父の臨終の知らせを電話で受けた母は、長男と次男に連絡しました。
時刻は日付が変わった深夜1時でした。
次男はすぐに母の元に向かい病院にいる父を引き取りに行こうとしましたが、長男とは連絡が繋がらないと母から聞きます。
長男と次男は同じ職場の山仕事で朝が早いとはいえこんな時に寝過ごしてるとは思えず、電話をかけます。電話口の声は…
「お客様のご都合によりお繋ぎできません」
コロナ禍もあり病院に入れるのは二人まで。
父を引き取り病院に入ったのは母と次男でした。
医師からのご臨終ですの言葉を聞いた次男は悲しみと怒りでいっぱいでした。
結局、長男はいつも通り次男と待ち合わせをして職場に向かう朝方5時頃に父の話を聞いたのでした。
次男は長男に
「携帯止められるほど何にお金をつかってるんな!しかも夫婦揃って!情けない!」
情けない話は葬儀に続きます。
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