2006年12月9日(土)『硫黄島からの手紙』初日舞台挨拶
第二回目上映回 丸の内ピカデリー
ハリウッド作品はワールドプレミアはあるけれどないと思っていた初日舞台挨拶
(しかもプレミア後、初日舞台挨拶前に更新したプレミアレポ
でも書いてたけど)が行われることを知り、迷った末
なんとか第二回目上映チケットを入手し駆けつけてしまいましたよ、
『硫黄島からの手紙』初日舞台挨拶。爆
通常邦画の初日舞台挨拶は座席指定ではなく先着順なので
「前夜京都から夜行バスで東京に向かい7時前から劇場前に並ぶコース」(爆)
なのですが、今回は事前にネットでチケット購入制だったので庵友達の
ハルカさんに手配をお願いして第二回目の上映を拝見して参りましたw
8:57発 11:16着の新幹線で上京。出発前にめざましどようび生出演の謙さんを
リアルタイムで堪能することができましたw 数時間後にお会いする方が
生でテレビに映ってはるのを見るのは不思議な感じでしたわ。笑
丸の内ピカデリーで映画を観るのは初めてだけど、有楽町で降りて
謙さん出演映画の初日舞台挨拶を拝見するのは何度目だろうか・・・
ちなみにこの日も雨。やっぱり謙さん雨男確定。(プレミアや初日舞台挨拶など
イベント時に雨が多い謙さんであった・・・)
座席はハルカさんのお陰で二列目のB29。(座席番号が因縁めいてますが・・・汗)
一列目は全席空席だったので実質一列目も同然でしたw ハルカさんありがとー!!
ただ惜しかったのはB29 という席は舞台右手前2列目だったのですが、
舞台左手から皆さん登壇され、立ち位置も右から加瀬くん、二宮くん、
謙さん、伊原さんの順だったので謙さんが少し遠かったこと。後半にプロデューサー、
スティーブン・スピルバーグからのビデオレター上映された時も、謙さんが
舞台袖に掃けられたのは無論我々とは反対側の左手だったのでちょっと残念でした。
でもまん前にスピーカーがあって、謙さんの美声をもろに浴びることができたのは
幸せでしたけどね。苦笑
11:45 初日舞台挨拶開始 登壇順は舞台右手より
清水役 加瀬亮
西郷役 二宮和也
栗林中将役 渡辺謙
バロン西役 伊原剛志
舞台挨拶は謙さんから
謙さん:今日は本当に雨の中、お寒い中お越し頂きありがとうございます。
凄く大勢の若いお客様にいらして頂いてこの国もまだ捨てたもんじゃないな、
そんな風に思っています。僕たちはこの映画を誇りに思っています。
是非2時間20分、「楽しんで下さい」とは言えない映画かもしれませんが
「感じて」下さい。ありがとうございました。
かず4ツッコミ:雨男健在。ただネットでチケット購入制の初日舞台挨拶に
駆けつけるのは各キャストのファン、特に今回はジャニーズの二宮君ファンが多い
と思われますよ・・・笑 でもきっかけはどうあれ若い世代がこの映画を
見て、何か感じてくれればいいですよね。
二宮くん:本当にこんなたくさん皆さんお集まり頂きましてありがとうございます。
「この映画がやっと公開されるな」という気持ちが凄く強くてですね、
こんなにも長く一つの作品に関わることはなかったので、今本当にやっと
公開できて嬉しいな、という気持ちで一杯です。ですが、そういう「嬉しい」
感じの映画ではありませんので、どう受け止めればよいか戸惑う方もいらっしゃる
かもしれませんが、この映画の中のメッセージというのは非常に簡単なメッセージ
だと思います。それは今日来てくださった皆様が必ず受け止められるメッセージ
だと思いますので、ずっとスクリーンから目を離さずに2時間たっぷり味わって
頂きたいなと思います。ありがとうございます。
加瀬亮さん:本日はありがとうございます。未だに監督はじめこのスタッフと共演者
の中に自分がいるのを不思議に思っています。こんな大きな企画に参加させて
頂いて本当に多くのことを僕は学びました。きっと何か感じて頂ける映画になっている
と信じています。楽しんで見て行って下さい。よろしくお願いします。
