関東フットサルリーグ2部試合レポート

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【最終節第5試合目】malva ibaraki fc vs フュンフシュピーラー山梨

2014年01月02日 18時39分13秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第13節 最終節

 
malva ibaraki fc 1-1 フュンフシュピーラー山梨
前半 0-1
後半 1-0
 
【得点経過】
10分 深澤(フュンフ)
34分 山崎(マルバ)

 
 【シュート数】
マルバ 39本(前半13本、後半26本)
フュンフ 25本(前半12本、後半13本)
 
 【個人シュート数】
マルバ 小島11、山崎10、劒重4、塩澤4、八代4、相田2、鈴木2、根本1、緑川1
フュンフ 深澤6、望月5、保坂4、市村3、名取3、板山2、渡辺2
 
【累積ファール】
マルバ 前半1、後半2
フュンフ 前半5、後半1
 
【警告】
25分 小島(マルバ)ラフ
37分 小島(マルバ)ラフ
 
 【退場】
37分 小島(マルバ)警告2回
 
【試合レポート】
マルバはここまで7勝2敗1分で勝ち点22で2位につけている。ここで勝利すれば1部2部入れ替え戦へ駒を進めることができるという状況。今季の特筆すべき点は失点の少なさ。10節終了時点で失点11と、リーグダントツの成績。この試合も堅守からフュンフを倒すことができるのか。一方のフュンフは5勝3敗2分で勝ち点17の4位とじわじわと順位を上げてきた印象。各々の選手が非常に高いプレークオリティーを持つフュンフは関東リーグ2部の中でも異色な雰囲気を放つ。目の前で入れ替え戦進出を決められるのは悔しいので、この試合もプライドにかけて落とすわけにはいかない。

さて、両者のスターティングから確認していく。マルバは小島、八代、山崎、塩澤、ゴレイロ石井。対するフュンフは望月、渡辺、板山、市村、ゴレイロ鈴木。マルバスクール生たちの声援が会場内に鳴り響く中キックオフ。3分、小島前プレからのスライディング。これがボールにあたり、あわやゴールというシーン。立ち上がりから気合の見えるマルバ。対するフュンフも5分、市村が右アラ勝負、右ずらしから右足インステップシュートを放つ。しかしここはゴレイロ石井ナイスセーブ。その後は互角の戦いが続く。良さを出し合うというよりは、相手の長所を出させない試合を見せる。マルバは思うように角を取れない。

試合が膠着状態に入ると思われた10分、フュンフ左コーナーからニアに立つ選手へのブロックフェイクから深澤がダイレクトで左足インステップシュート、ニア上につい刺さるファインゴール。

反撃に出たいマルバは14分、左サイド根本がえぐってから折り返し、受けた小島がミドルも枠外。その後はお互い前線で個人技勝負の場面を作り出し、その高い突破力を活かそうとするもゴールまでは至らず前半終了。

後半のスターティングはフュンフは板山、市村、渡辺、望月、鈴木。マルバは小島 相田、劒重、山崎。お互い決定的な場面がないまま立ち上がりが過ぎていく。5分、マルバ八代の遠目からのシュートは右ポスト。スクール生たちの歓声が上がる。6分には小島がやや左の位置から仕掛けて左足インステップシュート、これはファーポストの僅かに右。マルバが徐々に攻勢を強める。そして守備面ではマルバは相手の思うようにシュートを打たせない。

後半の中盤戦も拮抗した固い試合展開。しかし34分 FK根本がシュート、こぼれを8番山崎が押し込み同点に追いつく。やっと攻撃が実を結ぶマルバ。1部2部入れ替え戦に向けてここから追加点を挙げたい。残り3分、フュンフ痛恨のパックパス。しかし、左に流したボールを打った山崎のシュートは壁に阻まれる。一瞬の気の緩みも許されない緊迫した試合展開。マルバ選手の顔つきの真剣さが増す。

勝利への執着が裏目に出たのは残り3分。フュンフ市村に後ろからスライした小島が本日二回目の警告を受け退場。絶対に失点を許したくないマルバと攻撃の手を強めるフュンフ。白熱の試合展開。

マルバは残り1分を切ったところでFPが4人に戻る。すぐさまマルバタイムアウト。参入戦のためには勝たなければならないマルバ。時間的にも最後のチャンスか、キックインから折り返しに山崎のヘディングを放つがゴレイロ鈴木の正面。最後までゴールを狙い続けたがここで試合終了。

マルバは優位な状況であったのにも関わらず勝利を逃してしまうことで、入れ替え戦の挑戦権を失ってしまった。この借りは関東大会で返したい。

一方のフュンフは前半戦あまり結果を残せなかったものの、後半戦に巻き返し、5位でフィニッシュ。この試合でも上位チーム相手に手堅さを見せた。実力派選手を多数揃えるフュンフのフットサルは来季どれだけ躍進するか楽しみである。


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