カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

桂米丸・・・末広亭にて

2011-02-27 | 小さな旅

 

 桂米丸・・・・・末広亭にて

 

 いつものアングルとは少し変えて撮影してみました。

 末広亭入口のクローズアップ!

 

 入口の両サイドには その席の昼の部と夜の部の主任=トリの幟と大看板が並ぶ!

 

 

 

 入口の鴨居より上の部分

 

 昼の部のラインナップ

 

 夜の部のラインナップ

 

 トリの大看板を挟んで 真打の師匠衆

 

 

 脇には次回の席の予告板:主な出演者の名前が並ぶ

 

 いつもの角度から全体を眺めるとこんな感じ

 この中の異空間もお見せしたいのですが、場内及び高座の撮影は禁止なので

 是非、ご自分の目で見て肌で感じていただきたいものです。

 ○○文化センターなどのホールとはひと味もふた味も違いますから。

 末広亭の空調装置(敢えてエアコンとは呼ばない)一つ見ても飽きないですよ~ 笑

 

  今回は 桂米丸師匠についてほんの少しだけ紹介させていただきます。

               

  古典落語に憧れて落語の世界へ。

 しかし、師匠今輔(「お婆さん落語」で一世を風靡した古今亭今輔)に

 「お前の噺の速度と声は古典に向かない。その内抜かされる。」 「お前は自分で作れ。」

 と言われて新作落語一筋の噺家。 

 

 東西落語界の最高齢の85歳。落語芸術協会最高顧問を務める。

 いつでも安心して聴ける噺家。ご高齢でありながら、若いときと同じ透明感のある澄んだ

 優しい声の語り口。時代の最先端を噺のネタに使う感性と身の周りの些細な出来事に

 対する観察力の確かさ。以前はNHKの落語特集などのテレビ番組での一席も人気を博し

 紫綬褒章などの勲章も受ける実力者の持ち主で、独演会やホール落語で勝負しても

 現代の売れっ子に決して引けはとらないが、寄席中心の活動に拘る頑固さもある。

 今後、このようなタイプの落語家はまず出ないであろう。その意味で、絶滅危惧種に値する。

 各人の好みによるが、私もいろいろなタイプの贔屓の落語家がいる。

 爆笑という点では今は亡き枝雀や柳昇が好きだったが、米丸さんはそのほんわかさが好き♪

 寄席で「金比羅舟舟」の出囃子が鳴ると 心ウキウキなカモシカなのである。

 高座からニコっと挨拶をされるだけで、米丸ワールドへ引き込まれていくのである。

 いつまでもお元気で高座に上がり、優しい笑顔と共に私たちを楽しませて欲しいものである。

 日本の話芸 「落語」! 世界に類を見ない貴重な笑いの芸術である。

 

 

  東京遠征の末広亭である。帰宅の都合上、大抵夜の部前半までで切り上げとなる。

  夜、明かりが灯ると昼とは違った情緒が味わい深い末広亭前の通り。。。。。

  心地よい異空間へまた足を運ぶこととなるだろう。

 


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4 コメント

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Unknown (つばさ)
2011-02-28 10:50:49
確かに、米丸さんのほんわかした雰囲気はなんともいえないですね。表情は豊かで、つい笑ってしまいます。気持ちよく落語が聴けます。いつまでも元気に高座にあがってほしいですよね。
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つばささん ( カモシカ)
2011-02-28 21:09:17
>米丸さんのほんわかした雰囲気はなんともいえないですね
そうなんです、言葉では伝えにくいのですがあの雰囲気ですね♪

>表情は豊かで
これが見られる限りは、ボケはありませんね。

米丸さんの落語は、笑いがきれいとでも言いましょうか、気持ちよく聴ける落語ですよね。
返信する
また・・・ (矢車草)
2011-03-01 21:37:07
新宿にいらしてたんですね♪
ホントにフットワークが軽くて尊敬しちゃいます!

笑うっていいことだものね。
いつか行ってみないとですね(*^_^*)
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矢車草さん ( カモシカ)
2011-03-01 22:08:54
*やっぱりジブリ近くのふくろうだったね!

末広亭が一番多く通うかな。東京は高速バスの予約さえ取れれば、ラクチンして行けるので。

>笑うっていいことだものね
>行ってみないとですね(*^_^*)
心のビタミン剤です♪ 行ってみそ~
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