三好永作さんより 下記の本を御紹介いただきましたので転載いたします。
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以下の本をブログのどこかに宣伝してもらえませんか?
護憲派にとって大変力強い本です.
そのことは,アマゾンのレビューの中で改憲派からの
激しい非難ぶりからも分かります.
憲法の力 (集英社新書 )
伊藤 真 著
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三好永作
以下、Amozon.com に掲載された読者レビューの一部です。
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立憲主義の観点から、近代憲法の機能・役割と
日本国憲法の特色を解説した新書です。
本書は、国民投票法の多くの問題点(第一章)、
憲法学における近代憲法の定義(第二章)、
九条改正の主な理由に対する反論(第三章‐第一部)、
自民党憲法草案の危険な点(第三章‐第二部)
という構成となっております。
伊藤氏は立憲主義の立場から憲法改正に対して
現在は反対であると表明しています。
憲法改正をめぐっては賛否両論あり、
伊藤氏の主張に反対の人はいると思います。
しかし、憲法改正の論議の際に使用される用語
(立憲主義(20頁ほか)、自衛権(133頁)、蓋然性(147頁)など)を
伊藤氏が丁寧に解説した点は評価できます。
国民投票法の成立過程に当たってこうした憲法用語の定義を
理解しない政治家たちが強行採決しましたが、
日本の前途は危ういと私は思っています。
私たちはこうした用語の定義をしっかり踏まえた上で
憲法改正論議をしなければならないと思います。
憲法とは何のためにあるのか、日本国憲法はどう学術的に
とらえらているのかを概観でき、大変学べる新書だと思います。
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著者は学者や評論家ではなく、司法試験受験指導で定評のある「カリスマ塾長」である。
すべての文章が「ですます調」でわかりやすく書かれている。
著者のスタンスは「護憲」である。
世の中にも「そろそろ変えてもいいんじゃないか」という風潮がないともいえない。
しかし、変えて良くなるならともかく、憲法の名の下で戦場に送られるようなものは、改悪だと私は思っている。世界の現実を見よ、などと言う人もいるが、その前に「平和憲法」というものを考え直してみる価値はあるし、そうすべきだと思う。
そのためのテキストとしては最適だろう。
学者や政治家にありがちな強引さもなく、平易にしかし強固な憲法論が語られる。
まさに今の憲法の「力」を再認識させてくれる本である。
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集英社新書からは、
「憲法9条を世界遺産に」
というベストセラーも出版されています。 (ブログ管理者)
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そのことは,アマゾンのレビューの中で改憲派からの
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伊藤 真 著
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立憲主義の観点から、近代憲法の機能・役割と
日本国憲法の特色を解説した新書です。
本書は、国民投票法の多くの問題点(第一章)、
憲法学における近代憲法の定義(第二章)、
九条改正の主な理由に対する反論(第三章‐第一部)、
自民党憲法草案の危険な点(第三章‐第二部)
という構成となっております。
伊藤氏は立憲主義の立場から憲法改正に対して
現在は反対であると表明しています。
憲法改正をめぐっては賛否両論あり、
伊藤氏の主張に反対の人はいると思います。
しかし、憲法改正の論議の際に使用される用語
(立憲主義(20頁ほか)、自衛権(133頁)、蓋然性(147頁)など)を
伊藤氏が丁寧に解説した点は評価できます。
国民投票法の成立過程に当たってこうした憲法用語の定義を
理解しない政治家たちが強行採決しましたが、
日本の前途は危ういと私は思っています。
私たちはこうした用語の定義をしっかり踏まえた上で
憲法改正論議をしなければならないと思います。
憲法とは何のためにあるのか、日本国憲法はどう学術的に
とらえらているのかを概観でき、大変学べる新書だと思います。
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著者は学者や評論家ではなく、司法試験受験指導で定評のある「カリスマ塾長」である。
すべての文章が「ですます調」でわかりやすく書かれている。
著者のスタンスは「護憲」である。
世の中にも「そろそろ変えてもいいんじゃないか」という風潮がないともいえない。
しかし、変えて良くなるならともかく、憲法の名の下で戦場に送られるようなものは、改悪だと私は思っている。世界の現実を見よ、などと言う人もいるが、その前に「平和憲法」というものを考え直してみる価値はあるし、そうすべきだと思う。
そのためのテキストとしては最適だろう。
学者や政治家にありがちな強引さもなく、平易にしかし強固な憲法論が語られる。
まさに今の憲法の「力」を再認識させてくれる本である。
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集英社新書からは、
「憲法9条を世界遺産に」
というベストセラーも出版されています。 (ブログ管理者)