関東フットサルリーグ2部 第12節
NOVO MENTE 2-2 LIBERDADE CHIBA
前半 1-0
後半 1-2
【得点経過】
13分 次田（ノーボ）
28分 松本（リベルダージ）
36分 福田（ノーボ）
39分 加納（リベルダージ）
【シュート数】
ノーボ 32本（前半15本、後半17本）
リベルダージ 23本（前半8本、15本）
【個人シュート数】
ノーボ 次田12、井上8、寺沼4、大槻2、飛田2、鈴木2、福田2
リベルダージ 木村7、瀬戸7、松本4、菊池4、加納1
【累積ファール】
ノーボ 前半2、後半4
リベルダージ 前半3、後半1
【警告】
なし
【退場】
なし
【スマイル一言】
惜しくも参入戦出場の決まったリベルダージは、2位と好位置につけるノーボとの対戦。ノーボは首位のFCm mに優勝を渡さないためにも確実に勝利を収めたい。立ち上がりからボールを保持しゴール前まで運ぶノーボだがシュートは遠い。対するリベルダージはハーフからのマンマークでボール奪取し、カウンターを仕掛けるもスピードが上がらない。決定的な場面が演出できずボールのせめぎあいが続く。
人数を掛けて攻め込むノーボは、落ち着いてリスタートするスローペースだがリベルダージDFを動かすことで確実に疲れさせている。徐々にパスミスが目立ち、ルーズボールからリベルダージに縦パス一本で自陣まで攻められる展開となる。
それでも前半13分にノーボがようやく先制点を挙げる。中盤からのカウンターで10番次田が抜け出すと華麗なステップでDF2人を翻弄し、強烈ねミドルシュートをゴール左すみに叩き込む。このゴールで調子を上げたノーボは、1点返そうとするリベルダージの攻撃を未然に防ぎ、エリア内への侵入を許さない。
追加点を狙うノーボは、前半12分に10番次田が中央でDFを引きつけ右サイドを駆け上がってきた11番鈴木にボールを預け、シュートを放つも枠は捕えられない。多くの得点機を得るもののノーボが1点リードで前半を終える。
反撃したいリベルダージは、後半開始から積極的に縦パスを前線のサイドエリアに送り8番松本や14番菊池にボールを集め攻撃を展開する。対するノーボは、10番次田がDFを引きつけながらボールを運び攻撃の起点となる。ノーボが再びスローペースになると、リベルダージが猛攻に出る。後半4分に8番松本が中盤からスルーパスを14番築地が受け、逆サイドへ流し、そのボールに反応した10番木村の放ったボールは惜しくもゴレイロに抑えられる。なおもリベルダージが左サイドをえぐったところから攻撃を組み立てるかたちが多くなる。
すると後半8分、リベルダージ16番三宮が左サイドでボールをキープし、逆サイドへ大きくサイドチェンジするループパスを送る。右サイドで受けた8番松本がワントラップから強烈なボレーをゴールにたたきこみ1－1の同点に追いつく。リベルダージが勢いに乗り、少し集中の切れたノーボDFをかわしゴール前でポストプレーを仕掛けると、後半11分には右サイドでパスを受けた14番菊池がゴール前に飛び込んできた12番瀬戸へボールを送るも、瀬戸のシュートはゴレイロの正面へ飛んでしまう。
ノーボとしては勝利のためにも1点が欲しいが、シュートへのラストパスが繋がらず詰めが甘くなっている。再びペースアップし攻守の切り替えが早くなると同時にロングボールが増える。後半16分に敵陣内の右サイドでボールを保持していた12番福田が、相手DFの足が止まった一瞬の不意をついて放ったミドルシュートが決まり、2－1とノーボが再びリードする。
その後ディフェンスラインを上げ、エリア内への侵入を防ぎ逃げ切りを計るノーボだったが、後半終了間際に絶体絶命のピンチを迎える。リベルダージ17番篠原が12番瀬戸と細かいパスを回すと抜け出した23番加納をノーボDFがエリア内で倒してしまい、PKを獲得する。これを加納がゴール右上へ叩き込み再び同点に追いつき、引き分けで試合を終えた。
土壇場でPKを獲得し引き分けに持ち込んだリベルダージは、相手のペースに合わされながらも積極的に得意なサイドから何度も攻撃を組み立てることで先制点をもたらした。また、最後まで諦めず果敢に攻めたことは今後の試合にも活かされるだろう。ノーボとしてはスローペースながらも前後半ゴールを決める確実な試合運びをしていたものの、最後に焦りが出てしまい同点に持ち込まれた。終始自分たちのペースを保てるため、先制点を早い時間で取ったのち落ち着いて試合を運ぶノーボも見てみたい。最終戦で勝利し入れ替え戦への出場権獲得を期待したい。
