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KENNYの趣味趣味ブログ

好きな事だけ書くブログです。好きな事を、好きなだけ。
人と意見が違っても、目くじら立てず、潮吹かず。

手塚治虫展を見てきました

2009-05-02 12:07:00 | 本・マンガ・美術

一昨日、両国の江戸東京博物館で開催されている「手塚治虫展」を見に行って来ました。

これまでも「手塚治虫展」という名前の展覧会には何度か行った事がありまして、これで3~4回目ぐらいでしょうか。過去に見た事がある展示物もあれば、初めて見る物もありました。

展示物は、生原稿が中心ですが、アトムが寝ていたり、ブラックジャックの名シーンが床や天井までコラージュされた場所があったり、火の鳥の部屋があったりして、レイアウトは凝っていたと思います。

子供の頃に初めて描いたマンガから、絶筆になった最後の原稿まで展示してありましたが、やはり生原稿の迫力や繊細さには圧倒され、またジーンと感動いたします。

嬉しかったのは「がちゃぼい一代記」「奇子」「マコとルミとチイ」「すきっ腹のブルース」など、少しマイナーですが僕が大好きな作品の生原稿も展示されていた事です。

印象に残ったのは、現役のアニメーターなどマンガに関わっていると思われる人たちも見に来ていた事で、数ある絵コンテなどを見ながら、これはどうやって画面をパンしたのだろうかとか、制作内容の具体的な事を仲間たちと話しながら見ているグループを何組か見かけました。

1時間ぐらいあれば見られるかな、と思って行ったのですけど、いつの間にか2時間以上が経過し、とうとう閉館案内の放送が流れました。じっくり見ていると、あっという間に時間が過ぎますので、余裕を持って行った方が良いと思いますが、2時間ちょっとでも堪能できました。

最後のコーナーに展示されている、ゆかりのある人たちの手塚先生に対するエピソードがとても面白いので、読む人が多く少々混雑しておりますが、必ず全部読んだ方が良いです(エピソードにある実物も展示されています)。

6月21日まで開催されているそうです。

次は僕の大好きな「雨降り小僧」「るんは風の中」「ゴッドファーザーの息子」「四谷怪談」「ばるぼら」などの原稿も展示していただきたいです。


関連文章です:
プレミアム10/手塚治虫 漫画 音楽 そして人生
夢追い人~“トキワ荘”の巨人たち~
手塚治虫創作の秘密
ユニクロの手塚治虫Tシャツ
手塚治虫全集/手塚治虫

ガラスの仮面/別冊 花とゆめ6月号

2009-04-25 17:29:00 | 本・マンガ・美術
先月に引き続き「ガラスの仮面」を読むために、今日発売の「別冊 花とゆめ6月号」を買って参りました。



未読の方のためにネタバレは一切いたしませんが、様々な場面における伏線がたくさんあり、今後の展開がどうなるのだろうかという内容でした。なんというか、凄い展開になりそうです。

ああ、来月号が待ち遠しいと思いましたところ、なんと次に掲載されるのは8月26日発売の10月号になるそうです。しかも最新コミックス44巻と同時発売になるというではありませんか。

コミックスは、5年ぶりとか6年ぶりとかのペースになってしまい、今年の1月に発売された43巻でさえ4年ぶりでしたのに、今年は2冊も新刊が発売されるのです。しかも43巻も内容の一部が描き変えられておりましたから、44巻も内容の一部が変更になって発売される可能性も大きいのではないかと思います。

このマンガを読み始めてもう20数年、一時期は未完のまま終わってしまうのではないかと半ば諦めの境地に達しておりましたが、また連載が始まりましたので、ぜひこのまま最終回まで突っ走っていただきたいと思う次第で御座います。

あと何年で終わるのか、もしかすると最終回まで10年以上もかかってしまったりするかもしれませんが、年にコミックスが2~3巻発売されるペースでお願いしたいものです。

だって、今までが5年とか6年に1巻だったのですからね。「この後どうなるんだろう?!」で5年とか6年ですよ。15年でたった3巻だったんですから。生まれた赤ちゃんが中学を卒業するまでの期間で、発売されたコミックスがたった3巻だったんです。こんなに待っていたのですから、年に2~3冊のペースのままで、ぜひ感動の最終回まで描き続けていただきたい。

しかしまあ、40代半ばになって、毎月500円玉を握りしめ、本屋さんにスキップしながら少女漫画雑誌を買いに行くとは思わなかったのですが、きっと日本全国には僕と同じように、ガラスの仮面を読むためにお金を握ってスキップしながら本屋さんに行く中年男性がたくさんいると思われますし、購入した別冊花とゆめを頭の上に掲げながら「ワーイ!ワーイ!」と満面の笑顔で大喜びするオジサンたちも多いでしょう。

そんな僕らを街で見かけても、どうかあたたかい目で見守って下さいませ。

がきデカの新作!/少年チャンピオン創刊40周年記念企画

2009-04-12 07:02:00 | 本・マンガ・美術

4月9日に発売された「週刊少年チャンピオン」に、創刊40周年記念企画として、なんと山上たつひこ先生の超名作ギャグマンガである「がきデカ」の新作が載っております。



僕も昨日、コンビニで買って参りました。8ページとはいえ、読み切りの新作が読めるとは感激です。他に載っているマンガは僕には馴染みがないので、この8ページのために購入いたしましたが、昔と変わらぬギャグのパワーに大笑いいたしました。

がきデカは今から3年ほど前の2006年に「中春こまわり君」として3回の短期連載がされた事があり、このブログにも書いたのですけど(下記リンク先参照)、「中春こまわり君」は大人になったこまわり君とその仲間達を描いたシリアスな内容でした。

