ファーストコンタクト！

今回は長くなりマッスル！

せっかちな方は映像だけ見てチョンマゲ！

この健王、ついに練習場で第三種接近遭遇致しました。

世間様が年末年始休暇に突入した１２月２９日（赤口）。

盟友ているずさんのコメ頂いて、頑張ってきますわって感じで出撃したんですが、

何やら練習場の雰囲気がいつもと違いマッスル！

やたら空いてて、右１０打席位はガラ～ン状態・・・

真ん中に数人の猛者が何かに取り付かれているような真剣レッスン・・・

私の左定位置は２人しか居ませんでした。

いつものようにおにぎり食べながら本日のミッションを考えていたら、最右端のお爺ちゃんが何やら不思議な挙動・・・

股を開いて腰を落とし、日光を浴びながら精神統一始めたじゃありませんか・・・

まるでジャッキーチェンのような膝に湯のみを置いたままの中腰で不動の構え・・・

何で私の打席の横はこんな方ばっかし・・・(--;?

目を合わせるとヤバそうなので、私はとりあえずmanaぴょんアップを開始。

投げやり感がイマイチって本人からもているずさんからもダメだしされてしまいましたから、

ちょっと気合いれてやってみました。

やはりコピーには限界がありますね・・・

何でしょう・・・本家のあのアンニュイな感じが再現出来ませんです。

打席が狭いのかな？・・・

まっ、リーチが違うし再現は不可能でしょう・・・

でも、ウォーミングアップには中々良さげな動きです！

ＥＸＩＬＩＭで記録した動画を見ながら、まんざらでもない動きにすっかりご満悦の健王。

そんな健王、一瞬で背後を取られましたです！

えっ(@@;?

いきなり肩をバシン！

振り返るとさっきのご老人が背後に・・・

何と！この健王に気配すら悟らせず、しかも背後から一撃を！

これ程の暗殺拳、未だ経験したことはありませんでした・・・

見るとフレンドリーな笑顔とは裏腹に、鍛え抜かれた筋肉の鎧！

ス、スーパー爺ちゃんだ(@@;/

何でしょうこのパワー！

叩かれた肩がジンジンしてマッスル！

はいっ(@@;？・・・

この後は健王とお爺ちゃんの会話・・・

お爺ちゃん「それそれ！それなんだよ！あれだろ？これ凄いんだよ！」

お爺ちゃん「あれだろ？ヘッドスピードとか距離が分るやつ！」

健王「・・・あはっ、はははは・・・いえいえ、これは動画撮影のためのもので、そんな機能はないんですよ。ただのカメラですよ（笑）」

お爺ちゃん「分んねーけどさ！それスローモーション見れるやつだろ？良いよなそれ！」

健王「ええ・・これは良いですよ。・・・撮ってあげましょうか？」

お爺ちゃん「けっ！俺なんかそんなんじゃねえよ！ところで構えてみ！」

健王「はあ(@@;?

お爺ちゃん「アンちゃんトップがダメなんだよ！やってみ！」

それからこのご老人の講習会が始まりました・・

お爺ちゃん「トップで甲が折れてっからオーバースイングなんだよ！こうやってみ！」

お爺ちゃん「よーしよしよし！そうだ！そののま振ってみ！」

早めにこのお爺ちゃん遠ざけたかったので、渾身のスイングを！

勢い余ってフィニッシュがぐらつく・・・(TT;/

この健王一生の不覚・・・

お爺ちゃん「今の何がダメだったか分かるかい？」

健王「やっぱ来たか！・・・」

健王「・・・さっぱり・・・」

お爺ちゃん「これとこれ！」って思いっきり私の左右のつま先をアイアンで強打！

健王「・・・・・・・・・でぇっ――――(@@;/

な、何ゆえ見ず知らずの私に、いきなり教え魔して暴力まで・・・

一瞬ムッとしましたが、このお爺ちゃん、いきなり「見てみ！」って実演を！

・・・す、・・・凄い(@@;/

まるでマジックみたいに言った方向や言った距離にズバズバ・・・

全てがマットをバシーン！バシーン！って叩くスイングです。

お爺ちゃん「いいな！これはダフリじゃないんよ！ターフっていうんよ！」

それから永遠と講義やら実演やらタバコ会議やら続き、気付いてみたら・・・

何と５時間レッスン受けておりました・・・

何だか心も打ち解けて話し込んでいたら、この方は既に７５歳！

しかも、昔活躍なさった金谷（漢字まで分りませんが）プロのお弟子さんらしく、今でも４０名以上の中高年の方に火曜日と木曜日だけレッスンされている方でいらっしゃるようです。

唖然としました・・・

別れ際にお互いの名前を交換しあう残念な出会いでしたが、凄い経験できました。

２カゴ打ち終わるのに３時間ですよ！

もう腹筋と足がガタガタです・・・

このお爺ちゃんに教わりました。

お爺ちゃん「ええか！人間は絶対違うところがが５つあるんよ！何か分るか？」

健王「・・・・さあ(--;?」

お爺ちゃん「ええか！身長！体重！握力！経験！・・・」ああ、後一つが思い出せない・・・

３回ほど同じこと言われたのに・・・

よっぽどこのお爺ちゃんから去りたかったんでしょうか、半分上の空でした。

だって怖いんだもん・・・まるで坂田塾長ソックリ・・・強力すぎマッスル・・・

しかし、今回の教えは強烈でした・・・

何とフィニッシュ３秒維持が最低だそうで、プルプル足が震えたたら、それが収まるまで動いてはならず！

中途半端にスイングを解こうとすると、アイアンで足叩かれますがな・・・(TT;/

何ゆえ初めて会った他人にそこまで問答無用の仕打ちをなさるか・・・

普通のオヤジだったら瞬殺ですが、このオヤジさんだけには逆らえませんでした・・・

何かHARU翁様みたいなオーラが・・・

何だろうこの圧倒的なコスモは・・・

追伸

私が磨いてきた亀バック＆亀ダウンスイング・・・

すっかり焼け野原・・・さら地状態になってしまいました・・・

しかも究極の鉛貼りがいきなりのダメだし・・・

まったく意味の無い貼り方らしいです・・・

剥がされてヘッドの前に・・・(--;)

カンカンカン！カンカンカン！・・・何やらボールでドラヘッド叩いておりますがな・・・

そう、鉛の貼り変え作業ですがな・・・

あっという間にｙの字貼りがスライス矯正シフトに・・・

あっ、あ・・・そのＹの字貼りはサロンパスとのタイアップがあるかも・・・

何だか逆らえなかったです。

と言うか、この達人の実力を目の当たりにしましたがゆえ、逆らえませんがな・・・

そしてこのスイングが完成！

オーバースイングが悪では無いのです！

トップに行き着く手前でダウンすることが悪そのものだそうです！

左手首を折らずにいてさえすればオーバースイングは不可能！

フックもスライスも有り得ないそうです。

確かに実践出来ました！

この他に肝心要のアプローチ習いました！

これは凄いです！

多分女性は無理でしょう・・・

いや、正確に言うと、がに股打法が出来たら性別は関係なくなるでしょうが・・・

う～ん・・・ブロガー女性人は皆綺麗な方ですから、がに股はちょっと・・・

でも、凄い経験させてもらいましたかがな・・・