健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
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インフルエンザの流行

2007-12-31 01:50:38 | インポート

寒くなりインフルエンザが流行する季節になりました。

日本ではインフルエンザは12~3月に流行します。これは温度が低く乾燥した冬に空気中に浮遊するウイルスが長生きできるからです。また乾燥した冷たい空気で私たちの喉や鼻の粘膜が弱っています。

インフルエンザに感染し重症化や合併症を引き起こす可能性の高いグループは・・

・65歳以上の高齢者

・妊娠28週以降の妊婦

・慢性肺疾患、心疾患、腎疾患、免疫不全状態等の障害を持っている方

インフルエンザにかかると合併症を引き起こす恐れがあります。合併症の種類は様々で中には死に至る重大な合併症もあります。最近、日本では小児のインフルエンザ脳症が深刻な問題になっています。幼児を中心として毎年、約100~500人の発症、の10~30%が死亡に至ると言われています。その他心筋炎、腎不全、肝障害等の問題もあります。

日本におけるインフルエンザの流行、拡大は小学校で始まると考えられています。それが家庭で成人や高齢者に感染していきます。高齢者は罹患は低いのですが逆に死亡率は高くなります。

インフルエンザの中、A型のウイルスは人だけでなく鳥やブタ、馬、鯨等の他の動物からも感染します。これはインフルエンザの遺伝子情報の突然変異によって生まれた「新型インフルエンザ」が原因です。鳥インフルエンザによって近年、東南アジアを中心に人が感染する例が報告されています。1997年に香港で18名が鶏より感染し内6名が死亡しています。

予防法は帰宅後うがいや手洗いをする。マスクをつける。人混みを避ける等です。

現在のワクチンは新型インフルエンザには効きません。新型インフルエンザに効くワクチンを早期に実用化すべきです。



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