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KENNYの趣味趣味ブログ

好きな事だけ書くブログです。好きな事を、好きなだけ。
人と意見が違っても、目くじら立てず、潮吹かず。

あしたのジョーとグワシのTシャツ

2008-05-28 19:17:01 | 本・マンガ・美術
この前ユニクロさんに行ったところ、楳図かずお先生の名作「まことちゃん」の「グワシ!」をデザインしたTシャツが売られておりまして、思わず「うおおお!」とコーフンしながら商品棚のところへ行きました(こちらです)。

僕がシャツを見ていると、隣りの若いカップルの男性も、グワシTシャツを広げて自分の体型と合わせてみたりと、夢中になっておりました。

ああ、まことちゃんは名作だし、これはかなりの数が売れるのだろうなあ、もし僕が買って着ても、街の中や電車でグワシTシャツの人と会っちゃうかもしれないなあ、などと考えつつ、所持金もありませんでしたので一旦は購入するのを保留にいたしました(本当は欲しいのでそのうち買うかもしれませんが)。

それで他のシャツを見ていると、なんと、これまた僕が大好きな、ちばてつや先生の「あしたのジョー」のTシャツまでもがあるではありませんか。うおおお!欲しい~!と思いつつ、いくつかの種類を見てみると、残念ながら僕がグッと来るデザインのはありませんでした。

しかし、その後「もしかして、在庫がなかっただけで、他のデザインも存在するのではないか?」と思い立って検索してみると、なんと素晴らしいデザインのがあったので御座います(こちらです)。

うわああ!ホセ・メンドーサが!カーロス・リベラが!ジョーの対戦相手がズラリ!これはグッと来るどころではありません。絶対に買わなければ!

でも僕が行ったお店にはなかったんだよなあ、このデザイン。あったら即買いでしたが。これは他のお店に探しに行かなければなりません。

そういえば、ユニクロさんで2年ぐらい前に買ったブラック・ジャックのTシャツも、まだ着ていないのでした。今年は着るつもりです。

今度は「トイレット博士」や、赤塚不二夫大先生のマンガのTシャツも売ってくれませんでしょうかねえ。

追記:良く調べたら、赤塚先生のウナギイヌのシャツもありました(こちら)。


関連文章です:
ユニクロの手塚治虫Tシャツ
グワシ棒とビチグソ棒をもらったのらー!
力石徹の減量と甥のひとこと
グワシとサバラ
枕元にあった本をランダムに紹介です

学研・科学と学習

2008-05-10 20:18:06 | 本・マンガ・美術
学研の「科学」と「学習」のニュースを見まして(こちら)、ああ、僕も小学生の頃に読んでいたっけなあと懐かしくなりました。

そういえば僕らの頃は、「科学」と「学習」の発売日になると、学校の体育館にこれらの本が並べられて、直接購入していたのを思い出しました。

その後、体育館の販売が打ち切られ、なぜ家に届けられるように変更されたのかという理由は知りませんでしたが、検索してみたら答えが書いてありました(こちら)。かいつまんで言いますと、クレームがついて学校で販売できなくなったという事です。

僕はこれらの本の付録を毎月楽しみにしておりました。鉱石ラジオのキットだの、アリの巣の断面が見られるケースだの、実に夢がありました。

アリの巣のケースなんて、今でも市販されていて人気がありますよね。最近では土ではなくて、透明でアリのエサも兼ねる素材の物があったりして、スゴイ時代になったものだと驚いたりします。

僕が印象に残っている付録は、古銭や小判の型に石膏を入れ、固まったら色を塗って完成させるというセットでした。

絵の具&パレットというか、厚紙みたいなのに絵の具が丸く絵の具が塗られていて、水を付けた筆で溶かして着色するという物が付属していたのですけれど、この絵の具が少なすぎて、アッという間になくなってしまい、まだら模様の仕上がりになってしまったという印象深い思い出があるからです。あれは少なすぎでした。

それから夏休みなどになると、読み物の特集号になり、小学生向けの様々な話が載っていたのを憶えています。長い休みの時は繰り返して読んだ思い出があります。

印象的で今でも憶えているのは「送りオオカミ」の話で、村人の事をオオカミが、つかず離れずで見守りながら山道をついてきたという内容で、賢いオオカミと人間の無言の信頼感とコミュニケーションの様子がとても好きでした(読み返してみたいものです)。

小学生の頃は毎月読んでいたはずなのに、僕が憶えているのは断片的です。もう何十年も前の話ですからねえ。でも子供の頃はワクワクしながら読んでおりました。

大人になってから「大人の科学」というのが発売されまして、僕も付録のテルミンを弾いたりして楽しんでおりますが、日本全国の人たちが付録のテルミンを弾いていると思うと、やっぱりワクワクするものですね。

