僕は寝る前に本を読む事が多いので、本日は今週寝る前に読んだ本をご紹介です。

「僕の音盤青春記/牧野良幸」
読みたかったのになかなか読めなかった本。やっと読みました。メチャクチャ面白かったです。ビートルズ・ファンでしたら読みましょう。文章も面白いですけど、ジャケットを模写したイラストが絶品です。
ポール・マッカートニーが元ビートルズのメンバーだったと知らなかった話や、ウイングスの「メアリーの子羊」のプロモフィルムを見て感激した話、同じくウイングスのアルバム「レッド・ローズ・スピードウェイ」の「リトル・ラム・ドラゴンフライ」は隠れた名曲だという話などの他、音楽に対する愛がギッシリ詰まっています。素晴らしい。
特に良かったのは、昔のオーディオの話です。僕もオープンリールのテープデッキは愛用しておりましたし、僕が所有した最初のステレオは、親戚のお下がりの4チャンネルのステレオでした。
他にもお兄さんの部屋でムーンライダース(ムーンライダーズ、ではなくムーンライダース)の「火の玉ボーイ」のLPを見つけた時の絵など、心にグッと来るものがあります。
「菊地成孔セレクション/ロックとフォークのない20世紀」
サックスプレイヤーの菊地成孔さんが、ロックとフォーク抜きで選んだ名盤200枚を紹介した本です。
僕が菊地成孔さんを知ったのは、菊地さんが僕の友達の倉地久美夫君と一緒に演奏していたからなのですけど、この本でも「ベックが出てきた時、これは倉地君だなと思った」という話をしています。
僕は倉地君をドアーズのジム・モリソンとダブらせてましたが、今の倉地君はニコラス・ケイジに似ているような気がします(かとうけんそうさんもそう言っていました)。
この本を読んでいたら、若い頃に倉地君のアパートへ遊びに行った時、手作りのみそ汁(?)をいただいたのですけど、ギンナンとかが入っていて、ものすごく美味しくて感動した事を突然思い出しました。
「ツチノコの正体/手嶋蜻蛉」
ツチノコ関係の本は数が少ないので貴重ですが、この本は「逃げろツチノコ/山本素石」と共に、ツチノコファン必見の本です。なんたって、ツチノコを長い間捜索し続け、計8回も目撃した人が書いた本ですから、面白いのも納得です。
ちなみに僕は自分のサイトの自己紹介欄に「職業:ツチノコ研究家」と書いているのですけど、それを読んで本気にした某人気テレビ番組から出演依頼が来た事があります(実話)。
「芸術ウソつかない/横尾忠則」
色々な著名人15人との対談集です。井上陽水さんとのビートルズ談義が面白いです。横尾さんが「僕が最初に感心を持ったのはリンゴ・スターですよ」と言った時に、ジョン・レノンに何度も会ってるじゃないかと井上さんにツッコミを入れられているのが面白いです(横尾さんはジョンと一緒にテレビに出たりもしておりました)。
それから細野晴臣さんとは共同名義のアルバム「コチン・ムーン」の制作の話もしています。
だいぶ前に、横尾さんの自伝が発売されたので買って読んだら、実は横尾さんもYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のメンバーとしてデビューする予定で服まで揃えていたのに、記者会見の当日に別の仕事の締め切りがあり、どうしても記者会見に行け無くなり、デビュー前に脱退してしまったという衝撃的な事実が書かれていてビックリいたしましたが、この本でも少しその話をしています。
というわけで、僕は本を寝る前に読むので、読みながらウトウトする事もしょっちゅうですけど、そういう時って気持ちいいですよね。
【オマケ:今週聴いていたCD】
今週はあんまり音楽を聴きませんでした。
「TRIO→LIVE/パット・メセニー」
「リッチVSローチ 二大ドラマーの対決/バディ・リッチ、マックス・ローチ」
「いそしぎ/ジョー・パス&レッド・ミッチェル」
「From the Vaults/四人囃子」
このぐらいでしょうか。四人囃子以外はジャズばかりですね。
あ、他に「珍品堂」っての聴いてました。朝丘雪路さんと高島忠夫さんのデュエットの「バナナの唄」っていう曲がすごく良かったです。なんと作詞は谷川俊太郎さん。
それから欽ちゃんが歌う「あーねむいなあー」という曲が、途中でモロにバート・バカラックになってスゴいです。「あーねむいなあー」というタイトルもスゴイ。