かず4ツッコミ:『硫黄島』プレミアの時もお母様に翌日指摘されたことを言及
されてましたが、やはりスピーチ苦手でらっしゃるのねー(苦笑)という印象でした。
まぁ一連のこの映画プロモ行脚で色々学ばれたとは思うのですが・・・
各インタビューなど見ていて思ったのが、二宮くんとの関係が劇中に近いというか
二宮くんの方が年下なのにしっかりしていて、リードしていた印象が・・・
謙さんも二宮君も”「楽しんで下さい」とは言えない”とか”「嬉しい」感じの
映画ではない”って仰ってるのに思わず”楽しんで下さい”と言ってしまう加瀬さん・・・
これからも頑張って下さい!!笑
伊原さん:今日は本当に皆様ありがとうございます。この映画を撮っている時に
スタッフ含め僕たちはずっとこの映画が日本で公開されたときにまず日本の皆様に
ちゃんと理解してもらえる映画にしたいなという一心で作って参りました。そして
今日この日を迎えることができて僕は幸せです。この映画はこれからアメリカ、
そして世界で公開されます。まずその前に皆様に見て頂いて、皆様のまた大きな力を
借りてこの映画を本当に世界の皆様に見て頂きたい。本当にそう思います。
よろしくお願い致します。
ここでプロデューサーのスティーブンスピルバーグ氏よりビデオメッセージ。
中央のスクリーンに映されたので壇上の四人は二人ずつ舞台端に下がられる。
(ぐあぁ 立ち位置逆だったらなぁ・・・)
スティーブン・スピルバーグ:
こんにちは。クリントイーストウッド監督作品『硫黄島からの手紙』のプロデューサー
スティーブン・スピルバーグです。クリントやロバート・ロレンツと、この『硫黄島からの手紙』と
『父親たちの星条旗』という二部作を製作できて非常に嬉しく思います。第二次世界大戦
について深く知るにつれ、あの時代に生きた人々の物語に胸を打たれます。
『硫黄島からの手紙』は荒涼としたあの島での激戦を日本兵の視点から語っています。
彼らの思いや希望、そして願いを世界に伝えようとしているのです。この二部作は、あの島で
散った双方の兵士たちに敬意を捧げるものです。これは61年かけて明らかにされた物語です。
私もこの作品に参加できたことをとても誇りに思っています。まもなく皆さんのもとに
硫黄島から手紙が届きます。皆さんはどう感じられるのでしょうか?
かず4ツッコミ:てっきりビデオレターはクリントの映像かと思ったのですが
スピルバーグのコメントはこれまで見たことがなかったので貴重でしたね。
個人的には『AI』とか『プライベートライアン』とかスピルバーグ作品は苦手な私ですが
今回のクリントイーストウッド監督との作品『硫黄島からの手紙』(『父親たちの星条旗』も)
は非常に素晴らしい作品でよかったです!ありがとう!スティーブン!!
そして出演者を代表して謙さんから最後に一言。
今スティーブン・スピルバーグ氏も話していましたが、僕たちが一通の手紙を硫黄島から頂いた
ような気がしています。それを僕ら出演者、アメリカのスタッフ、クリント、皆で一生懸命その封を
開けて手紙に書いてある内容を一生懸命読み込んだ、その結果がこの映画です。
最初この映画は"Red Sun, Black Sand" というタイトルでした。『赤い太陽、黒い砂』
非常に響きはいいタイトルだったんですが、『硫黄島からの手紙』というタイトルに変えないかと
相談された時に この映画の意味が凄く大きく関わっているんだなと思いました。
本当に僕たちはたくさんの生存者からどんなことがあったのか聞きたくても聞けませんでした。
それだけ多くの方々がこの島で亡くなっています。ですから僕たちは手紙から何かを想像すること
しかできませんでした。ですからこの映画はやっぱり『硫黄島からの手紙』というタイトル
になるべくしてなったんだと思います。僕たちが一生懸命読み込んだ手紙を
皆さんに今日やっとお届けできます。皆さんがこの手紙で何かもし感じて頂けたら誰かにもう一度
その手紙を渡して頂ければ、と思います。本日は本当にありがとうございました!