憧れのスクリーントーン

2008-05-02 00:37:55 | 本・マンガ・美術
僕が初めてマンガの単行本を買ったのは、小学3年生の時でした。忘れもしない「トイレット博士」の第1巻でした。

それからお小遣いでせっせとマンガを買い、マンガの魅力に取り憑かれ、元々絵を描くのが好きだった僕は「将来は漫画家になろう!」と決めました。漫画家こそが世界で1番カッコイイ職業だと思ったからです。

それで僕は「漫画家入門」「マンガの描き方」というような本を何冊か買いました。それらの本に必ず書いてあったのが、マンガを描くために必要な道具類でした。

定規には硬貨を貼って浮かせると線をひいた時にインクがにじまないとか、消しゴムのカスは羽ボウキを使って取るとか、流線は雲形定規を使うとか、Gペンはこんな線で、丸ペンはこうで、かぶらペン(スプーンペン)はこうでとか、インクは製図用インクを使うとか、直線はカラス口を使うとか、様々な道具と使い方が書いてありました。

そうか、赤塚不二夫先生も、藤子不二雄先生も、みんなこういう道具を使っているのだなと思い、マンガを描く道具を集めました。それらの道具も、僕の目には実に魅力的に見えました。

しかし、小学3~4年生の行動範囲というのは、とても狭いものです。それらを買うのは、学校の通学途中にある文房具店でした。他の画材屋さんがどこにあるのか、全くわかりません。その通学途中にある、いつも割烹着を着た優しいオバちゃんがいる文房具店が僕には全てでした。子供が2~3人ぐらい入ると一杯になってしまう、小さなお店でした。

このお店で、僕はスプーンペンやGペンや丸ペン、製図用インクに羽ボウキ、雲形定規にカラス口などを買いました。カラス口など小学生にとっては超高級品で、当時でも1,800円から2,000円もしました。「ホワイト」と呼ばれる、修正に使うポスターカラーも買いました。大抵の物は、そのお店にありました。

本には「マンガを書くのはケント紙。これを全紙サイズで買って自分で切ると安い」と書いてあったので、オバチャンに「ケント紙の全紙ちょうだい」と言ったら、巨大な紙を渡されてビックリ仰天いたしましたが、それを丸めてもらって家まで持って帰ったのを憶えています。

そして、本には「細かい模様はスクリーントーンを買って貼ると良い」と書いてあり、様々な模様のスクリーントーンの見本が載っていました(詳細はこちらを参照)。

そういえば、これらスクリーントーンの模様は、様々なマンガに出てきます。洋服の模様だったり、陰影だったり、座布団だったり、空だったり、壁の模様だったり。その良く見る模様が「スクリーントーン」という物を使ったものだと知りました。

これを自分のマンガに使いたい!と僕は強烈に思いましたが、気になったのは、スクリーントーンは、1枚で何百円もするという記述があった事です。当時は1975~76年頃で、大卒初任給が8万円台だったそうです。そんな物価の時代に、たった1枚で数百円という値段は、小学生には高いものでした。これでは何種類も買えません。

それでもある日、僕は千円札を握りしめ、いつもの文房具店に行きました。これで1枚でも2枚でもいいから、スクリーントーンを買うんだ!とコーフンして行きました。

文房具店の戸をガラガラと開けると、オバちゃんが出てきました。

「あら、いらっしゃい」

「オバちゃん、スクリーントーン、ある?」

僕はきっと期待に胸を躍らせ、コーフンしていたと思います。

しかしオバちゃんの答えはこうでした。

「なあに?それ?」

オバちゃんのお店で、僕は色んなペンを買った。ケント紙も買った。製図用のインクも買った。カラス口もこのお店にあった。羽ボウキも雲形定規もあった。「漫画家入門」に書かれていたものを、ここでたくさん買った。

でも、スクリーントーンだけが、ない。

オバちゃんにスクリーントーンがどんな物なのか説明しても「そういうのはうちにはないわねえ」と言うだけです。

ショックでした。このお店にないという事は、僕にとって、世界中のどこにもないのと同じです。いや、東京では売っているのでしょう。でも僕が住んでいる仙台では、きっと売っていないんだ。

僕は諦めきれませんでした。そして、どうしたかというと、しばらくしてから、またその文房具店に行き、オバちゃんにさりげなく「ねえオバちゃん、スクリーントーン、ある?」と聞いたのです。

もしかしたら、オバちゃんは「あ、そうそう、うちにもあったわよ」とスクリーントーンを出してくれるのではないかと、儚い期待をしたのでした。

しかしオバちゃんは「なあに?それ?」と僕に言ったのです。

ここで僕はスクリーントーンを泣く泣く諦めました。このお店にないのですから、もう手に入れるのは無理なのです。他の画材屋さんでは売っていたのでしょう。でも当時の僕には、このお店が全てでした。

