母グマは何処へ

↓昨日の北海道新聞の記事見出しの文言です。

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三角山2人負傷1週間

子グマ２頭残されたまま

札幌市は監視継続

冬眠穴 調査法検討へ

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全国ニュースになったかどうかは分かりませんが、内容は市街地近くの冬眠穴を市の委託で調査していた男性2人が穴から出て来たクマに襲われ、右腕骨折の大けがを負った…との事です。

これを読んでどう感じましたでしょうか？

自分は子グマみたいな我が愛犬を想いながら驚きしかありませんでした。

「えーっ、母子グマが静かに仲良く眠っているのを調査の為、わざわざ起こしてしまったの⁈」

「そんな近くまで行かないと調査って出来ないの⁈」

「目を覚ます時期を監視して気配があってから対策は出来ないの⁈」

怪我をされた方の事を顧みもせず

「そもそもなぜ、冬眠穴を調査したの⁈」

とも思ってしまいました。

現在は、母グマは撃退スプレーを噴射されて

「子グマの事は心配だが、人間が怖くて穴に戻れない」ため逃走中との事。

生後2か月の子グマは母グマから離れたら1週間以上生存するのは難しいそう…と、ここまで書きながら涙が出て仕方がありません。

31日の発生なので、既に子グマは亡くなっている事でしょう…

母グマもきっと見つかり次第駆除されるでしょう…

記事によると、市が冬眠穴を調査するのは今回が初めてでハンターを同行させるかなどを決めるための内部基準もなかったそうです。

今回の穴は住宅街から500mしか離れていなくて、春になり登山道を行き来する人が増えていたこともあり、市は「市民の安全の確保に向け、状況確認は必要だった」と納得の行かない説明をしています。

我が家も山の中腹にあり立地条件は同じですが、もし冬眠穴が500m先にあったとしたら、人間が近づかないように警戒網を敷いてもらい、登山など禁止にして春に目覚めるのを待って山に帰して欲しいと思います。

そもそも山に住まわせて頂く事に申し訳ないと思う自分もいるので…

ふと、今は亡き北海道でラジオパーソナリティーをしていた日高晤郎さんの事を思い出します。

あの世できっとこう叫んでいる事でしょう。

「人間の登山を禁止したらすむ事じゃないか‼‼市の偉い人か大学の先生か何か知らないが、何考えているんだ‼馬鹿野郎😡」

そんな方だったんです。

自分も叫びたい‼

怪我をされた方には、お見舞い申し上げます。

※コメントはオフにしますね…

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