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北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

マルグッタ街51番地 (Via Margutta51) その2

2015-08-15 19:49:52 | 日記
マルグッタ街51番地の、グレゴリー・ぺックの住んでいたアパートが出ているシーン。
















東京の街は、世界の首都の中でも、起伏や高低差は、とりわけ多いと思いますが、ローマ

の街も多い方なのではないでしょうか、、、? ですが、このマルグッタ街51番地のよう

な、通りから中庭、階段くぐって空中庭園?、住戸に入って屋上に出て、振り返って見渡

せば古い街並みみたいな事には、なかなかなりません、、、。(街並み自体が、古くもな

ければ歴史もあまりない、、、。)



大きな地震が周期的に起こる国ですし、仕方ないのかもしれませんが、防災や消火活動な

どとの関係もあり、建築基準法、都市計画法、自治体の安全条例、消防法、などなどで、

敷地の接道義務、敷地内通路、火災時の非常用進入口、などなどが細かく決められていて








こんな街には、なりそうもないんです、、、。(もともとの敷地の所有権が、あまりにも

細かく分かれすぎていて、一体の建物としての扱いには、なかなかなりそうもない、と言

うのが実情でしょうか、、、。1つの敷地に1つの建築物の原則がありますから、個別

に規制されると、どうしようもありません、、、。)







背景の、ローマの街が入っている写真が見つかりませんでした、、、。すいませんけど、

想像してください、、、。




追記  マルグッタ街51番地は、実在の地名地番だったので、観光客が入って来てしまっ

    て困ったらしく、マルグッタ通りからの入り口には、門扉がつけられて、住民の

    人たち以外は、中に入れなくなってしまっているようです、、、。 
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マルグッタ街51番地 (Via Margutta51) その1

2015-08-15 16:33:31 | 日記
御存じ、オードリー・ヘップバーンさん主演の映画「ローマの休日」。





お相手役の、グレゴリー・ぺックの住んでいた、下宿のアパートの住所が、マルグッタ街

51番地。(オードリー・ヘップバーンの後姿を、上のテラスから見下ろしている、グレゴ

リー・ぺックの右の部屋、眺めが良さそう、、。)





熱心な方が、航空写真に落とし込んでくれています、、、。




パンテオンの北の方になるんでしょうか? なるほどスペイン広場も近そうです、、、。


そんなに広くないアパートなのですが、、、天窓ついてお洒落です、、、。



ちゃんと、お風呂もついています。


一晩泊まったオードリー・ヘップバーンは、階段抜けて、、





マルグッタ街に出て行きます、、









別の、やはり熱心な方は、通路や中庭や階段を、落とし込んでくれています、、、。





Google Map






この階段の下、右に折れ曲がった先に、広い平らな中庭があったんですね、、、。(映画

を観ただけでは、そこまでは判りませんでした、、、。)





この写真の上にバルコニーがあって、ジョバンニという管理人のおじさん?が、オードリ

ー・ヘップバーンに、1000リラ札か何かを渡す、グレゴリー・ぺックを見て


「お安くねぇーなぁ」


みたいな感じで、いい味出していたんですけどねぇー、、、。




マルグッタ街51番地 (Via Margutta51) その2 につづきます、、、。








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『アメリカン・グラフィティ』(American Graffiti)

2015-08-14 13:17:46 | 日記
夏休みも終わりの頃になると懐かしい映画です。このブログの『真塩くん』の真塩吉一君

に、「面白そうだから、一緒に見に行こう」と誘われて、都内のどこかの映画館で観たので

すが、どこの映画館かは思い出せないんです、、、。(もう40年以上も前、、、。)








登場人物の中で、この写真の一番右下の役者さんが、テリー・フィールズ役のチャールズ

・マーティン・スミスさんなのですが、真塩くんは、そっくりだったんです、、、。






真塩くんもメガネをかけていました、、、。






背格好も、だいたい、こんな感じでした、、、。






チャールズ・マーティン・スミスさんは、60歳をこえて、今はこんな感じみたいです。

(真塩くんも、元気だったら、いい味出していたんだろうな、、、。)






右下2番目の女の子は、当時まだ12歳だった、キャロル・モリソン役のマッケンジー・

フィリップス。ポール・ル・マット演じるジョンの黄色い1932年型フォード・デュース・

クーペに乗り込んで来てしまいます、、、。









40年と少し経って、今は、こんな感じのようです、、、。






映画の最後に、パラダイス・ロードでレースをする、黄色の1932年型フォード・デュー

ス・クーペと、黒の1955型シボレー・150(改)です、、、。







この項、建築には全く関係ありません、、、。
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『私の秘密』