「プレイボール」や「キャプテン」を連載していた、ちばあきお先生のように、スクリーントーンをほとんど使わない漫画家の先生もいましたので、僕はその背景の線などの真似をして描くようになり、背景などの線を描くのが得意になったのですから、その点では良かったのかもしれませんが、やはりスクリーントーンへの憧れは持ったままでした。

漫画家になりたいと思い続けた僕は、その後もマンガを描き続け、いつの間にか小学6年生になり、それでも描き続けていたある日、ビートルズを聴いて天地がひっくり返り、中学に入るとペンの替わりにギターを持つようになりました。

すっかりロック少年になり、東京の高校に入学したある日、東急ハンズだったか、どこかの画材屋さんだったか、ふと入ったお店で、たくさんのスクリーントーンを見つけました。



ああ、やっぱり売っていたんだ。あんなに憧れたスクリーントーン。この光景を、小学生だった僕が見たら、どう思っただろうか。こんなにたくさんのスクリーントーン。

僕は18歳頃から、またマンガを描くようになりました。友達だけに見せる、超内輪ウケの内容です。登場人物は全部バンド仲間や友達ですが、みんな自分たちが出てくるバカな内容のマンガを読んでゲラゲラ笑っています。その量は、ノート5~6冊分にもなりました。今の僕には、こういうマンガの描き方が、いちばん相応しいです。

その後、自分のオリジナル曲を収録したカセットテープのジャケットを自分で描くようになり、もちろんスクリーントーンも使いました。今はみんなパソコンでジャケットを作り、プリンタで印刷しますけれど、20数年前はデモテープ用に手書きでジャケットを作って白黒コピーし、配る人も多かったのです。スクリーントーンを切って貼るのは、僕にとって実に楽しい作業でした。

僕が生きているうちにタイムマシンが発明されたら、たくさんのスクリーントーンを持って、あの頃の僕にプレゼントしてあげたいですねえ。

どんなに喜ぶでしょうね、僕。

今夜から『星新一ショートショート』が毎週放送

2008-03-31 09:24:07 | 本・マンガ・美術

昨年の11月に夜中のテレビでひっそりと「星新一 ショートショート劇場」という良質な番組が放送されまして、とても面白い内容でしたので僕もこのブログに感想を書いたのですけど(こちら)、好評だったのか、今夜からレギュラー化される事になったそうです。

毎週月曜日、NHK総合テレビで22時50分~23時までの10分間です(詳細はこちら)。

毎週10分間というのも、星新一さんらしくていいですね。毎週3話ほど放送されるそうで、今夜は「ボッコちゃん」などが予定されています。

星新一さんの公式サイトもできたんですね(こちら)。

また色々と盛り上がると楽しいです。

星新一 ショートショート
3月31日(月)NHK総合

グワシ棒とビチグソ棒をもらったのらー!

2008-03-04 09:33:39 | 本・マンガ・美術
みなしゃん!僕は友達にグワシ棒とビチグソ棒をもらったのれす!バンラーイ!



グワシ棒もビチグソ棒も伸びるのらー!おっちくなるのらー!ギョエー!



嬉しいのら~!ウシャウシャ!

クデー!!と言われてもれったいあげましぇん!!

僕が小学生~中学生の頃に、楳図かずお先生の「まことちゃん」というマンガが流行ったのれすけど、僕も大影響を受けて今でも大好きなマンガどすえ!ゲーッ!!

小学校の頃には「ビチグソロック」というシングル盤が出て、みんなでよく歌ったのれす!

「まことちゃん」には「まこと虫」というキャラクターも出てきてくらはって、僕はよく真似して描いたのらー。ギャー!!

そういえば中学の時に、クラスでずんごく勉強ができる女の子がいて、ソバカスがあったのれ僕は「まこと虫」というあだ名を付けてしまったのらー。ギョエー!ハプハプ…。

普通ならグブ~と落ち込むよーな可哀相なあだ名なのらけど、僕がまこと虫の絵を描いたりしても、その女の子は本当に楽しそーに一緒に笑うような子だったのらー。かっちょいいのらー!女子はすごいのらー。余裕があるのらー。マッチョメなのらー。マッチョメマッチョメ!

他にも「近田春夫」という人を、僕はこのマンガで知りはったのらー。すごいマンガなのらー。ゲーッ!!

もちろんグワシだって練習して今でもできるんどすえ。グワシ!

だからおっちくなるグワシ棒とビチグソ棒をもらって嬉しいのらー!チビッた!

それではみなしゃん、サバラ!!