ヨロブンアニョハセヨ 別館

韓国ドラマ・趣味・日常

サケ遡上

2011年11月17日 | 風景

サケの遡上を見に行ってきました

ここは、新潟県柏崎市の 谷根川 河口

毎年、10月中旬から12月下旬頃まで 大海原を旅したサケ達が
生まれた故郷に 戻ってきます

こんな、狭い川なのに 間違えずに 戻ってくる サケ達

生命の 不思議です

雨が降って水が濁っていましたが

目を凝らすと います います

ジャンプする サケも 見えました

DNAを 引き継ぐために 川を上ってきます

浅い 川なので
 川底の石に 体を痛めながら 水面ギリギリを
泳ぐのですから 大変な苦労です

鮭が 写真左側の 人工河川に 遡上するよう
谷根川に 返しがつけられて 通行止め

写真の 左側手前に ちょっと見えるのが 人工河川 入り口です

   

ここ「柏崎さけのふるさと公園」は
さけを中心に 水環境の自然や生命の大切さを学習、体験できる施設です

水産資源の維持増大のため、さけの人工増殖、稚魚の放流を行っています

 

タイミングよく  捕獲と人工授精 を 見ることが できました

 

人工河川に 入ったサケは ここで捕獲


話に聞いていたとおり、 頭を 棒で カンと たたかれます

 あげられた メスサケは すぐ台にのせられ 採卵開始

 

 

手際のいい採卵は

動画でどうぞ

 

 

 

 

人工授精が終わり

これから しばらく 飼育池で 成長を 待ちます

成長した 稚魚は 毎年4月に 放流されるそうです

 

サケの一生

サケの一生は、11~12月の北海道などの冷たい川での産卵に始まります。
約1カ月後、おなかに卵黄をつけたままふ化した稚魚は、2~3ケ月はこの栄養分で育ちます。
その後、約4センチになると群れをつくって海へ下り、8~12センチまで沿岸で生活します。
そして、6~7月の初夏に入ると北の海を目指して旅立ちます。
 サケたちは、北太平洋の冷たくて広い海を回遊しながら、
オキアミなどの動物プランクトンや小魚を食べ、4~5年かけて約60センチまで成長します。
たっぷり栄養をとり成熟したサケは、産卵のため再び生れ故郷を目指します。
 サケが生まれた川へ戻ることは「母川回帰」として良く知られています。
数千キロの遠い海から方角をたどる仕組みは、様々な学説がありまだ解っていませんが、
沿岸から川を見つけるときは、記憶していた川の水の臭いを頼りにしている、といわれています。
 生まれた川に戻ったサケたちは、エサもとらずひたすら上流の産卵場を目指します。
やがてペアを組むと、長旅のためボロボロになりながらも、最後のカを振りしボって産卵を行い、
それを見届けるように一生涯を終えます。

( 海の中道海洋生態科学館より)

 

サケの一生、かわいそうな気がします

 

あっ 

許可のない人が、川のサケを捕まえると密漁者となり、
6ヶ月以下の懲役か10万円以下の罰金に処せられますので注意してくださいね(笑)

 

 

11月26日(土)27日(日)「さけ豊漁まつり」

即売会や「さけのつかみ捕り」なども体験することができます