舞台挨拶を終え、退場される出演者の皆さんは謙さんだけでなくお一人ずつ深々とお辞儀して
去っていかれました。ファンの欲目かもしれませんが、謙さんは邦画でもハリウッド作品でも
どの作品でも舞台挨拶後退場される折、深々とお辞儀されるのですが、今回プレミア含め
各地方での試写会などでも謙さんがされるのを見て揃って皆さんもされるようになられたのでは
ないのかなあと勝手に思っています。(他のキャストファンの皆様ごめんなさい)
今回は公私共に超多忙で経済的にも断念しようかと思っていたのですが、また
メディアで会いたくても会えない、来るべき「渡辺謙氷河期」を考え、勢いつけて
参戦することに致しました。苦笑 迷ったけれど参加してよかったと思います。
第一回目上映だとプレス写真とかもあったのでしょうが
見切れ嫌いのかず4的には第二回目はカメラもなかったのもよかったです。苦笑
しかし映画の途中、退席された方が何名かいらしたのですよね。出演者の舞台挨拶見たさに来た
けれどグロテスクなシーンに耐えられなくなられたのかしら・・・?それだとまだいいのですが
初日舞台挨拶直後見かけたブログでは、出演者の舞台挨拶見たさに二回分のチケットを
おさえ、「二回目は寝たから大丈夫」と間違ったこと仰っていたファンの方もいらしたとか・・・泣
本当に熱狂的なファンで初日舞台挨拶を二回見たい、という方もいらっしゃるでしょう。
でもチケットを二枚ゲットできたのなら、二回ともしっかり受け止めて見ないと
応援している方も喜んで下さらないだろうし、何より硫黄島で亡くなったたくさんの魂に
失礼なのではないかなと思いました。
(正確には私が見かけたブログの方もそういう発言されたファンに対して私と同じ意見を
持ってらっしゃいました。)
私は他の映画ならリピートして見るかもしれないけれど、『硫黄島』は生半可に
謙さん見たさにリピートなんてできないです(と言いながらプレミアと初日舞台挨拶の二回見てますが)。
そして人に勧める時も「この映画面白いから見て~♪」と安直には勧めるのではなく
「面白いという作品ではないけれど、一度見ておいた方がいい作品だと思う。」というくらいの
重々しさが伴う作品だと思います。
『ラスサム』の時は私も含めて(苦笑)リピーターによるカウントが何%かあったんじゃないかと思うのですが
『硫黄島』はリピートするには恐れ多い作品だし、延べ人数ではなく一人でも多くの方に見て頂いている
んじゃないかと私は思っています。今後も一人でも多くの方に見て頂きたい映画ですね。
上映後、エンドロールで拍手して劇場を後にしました。リピートを勧めるような
映画ではないけれど、私は二回目の方が泣けたんですけどね。
作品の見聞録はまた後日・・・とりあえず未見の方は是非ご覧になって
クリントと謙さんたちのメッセージ、しかと受け止めて下さい。
第二回目上映回 丸の内ピカデリー
ハリウッド作品はワールドプレミアはあるけれどないと思っていた初日舞台挨拶
(しかもプレミア後、初日舞台挨拶前に更新したプレミアレポ
でも書いてたけど)が行われることを知り、迷った末
なんとか第二回目上映チケットを入手し駆けつけてしまいましたよ、
『硫黄島からの手紙』初日舞台挨拶。爆
通常邦画の初日舞台挨拶は座席指定ではなく先着順なので
「前夜京都から夜行バスで東京に向かい7時前から劇場前に並ぶコース」(爆)
なのですが、今回は事前にネットでチケット購入制だったので庵友達の
ハルカさんに手配をお願いして第二回目の上映を拝見して参りましたw
8:57発 11:16着の新幹線で上京。出発前にめざましどようび生出演の謙さんを
リアルタイムで堪能することができましたw 数時間後にお会いする方が
生でテレビに映ってはるのを見るのは不思議な感じでしたわ。笑
丸の内ピカデリーで映画を観るのは初めてだけど、有楽町で降りて
謙さん出演映画の初日舞台挨拶を拝見するのは何度目だろうか・・・
ちなみにこの日も雨。やっぱり謙さん雨男確定。(プレミアや初日舞台挨拶など
イベント時に雨が多い謙さんであった・・・)
座席はハルカさんのお陰で二列目のB29。(座席番号が因縁めいてますが・・・汗)
一列目は全席空席だったので実質一列目も同然でしたw ハルカさんありがとー!!
