むーむー・流浪の穴

日々むーむーうなることを書く。
ネタバレありです。

キング・アーサー

2004年08月20日 23時30分00秒 | 映画
ヒロイックファンタジーの英雄としてではなく、等身大の悩める男としてアーサーを描いた作品、と思ってよいのかの。
宗教関係やブリテンの歴史に浅いとわかりにくいかね?

アーサーはどこぞで「役所広司と言うよりはウカジに見えた」と書いてあったが、一緒に行った友人は「大柴ルーに見えて困った」と言っていた。
円卓の騎士達はもう半分もいないし、騎士達がアーサーに心酔する気持ちがよくわからない。アーサーとグウィネビアがくっつくのも、ヒーローとヒロインがくっつくのは当たり前だろ、みたいな。。
統率力があり、智略に富んでいるのだろうけど、あまり見えないというか。

マーリンは魔道師と言うより酋長。グウィネビア姫は蛮族の姫っちゅー感じでビジュアルは結構良かったと思います。
ランスロットのビジュアル好み。二刀流で、両肩に刀を担いでる画は○。しかしあれかい?グウィネビアに一目惚れ?地味だねえ。女には百戦錬磨っぽいのに。この映画の作りなら無理して入れなくてもいいエピソードだったのでは。
最終的に彼女の為に死ぬというところがポインツだったのかしら。
んー殺しちゃったらオープニングのナレーションが全然活きないんですけど。
トリスタンがサラマンダーの時のクリスチャンに見えて、ちょっとドキ。

最後の合戦よりも氷原の戦いの方が面白かったな。「七人の侍」を意識した、ともどこぞで読んだような気がする。
サクソン人が力もあって人数も多く強そうに見えるんだけど、おつむが弱そうでやんなっちゃった。
気づけよ。罠だぞ!

マーリンが「ローマは敵だがアーサーは敵ではない」というようなこと言うが、何故なのか?半分ブリテンの血だから?
わからんねえ。

追記:雨の中でも雪の中でも構わず野営な人達。雪、顔に積もってるんですけど、あれで眠れるのかいな?寒くないの?
てかブリテン島の寒さはどの程度なんだろうか。グウィネビア着替えても薄着過ぎだろう~~。


<うちの寄り添うリス達>
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