関東フットサルリーグ2部 第13節 最終節
Iwatsuki Futsal Club / tzk 3-5 NOVO MENTE
前半 2-3
後半 1-2
【得点経過】
4分 大久保（tzk）
8分 富田（tzk）
18分 次田（ノーボ）
18分 次田（ノーボ）
19分 井上（ノーボ）
25分 木村（ノーボ）
31分 大久保（tzk）
33分 井上（tzk）
【シュート数】
tzk 38本（前半14本、後半24本）
ノーボ 52本（前半29本、後半23本）
【個人シュート数】
tzk 大久保16、後藤8、石橋4、辻本4、石垣3、井上1、須田1、富田1
ノーボ 次田18、木村13、井上6、田中6、寺沼5、長谷川2、飛田2
【累積ファール】
tzk 前半4、後半5
ノーボ 前半4、後半1
【警告】
11分 大久保（tzk）繰返違反
23分 田中（ノーボ）反スポーツ
【退場】
なし
【試合レポート】
tzkはここ2試合で2連勝と一気に残留を決め、勢いのあるチーム。成績は3勝6敗1分で勝ち点10、10位。ここもしっかりと勝利して来季につなげたいところ。一方のノーボはこれに勝つことが2位（1部2部入れ替え戦に出場）になるための絶対条件。気を引き締めて試合に臨む。
tzkのスターティングセットは石橋、辻本、後藤、須田、ゴレイロ富岡。対するノーボのスターティングセットは次田、井上、寺沼、木村、ゴレイロ長谷川。
立ち上がりはノーボペース。やはり結果が大きな影響を及ぼすノーボが主導権を握る形に。2分 、ノーボ右コーナーからの浮き球パス、次田がボレーを打つが枠の上。いつノーボが点を取るかと思われたところであったが、先制したのはなんとtzk。4分、エース大久保が中央をドリブルで突破、二人をかわし右足シュート。これがゴール右隅に吸い込まれノーボの流れを断ち切る。すると8分、左サイド後藤から中央の富田へパス。これを決め追加点。相手のペースで試合に入ったものの、エースの一撃でその流れを一気にひっくり返したtzk。
前半の中盤を過ぎたころ、徐々にノーボのチャンスの場面が増えてくる。14分、ノーボ寺沼から次田へのピヴォ当て、反転してのシュートは右ポスト。立ち上がりからtzkゴールを脅かし続けた次田の攻撃がついに実る。18分には右キックインのチョンドンから右足インステップシュート、同じく18分にはコーナーからのパスをゴール前で合わせ一挙2得点。エースの働きでスコアを振り出しに。そして19分にはゴレイロ長谷川からのクリアランスを井上が頭で押し込み逆転。tzkとしては嫌な流れ、ノーボは後半の畳み掛けで一気にアドバンテージに持ち込み前半を終了。
後半は前半終了間際の勢いそのままにノーボが攻めたてる。25分、木村が右アラ勝負から右ずらし、右足インステップを素早く振りぬきニアを打ち破る素晴らしいシュートが決まりスコアは4-2でノーボリード。tzkにとっては苦しい失点。
前半の中盤を過ぎたころからは両者カウンターの応酬でスピーディーな試合展開に。しかし、この苦しい状況でも希望をつないだのはtzk大久保。左からの浮き球を頭で合わせ1点差に詰め寄る。だが、ノーボは33分に右コーナーから井上がミドルシュートを突き刺す。
残り4分からtzkはパワープレーを開始。左奥須田、左手前大久保、真ん中石橋、右手前後藤、右奥石垣。大久保のカットインからシュートを幾度となく狙うが、相手の守備に阻まれる。そして、試合終了のブザー。
立ち上がりこそ相手ペースだったが、先行するまでは素晴らしかった。エース大久保の単独中央突破からの得点は個人技の高さを見せつけた。しかし、前半の終了間際に次田の連続ゴールなどから一気にひっくり返されてしまい、そこからはノーボの試合になってしまった。ゴレイロを含め、交代選手も多くを試せたことは来季のための経験値になったであろうが、ここはしっかり勝って今シーズンを締めくくりたいところであった。来季は大久保、須田のゴールゲッターを中心にゴール数を伸ばしていきたい。
一方のノーボはこの試合後に行われたマルバ対フュンフの試合でマルバが引き分けたために、関東1部2部入れ替え戦への出場が決まった。前半残りわずかの時間帯での次田の2得点から井上のゴールまでの集中力はさすがであった。入れ替え戦の相手はアルティスタ埼玉。リーグの最終節で埼玉県勢を相手にしたのは何かの運命であろうか。入れ替え戦でしっかりと勝利し、悲願の関東1部の舞台に進んでいくことを期待したい。
次田選手
先制点から同点弾まで1分もかからずに決めて見せた。入れ替え戦でもその決定力の高さを発揮できるか。
