雑記4

当時の私は専門学生でした。

二十歳の誕生日を迎え長男から連絡がありました。

「誕生日プレゼント渡したいし近くで仕事の用事もあるから一緒にメシでも食べようか」

そんな感じの連絡だったと記憶しています。

呼び出された場所まで向かい、久しぶり会う長男にブラントのサイフをもらい、今なんの仕事をしてるのか訪ねると、それを説明するからとオフィスまで連れられました。

マルチレベルマーケティング(MLM)

最初は二人で話をして30万用意しようと長男に平気で言われ、学生の私にそんなお金はないと断るが消費者金融で借りたら大丈夫、直ぐに返せると。

明らかに胡散臭い話も知らないオフィスに三時間拘束され色んな人を紹介されこの仕事は大丈夫と洗脳されたように思います。

そして長男からは

「次男もやるって言ってるし俺も両親には迷惑かけたからこれで稼いで親孝行したいから協力してくれ」

この言葉が決め手となり、後日お金を借りて二十歳の私の人生は狂っていきました。

雑記3

長男が役場勤めから三年後一回目の結婚をしました。

両親はとても喜び、結婚にかかる費用の殆んどをだし盛大な式をあげました。

しかし約一年後、離婚。

この頃からパチンコなどのギャンブルに手をだしてようです。

20代前半の長男は仕事に不満をもっていました。

自分は大卒者よりも四年長く働いているのに

何故大学をでているだけでこんなにも収入に差があるのか。

がむしゃらに働いても給料は一定。

決められた事を淡々こなす役場勤めは長男には不向きだったのかもしれません。

副業は禁止されていたが本業以外の仕事もしておりそして20代後半に両親の反対を押しきり、飲食店オーナーに誘われ別の仕事につきました。

当時の私は高校生で母からは役場勤めを辞めて長男は飲食店の店長をしてると聞いていました。

でも実際は違う仕事でした。

この仕事を知ったのは私が二十歳の時でした。

雑記2

長男は昔から勉強もスポーツも良くできました。

次男はそんな兄とよく両親から比べられ劣等感を覚えてたように思います。

私は年が離れてた事と、その当時の両親が子育て以外に親族の借金の保証人なってしまい、がむしゃらに働いており、わりとほったらかしにされていました。

苦労した母はこんな苦労は子供にさせたくないという思いから、長男にはできるだけ失敗のしない人生を思い、勉強しなさいといい聞かせ、家には大学に行かすお金はないから高校を卒業したら公務員になりなさいと言い聞かせました。

長男にはその力量があった為、見事母の願いを叶え高校卒業後、役場勤めを始めました。

母は安心したでしょう。

父が役場勤めだった為、長男も同じ役場勤めなら安定で大丈夫だと…。

でもこれが長男と母が今に至るまでの共依存

という始まりでした。

雑記

2022年12月父他界。

これは37歳一般男性の雑記です。

この男性(私)は妻子持ち三人家族です。

子は5才の男の子。妻は3○歳。

昨年父が亡くなった事により、自分の人生観を深く考えるようになりました。

享年71歳であった父は余命約３年の病名を告げられても最後まで立派に人生を走りきってくれました。

葬式にはたくさんの人に来ていただき、皆口を揃えて惜しい人を亡くしたと泣いてくれました。

家族もまたみな泣きました。

H以外を除いては。

この家族の詳しい説明をします。

長男夫婦→夫バツニの子供2人は前妻に。 2020年周りの反対を無視して入籍(この女性をHとする)

次男夫婦→実家の近くに家を建て、母の面倒 を毎日みてくれている。

事情により子は無し。

三男夫婦→これが私。実家に車で二時間の所 に2023年新居をかまえる。

長男と次男に九つと七つ離れいる年の差であり幼少期から兄達にはもちろん意見なんてものはできませんでした。

でも父が母に残した言葉を聞き身を引き締める思いに変わりました。

「今後の家族の事は母は権限、唯一孫のいる三男に采配を委ねなさいあの子に任せれば間違いないから。」

この雑記は昨年12月から起こっている、ギャンブル依存症長男夫婦に対してのやり場のない怒りと悲しみです。

ここにその日々を整理していきます。