休日、午後に用事があったので、朝5時起きで家を出て午前中に映画館へ着いたら、
『サイレント・トーキョー』の上映が昼からに変更されていて(前日までは午前の回があった)
他に午前の映画で観たいのあるかな~、と選んで、
某少年漫画が原作の映画を観てきました。
子供の頃に夢中になって観ていたワクワク感を思い出しました。
決して子供扱いや子供騙しではない、真摯に子供へ向けた作品であると感じました。
大人も過去には子供であり、大人の中にも子供はいて、親があればその子であり、
子供も生きてきた年数だけの経験や記憶や思考を積み重ねていて、たくさんのことを考えている。
生きている限り恐ろしいものは限りなくあり、辛いことも容赦なく起こる。
それでも人は人の道を外れないように生きていかねばならない。
自らの弱さや、しっかりした大人の頼もしさ、グルグルと記憶や感情が掻き回されて、
2時間があっという間でとても面白かったです。
帰りに原作の単行本を買おうと行きつけの書店を数件寄りましたが、
一番品ぞろえの良いところでも1~9巻、11、12巻、その後20巻以降に飛んでいたり。
他の書店では全巻完売入荷未定だったり。
10巻が無いので9巻まで買ってきましたが、続きが読みたくてどうにもならなくなる未来が見えます。
西島さんはアニメ映画の吹替も幾作か演じられていて、
個人的には『風立ちぬ』の本郷さんが好きです。
あの造形は宮崎氏の描く西島さん、な感じでかっこ良かった。
『夜のとばりの物語』のお馬さんの声も聴いてみたい。
『サイレント・トーキョー』もクリスマス前には観たいなあ。