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アニメ映画「聲の形」

2021-05-03 11:16:32 | 映画
昨日は寒くて雨も降っていたので録画してあった「聲の形」というアニメ映画を見た。
【ストーリー】
聴覚の障害によっていじめを受けるようになった少女硝子と、
彼女のいじめの中心人物となったのが原因で周囲に切り捨てられ
孤独になっていく少年将也の2人の触れ合いを中心に展開し人間の
持つ孤独や絶望、純愛や友情などが描かれる。

キーワードは、耳が聞こえない、いじめ、自殺…
年齢に関わらずどの視点で見るかによるが深くて重い内容のアニメ
映画だった。
原作の漫画は読んではいないが、こういう内容の漫画を描く原作者の
言葉には興味深いものを感じる。
「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」の答えを作者自身が
見つけ出せなかったため「読者に意見を聞いてみたい」という気持ちで
描いたという。その後、読みきりが掲載されて議論が起こった際には
「嬉しかった」と感想を述べている。また手話通訳者でもある作者の
母親からの協力もあり劇中では手話の場面が多く描かれる。なお題名を
「聲」の字にしたのは調べた際にそれぞれ「声と手と耳」が組み合わさって
できているという説があることを知ったためであることと「気持ちを伝える
方法は声だけじゃない」という意味を込めて「聲」にしたという。
とのことで、ある程度の経験からの想像力で描かれているのだと感じるが
とても繊細で優れた感性の持ち主なんだろうなと驚くばかりだ。



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2 コメント

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感想 (aine)
2021-05-03 15:47:15
「聲の形」是非皆さんに観て欲しいです。
漢字一文字で聲って文字、自分では使った事が有りません。そんな意味だったのね。🙇‍♀️
私の住む地域には、都立の聾学校が有りますので
聾(ロウ)の人達が結構いらっしゃり、娘も早くから手話を始めました。
成人式には手話を使って「新成人のご挨拶」をしたり、通訳試験に
合格したり(私は落ちました)聾の友達も沢山居て皆さんに良くして頂いたものです。
私は麻雀が好きなので、皆さんと楽しんだりしました。手話でも独特の表現が有り
優しく教えて頂いたり・・・。

日常の中で、当たり前に聾の人と触れ合える環境が有ると、特別な事で無くなって行くのですけどね。
健聴者でも、心を伝え合うって難しい事ですよね。
聾の方同士も、難しい事は「伝わらない」時だそうで。
学校の中でも社会に出ても、コミュニケ一ションが一番の問題ですね。山積の様です。
こういった映画で、多くの人達に、聾を理解して頂く良い機会になればと願っています。
情報有難うございます。🙏
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aineさんへ (ki1chi2)
2021-05-04 15:45:27
娘さんとaineさんの手話のお話に驚きました。娘さんが手話通訳とかaineさんも習っていて麻雀で交流をしていたとはこの映画がなかったら知りえないお二人の素晴らしいエピソードと思います!

OLだった若い頃、同僚のお父様が聾学校の校長先生だったのですが家に遊びに行ってはその家族の優しさに触れていた事を思い出しました。
私、体は健康ですが以前このブログに書いた事ありますが昔耳鼻科には随分お世話になっていました。聾者の方との直接の交流はありませんでしたが、今回内容を知らずに録画をしていたのですがaineさんのコメントを見てとても不思議なものを感じています。
良い映画に巡り会いました。社会派のこのようなアニメはもっと広まって欲しいですね。
素晴らしいコメント有難うございます^^
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