ただ惜しかったのはB29 という席は舞台右手前2列目だったのですが、
舞台左手から皆さん登壇され、立ち位置も右から加瀬くん、二宮くん、
謙さん、伊原さんの順だったので謙さんが少し遠かったこと。後半にプロデューサー、
スティーブン・スピルバーグからのビデオレター上映された時も、謙さんが
舞台袖に掃けられたのは無論我々とは反対側の左手だったのでちょっと残念でした。
でもまん前にスピーカーがあって、謙さんの美声をもろに浴びることができたのは
幸せでしたけどね。苦笑
11:45 初日舞台挨拶開始 登壇順は舞台右手より
清水役 加瀬亮
西郷役 二宮和也
栗林中将役 渡辺謙
バロン西役 伊原剛志
舞台挨拶は謙さんから
謙さん:今日は本当に雨の中、お寒い中お越し頂きありがとうございます。
凄く大勢の若いお客様にいらして頂いてこの国もまだ捨てたもんじゃないな、
そんな風に思っています。僕たちはこの映画を誇りに思っています。
是非2時間20分、「楽しんで下さい」とは言えない映画かもしれませんが
「感じて」下さい。ありがとうございました。
かず4ツッコミ:雨男健在。ただネットでチケット購入制の初日舞台挨拶に
駆けつけるのは各キャストのファン、特に今回はジャニーズの二宮君ファンが多い
と思われますよ・・・笑 でもきっかけはどうあれ若い世代がこの映画を
見て、何か感じてくれればいいですよね。
二宮くん:本当にこんなたくさん皆さんお集まり頂きましてありがとうございます。
「この映画がやっと公開されるな」という気持ちが凄く強くてですね、
こんなにも長く一つの作品に関わることはなかったので、今本当にやっと
公開できて嬉しいな、という気持ちで一杯です。ですが、そういう「嬉しい」
感じの映画ではありませんので、どう受け止めればよいか戸惑う方もいらっしゃる
かもしれませんが、この映画の中のメッセージというのは非常に簡単なメッセージ
だと思います。それは今日来てくださった皆様が必ず受け止められるメッセージ
だと思いますので、ずっとスクリーンから目を離さずに2時間たっぷり味わって
頂きたいなと思います。ありがとうございます。
加瀬亮さん:本日はありがとうございます。未だに監督はじめこのスタッフと共演者
の中に自分がいるのを不思議に思っています。こんな大きな企画に参加させて
頂いて本当に多くのことを僕は学びました。きっと何か感じて頂ける映画になっている
と信じています。楽しんで見て行って下さい。よろしくお願いします。
かず4ツッコミ:『硫黄島』プレミアの時もお母様に翌日指摘されたことを言及
されてましたが、やはりスピーチ苦手でらっしゃるのねー(苦笑)という印象でした。
まぁ一連のこの映画プロモ行脚で色々学ばれたとは思うのですが・・・
各インタビューなど見ていて思ったのが、二宮くんとの関係が劇中に近いというか
二宮くんの方が年下なのにしっかりしていて、リードしていた印象が・・・
謙さんも二宮君も”「楽しんで下さい」とは言えない”とか”「嬉しい」感じの
映画ではない”って仰ってるのに思わず”楽しんで下さい”と言ってしまう加瀬さん・・・
これからも頑張って下さい!!笑
伊原さん:今日は本当に皆様ありがとうございます。この映画を撮っている時に
スタッフ含め僕たちはずっとこの映画が日本で公開されたときにまず日本の皆様に
ちゃんと理解してもらえる映画にしたいなという一心で作って参りました。そして
今日この日を迎えることができて僕は幸せです。この映画はこれからアメリカ、
そして世界で公開されます。まずその前に皆様に見て頂いて、皆様のまた大きな力を
借りてこの映画を本当に世界の皆様に見て頂きたい。本当にそう思います。
よろしくお願い致します。
ここでプロデューサーのスティーブンスピルバーグ氏よりビデオメッセージ。
中央のスクリーンに映されたので壇上の四人は二人ずつ舞台端に下がられる。
(ぐあぁ 立ち位置逆だったらなぁ・・・)
スティーブン・スピルバーグ:
こんにちは。クリントイーストウッド監督作品『硫黄島からの手紙』のプロデューサー
スティーブン・スピルバーグです。クリントやロバート・ロレンツと、この『硫黄島からの手紙』と
『父親たちの星条旗』という二部作を製作できて非常に嬉しく思います。第二次世界大戦
について深く知るにつれ、あの時代に生きた人々の物語に胸を打たれます。
『硫黄島からの手紙』は荒涼としたあの島での激戦を日本兵の視点から語っています。
彼らの思いや希望、そして願いを世界に伝えようとしているのです。この二部作は、あの島で
散った双方の兵士たちに敬意を捧げるものです。これは61年かけて明らかにされた物語です。
私もこの作品に参加できたことをとても誇りに思っています。まもなく皆さんのもとに
硫黄島から手紙が届きます。皆さんはどう感じられるのでしょうか?