今回は、僕が小学校~中学校の頃に読んでいた、ギャグマンガとしての「がきデカ」の復活です。もうこれが本当に、あの頃のがきデカそのままです。

僕はこのマンガに多大なる影響を受けまして、クラスメイトの男子達と、この下品極まりないギャグの数々に大笑いし、真似をしたものです。

特に後期の「がきデカ」ではシュールなギャグが多数登場し、突然ストーリーとは無関係な話や歌が始まったり(「おりんさん」「鶴井村から鶴が来る」など)、話の流れに関係のない後ろ姿で「ぶつぶつ」と何かをつぶやいているだけのクマが1コマだけ登場したりと、過激で前衛的なギャグがたくさん出てきて、僕らはもう面白くて面白くて、この圧倒的なパワーで押しまくるマンガを夢中で読みました。

「禁じられたぜっとぉ~」「♪湿原に~鶴が来る~」「♪今日も昨日もせいじはこない~ ほてるほてるよ身がほてるぅ~」「たちまちこおこおせえ~!」など、おなじみのギャグの他に、1回限りしか出て来ないギャグも多数あり、それも全部面白かったのですから、僕らは笑い転げるしかなかったのです。

あれから30数年が経ち、新作の「がきデカ」はどんなものかと思いましたが、全く当時と同じで、凄まじいパワーです。驚異的です。なんなのだこれは。

特に西城君が登場しながら言うセリフには死ぬほど笑いました。凄すぎます。

あの頃「がきデカ」が大好きだった人は必見です。リアルタイムで夢中で読んでいた人たちは、絶対にこれも読んだ方が良いです。この8ページのために雑誌代270円を出す価値は十分にあります。売り切れる前にぜひどうぞ。

僕が週刊少年誌を買ったのは、子供の頃以来かもしれません。これも「がきデカ」が載っているからこそです。

ところで、この少年チャンピオンの創刊40周年記念企画として、今後も「恐怖新聞」「エコエコアザラク」「らんぽう」「月とスッポン」「すくらっぷ・ブック」などが読み切りシリーズとして復活するそうです。ああ、うちにあったコミックスばっかりだ。この辺もお好きな方は要チェックです。

♪だってェ~~タマキ○たちつてとォォ~!

※ ↑スパムコメント対策のため、一部伏せ字にしております。
  どうぞご了承下さい。


がきデカ関連の文章です:
"鯉のぼり"と"がきデカ"
中春こまわり君/ジュン・前編 山上たつひこ
中春こまわり君/ジュン・中編 山上たつひこ
中春こまわり君/ジュン・後編 山上たつひこ

ガラスの仮面/別冊 花とゆめ4月号

2009-03-01 23:59:27 | 本・マンガ・美術
昨日「ガラスの仮面」を読むために、別冊 花とゆめ2009年4月号を買って参りました。



買いに行く前に、彼女に「実は昔、ガラスの仮面には、これこれこういう衝撃的なエピソードがあったんだけど、コミックスにも未収録だし、どうやら『なかった事』になっちゃったみたいだよ」という話をしていました。

そして、別冊 花とゆめを買ってきて「ガラスの仮面」を読み始めました。

「ふむふむ、ふ~む、なるほど、おお、このマンガらしい展開だな、うんうん、ありゃりゃ月影先生こんな事言っちゃったよ、なるほどなるほど」と、楽しみながら読んでいると、最後の方に、なんと、買う前に彼女に話していた「なかった事」になったと思っていた衝撃的な幻のエピソードが載っているではありませんか!!

あまりのショックに、読みながら「うわああああ!!」と絶叫すると、彼女が「え?どうしたの?どうしたの?」と聞いて来ます。しかし、あまりの衝撃に、答える事ができません。

今回の「ガラスの仮面」は、今後の話に大きく影響する、衝撃的な回です。このマンガのファンは、今すぐに500円を持って本屋さんへ急ぎ、この号を買って読んで下さい。絶対に読んでおくべきです。それだけ重要な回です。

しかし、これで紅天女の試演が遅れるのは決定的ですね…。どうか連載が中断せず、このままエンディングまで定期的に読める事を心から、本当に心から願っております。

次回の発売は3月26日(木)だそうです。今から待ち遠しいです。

前に買った事を忘れてもう1度買ってしまったらしい

2009-02-08 07:27:40 | 本・マンガ・美術
去年、引っ越しする時に、大量の本やマンガを捨てたのですけど、「天才バカボン」など赤塚不二夫先生のマンガは大事に持って参りました。

引っ越しが終わり、本の整理をしていたら「天才バカボン」の11巻が2冊出てきました。



前に買ったのを忘れ、うっかり同じ本をもう1冊買ってしまったようです。

僕は物をうっかりダブって買ってしまった経験はあまりなく、もう持っていたCDなのに、持っているのを忘れて買ってしまった事が2~3回あったかな、という程度です。

内容が全く同じ本やCDなのに、表紙やタイトルやジャケットを新調して再発された物を、知らずに買ってしまった事は何度かあります。

後で「あ!もうこれ持ってる!」と気が付いて悔しがるわけですが、そういう時には何も信用できなくなり「大人なんかキライだ!」と泣きながら布団をかぶり、社会を恨んで寝るしかありません。

僕は4人兄弟で、僕以外もマンガが好きなのですけど、ある時「パタリロ」の新刊が出た時に、うちに全く同じパタリロの新刊本がズラリと4冊も並んだ事がありました。

それぞれ1冊ずつ買ったのかというと、そうではなく、僕はこのマンガは読んでいなかったので買った事はないのです。

明らかに誰かが間違って2度も買ってしまったわけです。

誰がダブッて買ったのかと皆で考えたそうですが判明せず、未だに謎のままです。