからキレイな映画に見えるだろうし。
社会的・精神的に不安定な人が見ると恐ろしく感じられそう。
あれは文系の頭じゃ取れない映像。
ただ、映画の前後のトークは正直不要。
水道橋さんも一家言ある人だし頭良い人なんだろうし、
北野監督の弟子だから何か言いたい気持ちは分からないでもないけど。
アシスタントの女性と一緒にあれこれ言うのがうるさい。
作品に無駄が一切無い分、トークが無駄で鬱陶しく感じられる。
観た人が各々感じればいいことをいちいち言わなくていいんじゃないのかなあ。
でも水道橋さんのファンや、解説を求める人もいるなら必要なんだろうな。
映画終わって、トークから先の録画止めたら
どうもその後に西島さんゲストだったらしくて大ショック・・・
(そういえば放映前に、後で作品と縁のあるゲストが云々て言ってました)
今週火曜の再放送、録画セットしました。
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