ヨロブンアニョハセヨ 別館

韓国ドラマ・趣味・日常

感動の人形達

2010年10月27日 | 風景

高橋まゆみ人形館



長野県の飯山市 この春にオープンしたばかりの人形館

昭和30~40年代の 家族を描いたような 人形の世界
30センチ前後の人形は愛らしく、
一度見たら忘れられない 温かみのある表情の 人形ばかりです



体の特徴も よくとらえていて、あまりに似ているので 笑いがこみあげ
そして せつなさも感じます

人形達には 一言 が添えられいます
胸を打つものばかりで 気が付いたら 涙がでていました

人形を見て 涙が出るって はじめての経験で
 戸惑い 気恥かしい気になりました

でも まわりを見ると 私のように 涙してる人が いました



買ってきた イラスト集から 少し紹介します



しけしけと 降る雨道を たどる足
下校のチャイム 待つ門の袖


題名 お迎え



 辛い時があった
何も語らず 寝たきりの母にもたれて
いつしか うとうと・・・・
どのくらい時がたったのだろう
ふと 目が覚めると
か細い 母の手が
私の肩を なでていた

題名 母の手




振り向けば 消え入りそうな 影ひとつ
手土産抱けば 変わらぬぬくもり

題名 見送り



がんの手術を繰り返し受けながらも
アルツハイマーの妻を12年間、献身的に介護した男性
その夫婦をモデルにした作品もありました

おばあさんが 片足しか靴を履かずに でかけてしまい
探しに出たおじいさんが おばあさんを見つけ 肩を抱く人形


待ち続け 待ち続けてた 妻を抱く 
  あやまる言葉もみつからなくて

題名 雪の中


愛おしく 痛く悲しき 日々なれど
笑顔の妻に こころなごめり



今年は東京、大阪、仙台でも作品展があったようです
機会があったら是非、ご覧ください



高橋まゆみ創作人形の世界