カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

沈丁花の香り漂う

2016-02-22 | 季節の歳時記

 

   沈丁花の香り漂う

 

 手鞠のような花弁と甘い香りを放つ沈丁花。

 沈丁花という名前は、香木の沈香のような良い匂いがあり、丁子(ちょうじ、クローブ)のような花をつける木、という意味でつけられた。

 2月23日の誕生花。

 

 散歩の途中、早春の風物詩。あの花の強い香りをキャッチ♪ 

 その香りに惹かれるように歩を進めると沈丁花の花が咲いているのを見つけました・・・・・・・。

 まだ咲き始めたばかりという感じで、蕾も多かったですが、芳香を漂わせていました。

 爽やかでせつない香り&春を告げる甘い沈丁花の花の香り。

 2月は、「光の春」と呼ばれますが、

 梅や沈丁花などで嗅覚が刺激される「香りの春」でもあるのです。

 春の香りといえば梅や水仙、フリージアなどの花を連想することが多いですが、

 遠くまで漂う芳香力の強さでは、おそらく沈丁花が一番でしょう。

 2月末~3月頃、外側は赤紫色、内側は白色の小花が1カ所に密集して咲きます。

 沈丁花の開花は、その姿を見るより先に匂いで知れるため、秋の金木犀(キンモクセイ)と同様に

 春の到来を告げる香りとして人々の記憶にも刻まれてきました。

 秋の憂いや哀愁を感じさせる金木犀に対して、春宵に漂う沈丁花の香りは心躍るような瑞兆を感じさせる香りです。

 

   春よ来い      松任谷由実

  淡き光立つ 俄雨(ニワカアメ)
  いとし面影(オモカゲ)の沈丁花(ジンチョウゲ)
  溢るる涙の蕾(ツボミ)から
  ひとつ ひとつ香り始める
  それは それは 空を越えて
  やがて やがて 迎えに来る
  春よ 遠き春よ 瞼(マブタ)閉じればそこに
  愛をくれし君の なつかしき声がする


  君に預けし 我が心は
  今でも返事を待っています
   どれほど月日が流れても
  ずっと ずっと待っています
  それは それは 明日を越えて
  いつか いつか きっと届く
  春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
  夢をくれし君の 眼差(マナザ)しが肩を抱く


  夢よ 浅き夢よ 私はここにいます

  君を想いながら ひとり歩いています
  流るる雨のごとく 流るる花のごとく


  春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに
  愛をくれし君の なつかしき声がする

  春よ まだ見ぬ春 迷い立ち止まるとき
  夢をくれし君の 眼差しが肩を抱く

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