謹賀新年
松の内も先日(1月7日)で終わりましたが、遅ればせながら
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。
永らくエントリー致しておりませんが、ブログ巡りはルーチンとして
適時のインターバルを置きながらこなしておりました。
昨年の師走は、郵便事業会社(民営化されたので)で年賀状の
区分作業の夜勤アルバイトに精を出していました。
一昨年に続いて今回で2度従事したことになります。企業や官庁で
虚礼廃止が行われたためお年玉つき年賀状の受付枚数は、
大量購入が激減したので年々減少して昨年にいたっては 1億枚もの年賀状が売れ残った
とか言うニュースを耳にしました。
さあ、それはその後どのように処理されたのか、
わたしの知る限りではありませんが
2.5m×12m×1.5m(奥行き)の区分機というマシンが八面六臂の
大活躍をしてくれるのですが、そのさい、官製じゃない
私製OR手製のはがきに貼り付けられた切手が、
大多数の年賀はがきに、
押し競饅頭ではじき出された状態になって
剥がれて郵便番号棚から区分され排出されてしまいます。
30%や50%中には身包み剥がされた切手もあります。
あらためてマシンの隅で修復されて、貼りなおされるので、
無事配達されるとのことです。ご安心ください。ただ悲惨なのは、
デコレーションはがきともいうべき飛び出す3Dみたいな
手作りの装飾年賀状です。
心をこめて時間をかけての傑作年賀状ですが
これは手にあまります(制作者には失礼ながら)前述の
身包み剥がされ切手に
加えるに(5ミリほどの凸があるので)ご自慢の3Dが破損してしまいます。
するともう修復不可能でしょう。
この類のはがきの次なる運命が気にかかりますが、それを、
社員(職員)さんに尋ねる
暇はありません。戦場のような作業現場ですから。
ただし配達は確実にされるでしょう。
つぎに7桁の郵便番号ですが、あて先住所さえ誤記入がなければ
むしろ郵便番号は空欄
のままで放置されたほうが区分作業者にはありがたいです。
虚覚えで記入されるよりも、というのは、
郵便番号なしで振り分けられ、ベテランの配達職員さんなら
目を瞑ってでも確実に届けてくれます。
ブロガーさんは全員ソフトを使って年賀はがきを作成
プリントアウトされていることと思われますが
あて先の転居、移転による住所変更に注意してください。
相手先が転居届けを郵便局にきっちりと手続きしてあれば
1年間に限って転居先新住所へ
配達してくれます。年賀状を頂いたら、面倒でもはがきソフトの
住所録のほうも更新しておきましょう。じつはわたしも
甥への年賀状でミスってしまったのです。
今年、最初のエントリーがバイトの裏話に及んでしまいましたが
ことしもどうぞよろしく、ご訪問おおきに歓迎いたします。
私の方は、受注を受けて年賀はがきを作成する
方ですが、、、、3Dのハガキが悲惨な状態になるということを興味深く拝読いたしました。
肝に銘じて、来年度の制作に参考にさせていただけます。
12月25日までに投函すれば元日配達を
保障いたします、と迫る郵便事業会社ですが、
諸般の事情でそうそうポストに入れられません
よね。追記しようかどうか迷ったのですが、
宛先だけで裏(通信文面)が白紙、その逆もまた
同数くらい手にしました。
表及び裏ともにじっと読んではいけない。
(通信の秘密と個人情報保護法に触れるので)の
ですが、つい文面に目を遣ると
これが結構中高年の差出人に多いんです。
(文面のみのはがきの場合)
これらのはがきは修復不能の3Dはがき
と同様にどう処理されるのか気を揉みます。
気忙しいなかでの年賀状作成同情いたします
が、こういう、うっかりポカ気を引き締めて
かかるしかないですね。