快談爺流離日記

思いの儘に記す自然を好み身近の被写体を撮り歩く暇爺。

鳥柄杓(カラスビシャク)

2012年05月05日 11時26分03秒 | 我が家の植木の現状
今年も我が家のプランターにカラスビシャクが昨年より多くの花が咲き出してきました、

別名、半夏[ハンゲ]、杓子草[シャクシソウ]、狐の杓子[キツネノシャクシ]等々・・・
サトイモ科、ハンゲ属、の多年草。ハンゲ属は東南アジアに7種類程存在する、
枝(葉柄)を二つ出し三枚の小葉から成り三つ葉を広げたのが基本、
他に、丸みを帯びたタイプ尖ったタイプも有り葉の形には変化がありサトイモと同じ一枚葉も有る、
時期が過ぎると、地面に茎が潜る 茎、葉にムカゴが育って此処からどんどん殖得ます、

生薬として用いられ其の名は「半夏」と言います、

カラスビシャクの不思議な形の花は、緑色のフード部分は仏炎苞とよび、
其の内側からニョロリとはみ出して天に向う線は肉穂花序「ニクスイカジョ」之が花です、
正確には、ニョロ延び部分は花序の上部にくっついた付属体・・・花の本体は仏炎苞で包まれた底に隠れています、
仏炎苞の中に雄花、雌花が有って雄雌同株です。

1~4画は、我が家に咲くカラスビシャク、

仏炎苞内が紫色の物を「紫半夏」他に「大半夏」と言うのも有るそうです。

鳥柄杓(カラスビシャク)の画像

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