関東フットサルリーグ2部試合レポート

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【第12節第4試合目】malva ibaraki fc VS ミリオネア横浜

2013年12月28日 06時50分04秒 | photo report

関東フットサルリーグ2部 第12節

malva ibaraki fc 2-1 ミリオネア横浜

前半 0-1
後半 2-0

【得点経過】
11分 川崎(ミリオネア)
21分 緑川(malva)
23分 緑川(malva)

【シュート数】
malva 19本(前半8本、後半11本)
ミリオネア 23本(前半7本、16本)

【個人シュート数】
malva 山崎8、劔重3、緑川3、相田2、山本2、塩澤1
ミリオネア 川崎9、湯本6、鴨3、大場1、藤瀬1、笠原1、新堀1、児玉1

【累積ファール】
malva 前半3、後半3
ミリオネア 前半1、後半4

【警告】
11分 相田(malva)反スポーツ
32分 児玉(ミリオネア)反スポーツ

【退場】
なし

【スマイル一言】
現在3位と入れ替え戦出場ライン手前に位置しているmalvaは、同率で3チーム並ぶ6位のミリオネアと対戦した。malvaとしては勝利して1部への道を開拓していきたい。試合は均衡した形勢で進んでいく。2分に8番山崎のミドルシュートで勢いづいたmalvaが、ワイドに開きながら前線へ直接ボールを送り組み立てたいミリオネアのパスミスを狙う。malvaは長短のパスを織り交ぜながら相手の裏へのスペースへボールを通していく。

それでもミリオネアは4番鴨などが積極的な姿勢で攻め上がると、12分に22番川崎がエリア内で放ったシュートがmalvaDFの手に当たりPKを獲得する。ゴレイロ石井は反応したもののボールは左隅へ叩き込まれ、ミリオネアが先制する。なかなか決定的なチャンスが少なかったためこのセットプレーで得点を奪えたことは大きかった。反撃しようとmalvaが全体的なラインを上げて攻撃を組み立てるが、左サイドに流れてしまう単調なプレーが目立つ。17分にタイムアウトを取り立て直しを計るも1点ビハインドのまま前半を終える。

後半に入ってもミリオネアがコートを広く使い攻撃を組み立てていくが、malvaは前半とは違っていた。1分に敵陣深くの左サイドまでボールを運んだ8番山崎がDFの隙を見て中央に折り返すと6番緑川がしっかり合わせ同点に追いつく。さらにその2分後、再び6番緑川が右サイドを駆け上がり放ったシュートがDFに当たり軌道が変わるもゴールに収まり2-1の逆転に成功する。サイドの深くに進入する時間が長かったことで、DFにサイドへ流れていくという考えの裏をついたプレーで2得点を奪った。

さらに速攻の中でmalva2番劔重がゴレイロと1対1になるも、ゴレイロ門田の執念の守りでゴールは割らせない。ミリオネアは追いつきたい気持ちが先走ってしまい、縦パスが通りにくくなる。ミリオネアの攻撃に押されてか、malvaDFがファール覚悟で守りにいく場面が多くなる。追加点を決め逃げ切りを計りたいmalvaだが、ミリオネアの中盤からのマンマークに苦しめられ相手陣内でボールの回すのが難しい。またミリオネアの攻撃を受け入れていることで支配する時間も短い。

何とか1点返したいミリオネアは、選手間の距離を縮め細かいパスをさばきながら相手の様子をうかがう。エリアのすぐ外で獲得したFKを22番川崎が蹴りこむもゴレイロがパンチングで防ぐ。さらに川崎が右サイドからゴール前にボールを入れるも、反応した5番大場のヘディングは枠の外へそれる。残り30秒を切るとミリオネアの波状攻撃がさらに増すも、最後まで追加点は奪えずmalvaが2-1で逃げ切った。

ボールを保持する時間が短く最後は怒涛の攻撃に苦しんだmalvaだったが少ない時間で確実に2得点奪った集中力は素晴らしかった。これにより2位に浮上したため、最終戦でも勝利を奪い1部入れ替え戦への出場権を掴みたい。ミリオネアとしてはあと一歩のところで引き分けに持ち込むチャンスがあったために悔しい結果となったが、最後まであきらめないプレーで試合に臨んだ貪欲な姿勢は今後も生かされていくだろう。


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