2015-08-12 13:27:46 | 日記
「私の秘密」といっても、ここで「僕の秘密」を暴露するわけでも何でもない、、、。むかし

子供の頃にNHKでやっていた、古い番組、、、。






「事実は小説より奇なりと申します、、、」で始まって、藤浦洸さんや塩月弥栄子らの回答

者が、「黒いガウン」だか何かを着た人の、職業や「秘密」を当てるのです。(山本嘉次郎さ

んも回答者でなかったかな、、、?たしか一番最初の質問は『それは「生物」ですか「鉱物」

ですか?』みたいな質問だったような、、、。)


でも、これにはアメリカの元ネタの番組があったらしく、それは「I've Got a Secret」と

いう番組だったらしいのですが、、、





どちらも有名人の回答者が、どちらかと言うと無名の一般人の「秘密」を当てるパターンな

のですが、、、(だから黒いガウンを着せたりする、、、。)


アメリカには逆パターンの、無名の一般素人が有名人を、質問とご本人の「声」だけで当て

る番組もありまして、、、それは「What's My Line?」という番組なのです、、、。





当てなきゃいけない相手が有名人ですから、一般素人の回答者は「アイマスク」を着用して

います。当てられる方の有名人は、当てられまいとするので「声色(こわいろ)」を使ったり

するのですが、中には、まったく「声色」を使わないゲストもおりまして、、、









「What's My Line?」には、カストロ議長とかサルバトーレ・ダリとか、若き日の秋吉敏子

さんとか、多士済々のゲストが登場していたのです、、、。


それにしても、一般素人の回答者の MISS KILGALLEN さんって、本当にアメリカの普通

の、どこかの主婦の方だったんですかねぇー、、、? 結果的に全米の超有名人になって

しまったようですけど、、、、。





追記  すいません。 KILGALLEN さんは、当時は独身の方のようです、、、。(MISS 

    なので、、、) 「What's My Line?」の「 Line」には、「職業、専門、方面、趣味、

    得意」の意味があるようで、中学3年間、高校3年間、浪人1年、大学教養2年

    合計9年間も、なに英語の勉強していたんでしょうね、、、?Youtube

    を見ても、皆さん笑っているところが、こっちはチンプンカンプン、、、、。





追記の追記  ところで、私の「 Line」は、一体、何なんでしょうかねぇ、、、、?









   
 
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ニ笑亭

2015-08-09 19:20:23 | 日記
「建築家じゃない人の建築」と言ってしまえば、これもその範疇に入る建物なんでしょうけ

れども、深川の永代通りに、1938年までは建っていたらしい「ニ笑亭」。(戦災で焼けたの

だとばかり思っていました、、、。)





たぶん木場に近い、長谷川萬冶商店のあたりか?隣の建物と並んでいる写真はこちら、、





1階の平面は、こんな感じ、、、





入口を入ったところの、1階の「ホール」?





当時の和式建築?としては、かなりダイナミックなスケールだと思います。立っているの

は、設計した?赤木城吉さん(仮名)御本人ではないようです、、、。



一応、これは「狂人の家」と言う事になっているとは思うのですが、普通?の人でも、敷地

の境界とか、建物の端部に「こだわる」人は、いっぱい居るような気がします、、、。

(敷地境界ピッタリに、1ミリも違わずにコンクリート・カッターを当てて工事をしろと言

われて、そのうち建築会社に直接指示されてしまって、勝手にやられてしまった事があり

ます、、、。あとで隣の家の塀にひびが入ってしまって、設計士の私が仲裁に入りまし

た、、、。お互い「逃げなきゃ」ダメですよねぇー、、、、。)


建物が出来上がると、クロスの柄の「合わせ」や、タイルの「割付け」がおかしいと指摘され

る事ばかりが、あまりにも多いので、(他にもっと大事なことがあるような気がするけど

、、、たとえば「色」とか、、、) クロスやタイルは嫌いになってしまって、あまり使い

たくなくなってしまいました、、、。


認知症とか統合失調症などで、人格が云々という事もあるのかも知れませんが(設計士は

カウンセラーでも何でもない、、、。)、最後は、もともとのその人の、それまでの性格

とか人柄が残るのではないでしょうか、、、?





赤木城吉さんのデザイン?は、なかなか雅気があって宜しいんではないでしょうか?



追記  『建築は「逃げ」と「遊び」だョ』と、おっしゃっていたのは、奥村昭雄先生です。

    名言です、、、。


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