というわけで、本日はオシマイです。

「僕の音盤青春記/牧野良幸」
読みたかったのになかなか読めなかった本。やっと読みました。メチャクチャ面白かったです。ビートルズ・ファンでしたら読みましょう。文章も面白いですけど、ジャケットを模写したイラストが絶品です。
ポール・マッカートニーが元ビートルズのメンバーだったと知らなかった話や、ウイングスの「メアリーの子羊」のプロモフィルムを見て感激した話、同じくウイングスのアルバム「レッド・ローズ・スピードウェイ」の「リトル・ラム・ドラゴンフライ」は隠れた名曲だという話などの他、音楽に対する愛がギッシリ詰まっています。素晴らしい。
特に良かったのは、昔のオーディオの話です。僕もオープンリールのテープデッキは愛用しておりましたし、僕が所有した最初のステレオは、親戚のお下がりの4チャンネルのステレオでした。
他にもお兄さんの部屋でムーンライダース(ムーンライダーズ、ではなくムーンライダース)の「火の玉ボーイ」のLPを見つけた時の絵など、心にグッと来るものがあります。
「菊地成孔セレクション/ロックとフォークのない20世紀」
サックスプレイヤーの菊地成孔さんが、ロックとフォーク抜きで選んだ名盤200枚を紹介した本です。
僕が菊地成孔さんを知ったのは、菊地さんが僕の友達の倉地久美夫君と一緒に演奏していたからなのですけど、この本でも「ベックが出てきた時、これは倉地君だなと思った」という話をしています。
僕は倉地君をドアーズのジム・モリソンとダブらせてましたが、今の倉地君はニコラス・ケイジに似ているような気がします(かとうけんそうさんもそう言っていました)。
この本を読んでいたら、若い頃に倉地君のアパートへ遊びに行った時、手作りのみそ汁(?)をいただいたのですけど、ギンナンとかが入っていて、ものすごく美味しくて感動した事を突然思い出しました。
「ツチノコの正体/手嶋蜻蛉」
ツチノコ関係の本は数が少ないので貴重ですが、この本は「逃げろツチノコ/山本素石」と共に、ツチノコファン必見の本です。なんたって、ツチノコを長い間捜索し続け、計8回も目撃した人が書いた本ですから、面白いのも納得です。
ちなみに僕は自分のサイトの自己紹介欄に「職業:ツチノコ研究家」と書いているのですけど、それを読んで本気にした某人気テレビ番組から出演依頼が来た事があります(実話)。
「芸術ウソつかない/横尾忠則」
色々な著名人15人との対談集です。井上陽水さんとのビートルズ談義が面白いです。横尾さんが「僕が最初に感心を持ったのはリンゴ・スターですよ」と言った時に、ジョン・レノンに何度も会ってるじゃないかと井上さんにツッコミを入れられているのが面白いです(横尾さんはジョンと一緒にテレビに出たりもしておりました)。
それから細野晴臣さんとは共同名義のアルバム「コチン・ムーン」の制作の話もしています。
だいぶ前に、横尾さんの自伝が発売されたので買って読んだら、実は横尾さんもYMO(イエロー・マジック・オーケストラ)のメンバーとしてデビューする予定で服まで揃えていたのに、記者会見の当日に別の仕事の締め切りがあり、どうしても記者会見に行け無くなり、デビュー前に脱退してしまったという衝撃的な事実が書かれていてビックリいたしましたが、この本でも少しその話をしています。
というわけで、僕は本を寝る前に読むので、読みながらウトウトする事もしょっちゅうですけど、そういう時って気持ちいいですよね。
【オマケ:今週聴いていたCD】
今週はあんまり音楽を聴きませんでした。
「TRIO→LIVE/パット・メセニー」
「リッチVSローチ 二大ドラマーの対決/バディ・リッチ、マックス・ローチ」
「いそしぎ/ジョー・パス&レッド・ミッチェル」
「From the Vaults/四人囃子」
このぐらいでしょうか。四人囃子以外はジャズばかりですね。
あ、他に「珍品堂」っての聴いてました。朝丘雪路さんと高島忠夫さんのデュエットの「バナナの唄」っていう曲がすごく良かったです。なんと作詞は谷川俊太郎さん。
それから欽ちゃんが歌う「あーねむいなあー」という曲が、途中でモロにバート・バカラックになってスゴいです。「あーねむいなあー」というタイトルもスゴイ。
というわけで、本日はオシマイです。