かず4ツッコミ:てっきりビデオレターはクリントの映像かと思ったのですが
スピルバーグのコメントはこれまで見たことがなかったので貴重でしたね。
個人的には『AI』とか『プライベートライアン』とかスピルバーグ作品は苦手な私ですが
今回のクリントイーストウッド監督との作品『硫黄島からの手紙』(『父親たちの星条旗』も)
は非常に素晴らしい作品でよかったです!ありがとう!スティーブン!!
そして出演者を代表して謙さんから最後に一言。
今スティーブン・スピルバーグ氏も話していましたが、僕たちが一通の手紙を硫黄島から頂いた
ような気がしています。それを僕ら出演者、アメリカのスタッフ、クリント、皆で一生懸命その封を
開けて手紙に書いてある内容を一生懸命読み込んだ、その結果がこの映画です。
最初この映画は"Red Sun, Black Sand" というタイトルでした。『赤い太陽、黒い砂』
非常に響きはいいタイトルだったんですが、『硫黄島からの手紙』というタイトルに変えないかと
相談された時に この映画の意味が凄く大きく関わっているんだなと思いました。
本当に僕たちはたくさんの生存者からどんなことがあったのか聞きたくても聞けませんでした。
それだけ多くの方々がこの島で亡くなっています。ですから僕たちは手紙から何かを想像すること
しかできませんでした。ですからこの映画はやっぱり『硫黄島からの手紙』というタイトル
になるべくしてなったんだと思います。僕たちが一生懸命読み込んだ手紙を
皆さんに今日やっとお届けできます。皆さんがこの手紙で何かもし感じて頂けたら誰かにもう一度
その手紙を渡して頂ければ、と思います。本日は本当にありがとうございました!
舞台挨拶を終え、退場される出演者の皆さんは謙さんだけでなくお一人ずつ深々とお辞儀して
去っていかれました。ファンの欲目かもしれませんが、謙さんは邦画でもハリウッド作品でも
どの作品でも舞台挨拶後退場される折、深々とお辞儀されるのですが、今回プレミア含め
各地方での試写会などでも謙さんがされるのを見て揃って皆さんもされるようになられたのでは
ないのかなあと勝手に思っています。(他のキャストファンの皆様ごめんなさい)
今回は公私共に超多忙で経済的にも断念しようかと思っていたのですが、また
メディアで会いたくても会えない、来るべき「渡辺謙氷河期」を考え、勢いつけて
参戦することに致しました。苦笑 迷ったけれど参加してよかったと思います。
第一回目上映だとプレス写真とかもあったのでしょうが
見切れ嫌いのかず4的には第二回目はカメラもなかったのもよかったです。苦笑
しかし映画の途中、退席された方が何名かいらしたのですよね。出演者の舞台挨拶見たさに来た
けれどグロテスクなシーンに耐えられなくなられたのかしら・・・?それだとまだいいのですが
初日舞台挨拶直後見かけたブログでは、出演者の舞台挨拶見たさに二回分のチケットを
おさえ、「二回目は寝たから大丈夫」と間違ったこと仰っていたファンの方もいらしたとか・・・泣
本当に熱狂的なファンで初日舞台挨拶を二回見たい、という方もいらっしゃるでしょう。
でもチケットを二枚ゲットできたのなら、二回ともしっかり受け止めて見ないと
応援している方も喜んで下さらないだろうし、何より硫黄島で亡くなったたくさんの魂に
失礼なのではないかなと思いました。
(正確には私が見かけたブログの方もそういう発言されたファンに対して私と同じ意見を
持ってらっしゃいました。)
私は他の映画ならリピートして見るかもしれないけれど、『硫黄島』は生半可に
謙さん見たさにリピートなんてできないです(と言いながらプレミアと初日舞台挨拶の二回見てますが)。
そして人に勧める時も「この映画面白いから見て~♪」と安直には勧めるのではなく
「面白いという作品ではないけれど、一度見ておいた方がいい作品だと思う。」というくらいの
重々しさが伴う作品だと思います。
『ラスサム』の時は私も含めて(苦笑)リピーターによるカウントが何%かあったんじゃないかと思うのですが
『硫黄島』はリピートするには恐れ多い作品だし、延べ人数ではなく一人でも多くの方に見て頂いている
んじゃないかと私は思っています。今後も一人でも多くの方に見て頂きたい映画ですね。
上映後、エンドロールで拍手して劇場を後にしました。リピートを勧めるような
映画ではないけれど、私は二回目の方が泣けたんですけどね。
作品の見聞録はまた後日・・・とりあえず未見の方は是非ご覧になって
クリントと謙さんたちのメッセージ、しかと受け止めて下さい。