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ふみの耽美な毎日

声・耽美。タカムラー。一次創作。J庭46か14a

嵐のあと(中村悠一 森川智之)初対決。とっても切ないです

2008年09月04日 | ドラマCD(あ行)
日高ショーコさん原作,2008/08/30発売の,嵐のあとを聞きました。
私は日高さんの絵と切ないストーリーが大好きなので,相当楽しみにしていました
配役が誰になるんだろうと思っていましたが,ナイスキャスト。
リアリティのある切ないストーリーが好きな人は,聞いてソンはないと思います。
キャスト様は  
岡田一樹:中村悠一,榊 正彦:森川智之
美山洸平:鈴村健一
中森:平松晶子,佐藤部長:坂東尚樹
先輩社員:最上嗣生,男性社員:四宮豪
トモコ:淵上舞,女性社員:高本めぐみ,佐藤有世 となっております。

インテリア会社を経営している榊は,あるモデルルームのプレゼンの打ち上げで物件の担当営業マン,岡田に出会う。
彼の雰囲気に惹かれる榊だったが,ノーマルの男に思いを寄せてもよいことはない,と思う。
 それでも仕事を通じて惹かれ続けていく榊だったが,ノーマルな岡田が発する何気ない言葉に,学生時代のトラウマを引きずり出され,距離をおこうとするが。
…そんな感じです。


インテリア会社の社長榊を森川さんが。
仕事もでき,二枚目という設定なのですが,会社社長と言ってもそう大きくない会社を自分の趣味が高じてやっているということなので,全然偉そうな感じはありません。
普通にいそうなおしゃれできちんとした繊細な青年といった感じ。
絵柄と,森川さんの淡々とした抑えめな声がひじょ~~に合ってます。
ほかに声優さん思い浮かびません。とっても素敵。
で,榊が思いを寄せる他者の営業君を中村さんが。
森川さんのキャラより微妙に(2歳だけど)年上という設定ですが,榊は社長ということもあって若干落ち着きすぎているきらいがあるので,ほとんど年は気にせず,中村さんでぴったりでした
32歳の仕事をしっかりこなすこぎれいな今時の(?)男性。
周囲への気配りも忘れなくてこぎれいで,ほんと現実にいそうなキャラクターです。
へらへらはしていないけど,ノーマルなので,普通に女性にも愛想がよいし,その辺がとてもリアリティがあってよかったです。
榊の切ない恋がつらつらと進んでいくわけですが,ゲイの彼はノーマルの男に手を出す危険を犯そうとはしないんですね。途中まで隠しているし。でもどんどん岡田に惹かれていくけど,そういうときに限って岡田がちょろっと何気なく言った言葉に傷付いてしまうのですなあ。岡田は全然悪意はないんですがね。。マイノリティだという引け目がどこかにあるのかもしれません。
で,榊のパートナーの美山を鈴村さんが。セックスフレンドという程割り切ってもいないし,普通でも普通に友人をしているところが非常にリアル。そしてどこか醒めた目で自分達の立場を見ている,と。鈴村さんの演技が嫌味がなくてすごくよいです。岡田に対しては,ノーマルとゲイの違いにあまりに無頓着というか無覚悟なところにいらいらしてしまうのかもしれません。単純なヤキモチ,ではなくて,本当に榊のことを思っているからこういう態度になるのかもなあと思います。
 ラブシーンは,なるべくしてなったという説得力があって,とても感動しました。しかも結ばれてちゃんちゃん,という感じではなく,きちんと現実の世界も描いてくれているところが,私好みです。好きだ~じゃすまされないところが,切ないんですよね。
純愛ですええ。
 ちなみに中村さんが受なんですけど,こういうわざとらしくない受,もうどーしましょってくらい色っぽかった。リピート確実。森川さんの帝王ボイスもいいですが,こういう切ない普通の感じの声がとっても素敵です!榊じゃないけど,本当に岡田に惚れそうになりました。切ないね~~。
意外なことに?森川×中村ってのは初めてらしく,中村さん曰く「森川さんの(他の人との)違いは,優しいところ」だそうです^^;流れをつくるのがうまいんだろうな~なんて。今回の榊のキャラだからかもしれませんがね~。
 頭の中で漫画の絵柄のキャラが,彼等の声で綺麗に動いてくれました。よい作品です。切ないのが好きな人,聞いてみて欲しい!
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